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2020年11月27日 (金)

半沢直樹よりも痛快だった「ノーサイド・ゲーム」の倍返し・・・池井戸潤作品!

評判だった夏クールのTVドラマを何本か観た。

「半沢直樹」(2020年7月19日~TBS)は前評判通り視聴率は絶好調だった。

全十話の平均視聴率が20%を越え、最終話は32.7%に達した。でも2013年に達成した驚天動地の42.2%には追い付かなかった。

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確かに堺雅人さんの活躍は胸がすくところを見せ、歌舞伎役者三人(尾上松也、市川猿之助、香川照之)の大見得は見ものだった。

「私の家政夫ナギサさん」(7月7日~TBS)は多部未華子さん演じる薬品会社の社員が活躍するのだが、仕事ができても片付けや家事が苦手というアンバランスがおもしろかった。家政夫役の大森南朋さんのいつもと違った雰囲気も良かった。

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もう一本期待していたのは「SUITS/ スーツ2」だったがコロナの影響もあって4月13日にスタートしたものの2話放映した後には7月の再開まで休止期があった。

でも、ちょっとがっかり。アメリカドラマの日本版ということもあってか、オフィスの様子も演者達(織田裕二、鈴木保奈美、吉田鋼太郎、小手伸也)のジェスチャーやトークが日本人ばなれしているというか、パターン化しており、ちょっと違和感が残った。また、ストーリーの展開にちょっとわかりにくさがあった。まあ、回が進むにつれ誰でもわかるような話の進みかたになっていったけれど。

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そんな中で、今年の夏クール前の作品も観た。意外にも好印象だったドラマがいくつもあった。

先ず、一つが「ノーサイドゲーム」(2019年7月~TBS)だ。

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自動車会社傘下のラクビーチームの話だ。最弱であったチームが艱難辛苦の末に最強のチームを破り、リーグ優勝まで勝ち取るのだ。まさに倍返し以上のジ・エンドだった。当初、池井戸潤作品であるとは知らなかった。一話視聴してあらためて番組説明を見て分かった。

なるほど面白かった。そして最終回のどんでん返しを見て池井戸潤作品だと納得した。

主演は大泉洋さん。彼は本社経営戦略室の次長だったが役員と対立したことで製造工場の総務部長として異動、いわゆる左遷された。総務部長はラグビーチームのゼネラルマネージャーも務めなければならなかった。まずはラグビー部との出会いだ。

あれこれの立て直し策を実行していくが、先ずは大学ラクビー部で活躍した大学の同輩(大谷亮平)をチーム監督として招聘することだった。

それからラグビー部の赤字を埋めるためのプランを練り上げ実行していった。一つは市民の中にラグビーの楽しさを伝えていきチームのファンを作ることだった。又、チームのみならずリーグの改革も進めた。これらのことと監督の采配もあってめきめきと強くなっていった。そして倍返しの大団円を迎えることになった。

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端折ればこんな内容だったけれど、「半沢直樹」も「ノーサイドゲーム」も、問題打開に当たって本社役員会に乗り込んだり、大胆に物を申す。これ自体は小気味よく溜飲も下げるのだが、一介の社員がそんなことできるのかなーなどと思ってしまうところもあったけれど、まあいいか。

あとキャスティングが面白かった。往年のスター歌手が社長やらリーグの責任者として出演していた。橋幸夫、尾藤イサオそして西郷輝彦だ。そう言えば大泉さんの女房役で出ていた松たか子さんの恐妻ぶりも見ものだったな。

そんな面白さに加え、良かったことはラクビーのルールが少しわかったことであり、ゲームに興味を持てたことだ。

それから「ノーサイド」の意味も知ったことだ。ラグビーで試合終了のことなのだけれど、良いなと思ったのは「敵・味方がなくなる」という意味だ。試合が終わって双方が称え合う。まさにスポーツマンシップだ。

今クールの作品でもう一本、ある俳優の主演ドラマを見た。しっかりもので仕事もできるのだが少し弱さも持つという女医を演じていた。それを観た一ヶ月後ぐらいか、彼女主演の過去の作品も見ることになった。そして驚かせてくれた。全く別キャラクターになりきっていた。冷徹のようにも見えて滅法強い女刑事だった。最初の作品は「ディア・ペイジェント~絆のカルテ」(2020年7月21日~NHK)もう一つが「黒薔薇2 刑事課強行犯係 神木恭子」(2019年9月~テレビ朝日)そして俳優は貫地谷しおりさんだ。彼女を見直してしまった。

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そして「影武者 徳川家康」。これはほんの二三日前に見たばかり。たまには時代劇でも見ようかと録画ディスクを探したら目についた。関ヶ原の戦い時に実は家康は討たれていた。それ以後、大阪夏の陣までの家康は影武者だったという話。家康本人も影武者も西田敏行さんが演じた。徳川家の安泰を図る者たちは、側近や二代将軍になる秀忠、そして側室までもが家康本人でないことを承知しながら影武者を将軍として仰ぎ遇した。外部の者にとって家康はしっかり健在していた。側室(観月ありさ)は本物家康以上に惚れ込み子も生んだ。そして大阪夏の陣勝利後、徳川の天下が名実共に成立したことによりもはや影武者を生かしておく必要がなくなった。秀忠は影武者の暗殺を画策するが失敗し、影武者は生き延びた。そして7代将軍までは秀忠の血を次ぎながらも、八代将軍吉宗に至って影の血を引いた者が将軍となった。史実に基づきながらも、所々で家康本人であったらやらなかったことをやろうとする、しかし諸事情が絡み合って結果として達成できずに終わる。でも、影は「幸せな人生だった」と述懐して幕を閉じる。

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 西田敏行の名演もあってとても面白かった。たまには時代劇もいいな。

2020年11月20日 (金)

トランプさん!見つけたよ、ホームアローンⅡの中に。

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昨年の暮(2019年12月)、仲間の集まりの中で映画ホームアローンを観ようかということになった。

タイトルは知っていたがストーリーは知らなかった。

クリスマスを迎えるアメリカ中流家庭の行動が面白おかしく描かれていた。

期せずして楽しめた。ケビン坊ちゃん(マカリスター家の末っ子)の大活躍にやりすぎだと感じつつも拍手を送ってしまった。

この映画2019年の11月14日に地上波で放送されたものだが、たまたま録画してあった。

そしてその時、合わせてホームアローンⅡも同時放映されており、やはり録画した。

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一話、二話ともにオープニングを飾るマカリスター家のクリスマスイルミネーション。

そして、一年後のここに来て二話を見ることになった。

それはアメリカ大統領選挙戦の応酬の中で「ホームアローンⅡ」が登場したからだ。

バイデン氏の勝利がほぼ確定しているのだが、今以てトランプさんは譲らずいくつかの訴訟を準備してきている。

アメリカの大統領選挙の仕組みは複雑だけれど、確定が遅れるに従って様々な方法が採用され、この間の選挙で選ばれた選挙人の多少にかかわらず、場合によってはどんでん返しもあるようだ。

トランプさんの行動に対し悪あがきだという非難も飛び交っている。

大統領でなくなったら女房に逃げられるのだとか、税金も含めた負債の返済が困難になり、逮捕されるとか、場合によっては亡命するのではなどと巷では騒がしい。

そんな中で出てきたのが、トランプさんとカナダ首相の不仲の報道であり、それを裏付けるように11月に入り首相は声明を出し「バイデン次期大統領、ハリス次期副大統領らとともに仕事をすることを楽しみにしている」とトランプさんへの決別を明らかにした。

その流れの中で、2019年12月にカナダ公共TV(CBC)が「ホームアローンⅡ」の放映に際しトランプ登場シーンをカットしたという事実がネット上に流れた。

別に、カナダ首相がカットを指示したわけではないのだけどね。

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ケビン坊ちゃんがホテルのロビーへの行き方を尋ねているシーン

それはさておき、この映画1992年に公開されているから、はや28年も前の作品だ。

尋ねられている方もまだ46歳だ。

それでは、なぜトランプさんが登場しているかというと、この時点で彼はこのホテルのオーナーだった。(1988年購入、1995年売却)

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映画に登場したプラザホテル。現在は合衆国国定歴史建造物であり、コンドミニアムが主体となっている。

トランプさんが登場するいきさつもネットにアップされていた。(cosmopolitan 2020.11.13)

この映画のクリス・コロンバス監督はホテルを撮影の場として利用するにあたってトランプさんと交渉した。

オーケーを取ったのだがトランプさんは撮影料と合わせて「プラザを利用できる唯一の方法は、私が映画に出演している場合だ」と言い放ったとのこと。やむを得ず「カメオ出演」してもらうこととしたそうだ。

そんないきさつを知ってしまったから見てみようと言う気になり、どこかにしまってあったディスクを一生懸命探し見つけたのだ。

やっぱり楽しく鑑賞できた。

※カメオ出演:作品にゆかりのある人物が端役で出演すること。

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大統領閣下はこのクリスマスをどう過ごされるのだろうか。

アメリカ第45代大統領をもじって、ウイルス45などという雑言も散見したが聞き流して欲しいな。

他国の大統領選がこんなに気になったことは初めてだな。

残された任期中を穏やかに過ごしてもらいたいものだ。

日々の報道で、トランプさんの言動が耳に飛び込んでくる。

お勤めがあと少しだった国防長官を解任するやら軍事も含めた大統領令を頻発させているようだけど、バイデンさんへの意地悪だけにとどまらないからなあ。

火の粉は世界中に飛び火するからなんとか穏やかに任期を全うしてもらいたいものだ。

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ニューヨークに陽が沈む!(ホームアローンⅡより)

コロナも大変な事態になっている。

11月20日夕刻の報道で東京が二日続いて500人超、北海道で304人の感染者とのこと。

気を引き締めていこう。

 

 

 

 

2020年11月13日 (金)

天気予報では快晴だ。いくぞー河口湖。

天気予報士が今日は山梨県南部も我が家の周辺も午前中の早い段階で快晴となると言っていた。

にもかかわらず、午前9時も過ぎたというのに家の上空はまだ厚い雲が覆い富士山も見えないではないか。

それでも予報士の言を信じ出発することにした。

土曜日でもあり、GO TO の影響も予想され混雑が心配であったがエンジンを始動させた。

昼過ぎに富士急行河口湖駅近くに着いた。意外にスムーズであった。

河口湖は何度も訪れているが、このあたりは初めてだ。思った以上に賑やかな商店街が広がっていた。

でも三密を避けて、レストランを横目に見ながらコンビニで食料調達をして午餐とした。

まずは河口湖東岸からリサーチした。

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午後に入ったというのに富士山にはまだ雲が被さっていた。

でも雲は左に流れている。待てば海路の日和ありだ。

無料の駐車場があった。近辺を散策しながら待ってみることとした。

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 この時まさに地図上の現在地にいた。

大きなホテルが軒を連ね、周辺も整備されていてリゾート地を実感した。

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車で流すだけでなく歩いてみると面白いものが目に飛び込んでくる。

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釣り人は分かるがこの筏を操っているような人は何なんだ。

まさか物売りじゃないよな。

もしや餌売り?

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今度は嘴の鋭そうな大きな鳥が振り返って私を見た。よく見ると水かきがあるのかな。

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向こうに河口湖大橋が見える。そろそろ移動するか。

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待機の甲斐あった。山頂が見えてきた。もう少しだ。

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次は「河口湖音楽と森の美術館」近辺へ行ってみよう。

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なかなか素敵なところだ。紅葉も見られる。

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今度は河口湖大橋の向こうに富士山が見える。

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音楽と森の美術館

湖畔を歩いた。

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小舟に乗った釣り人がいる。

でも、この人は? 脚立に座ってるのかな?

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晩秋だ!

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雲の多さは変わらないが、御山は美しい全貌を見せてくれた。

さて、次は向こう岸にある「道の駅 かつやま」を目指す。

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河口湖の西端を通過。周辺の丘との関係が変化してきた。

「道の駅 かつやま」に着いた。

訪れる方もそこそこの数で、皆ゆったりと秋の湖畔を楽しんでいた。

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ここからは湖越しの富士山は見えない。

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静寂だ。そろそろ帰路に就くか。

中央高速道路河口湖インターを目指した。

街の頭上に富士山が聳えた。河口湖も良かった。

残るは本栖湖、西湖、精進湖だ。

次回の五湖訪問は少し間を開けるかな。街にも雪がぱらつく頃もいいな。

となると年明けかな?

冬装備で挑戦だ。

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河口湖データ:面積5.7K㎡  周囲18km 湖面標高831m(富士五湖の中では一番低い) 水深14.6m

所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町

 

2020年11月 5日 (木)

ラブライブサンシャインの電車に乗って温泉だ!やっぱり気持ちはいいー!

♨ 温泉施設から案内が届いた。利用ポイントの有効期限が今月で切れるというのだ。

でもなー、このコロナ禍。ポイントは失っても、命は失いたくないしなー!

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まあ、一年間訪れていなかったということだ。

久しぶりだから行ってみたい。そこで、安全について何か手立はないかと沈思黙考した。

答えがでた。

施設は静岡県内に何箇所かある。その中でこれまで、とは言っても滅多に行かぬのだが、主として御殿場市の施設を利用していた。

コロナ感染を避けるならば、なるべく幹線道路・高速道路から離れることも一つだ。

そんな浅はかな考えではあったが、伊豆・修善寺温泉が良いと判断した。

久しぶりに電車を利用した。三島市と伊豆市を結ぶ伊豆箱根鉄道駿豆線。

そのラブライブサンシャイン電車だ。

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キャラクターの女の子たちの出身地がこの辺りだということで採用され電車は賑やかに飾られていた。

電車に乗るのは一年ぶりだ。

なぜかスピードを感じ、怖いぐらいだった。

単線で、家屋の脇をすり抜けるように走っていたからだろうか。

微妙に横揺れを感じたからだろうか。

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私など、自ら運転する車では、新東名高速道路を走行時には120kmも出しているというのに己がコントロールできないというだけで怖さを感じてしまう。

その点、奥様はジェットコースター大好きの怖いもの知らず。

私は出来るならば避けたい。

コースター、くわばらくわばら。

 

ところで、車内はコロナに関しては安全だった。

四人席に一人座り、なおかつ、向かい合わせ席が一組置きに空席だった。

伊豆の国市大仁駅に着いた。そこから送迎バスに乗った。

狩野川を超えると伊豆市修善寺の伊豆温泉村だ。

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受付カウンターで の検温をクリアーし入館した。

やはり温泉の湯はいい。

大きな浴槽に手足を伸ばしゆったりと浸かる。

しかも十ほどある大浴槽にそれぞれ一人ずつしかいないという贅沢だ。

かつ、安全だ。

三時間ほどの間に途中休憩をしながら二度浸った。

その後、狩野川べりを散策した。

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狩野川と城山だ。高架は伊豆中央道。

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英気が養われた。

ポイント有効期限も一年伸びた。

明日も動くぞー!

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三島市近辺からの富士の眺め。山裾が東に長くのびている。

さあ、次は再び湖だ!

 

2020年10月30日 (金)

再び富士へ!でも、山は風まかせだった。だけど、行けば何かある!

先週、富士山の追っかけ行動を開始したばかりだが、はたと思いついた。

せっかくだから富士五湖の全湖岸から富士を眺め、撮影してみようと。

天気予報はあまり良くなかったが、まずは河口湖を目指した。

今回は違うルートをたどった。小山町(静岡県)からの峠越えだ。

ディスタンスはオーケーだ。

人は道路工事のおじさんやらお兄さんだけで他に見当たらない。

車もたまにすれ違うだけだ。

富士山が見えてきた。後続車もいないので少し停車し、フロントガラス越しに撮影した。

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一週間で雪が幾分か増えたようだ。

これなら、いけるかな。期待がいや増す。

ところがである、峠を越したところで仰ぎ見た富士山は異形だった。

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ほとんどが雲に覆われていた。指で掴まれているかのようだ。

車を進め峠を下ると湖畔につながる道との交差点に出た。

筋向かいに看板が見えた。「山中湖 花の都公園」とある。

一気に頭を切り替えた。雲に覆われた富士山では河口湖に行っても思い描くようにはカメラに収まらない、迷う事はない、行くべきは「花の都」と即断した。

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初訪問だ。こんな所があったのだ。

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訪れている花見客もいたが、100平方メートルに4~5人ぐらい、つまり花園の人は点在するのみで安全は確保されている。

こんな二人連れもいらっしゃった。

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花に振袖、いいじゃないか。

この公園は30万平方メートルもの広さがあるのだ。

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派手さはないけれど、季節ごとに花を愛でたり、ゆっくり散策するにはいいところだ。

奇抜ではないが自然と人工を織り交ぜた癒しの場になっている。

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北海道富良野を思い出した。

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渓流に少し手を加えた滝。

園内をゆっくり散策した。

空気は冷たくなっているのだが、少し汗ばんできた。

久しぶりにソフトクリームを食べた。

🍦 🍺 🍦 🍺 🍦 🍺

酒飲みなのだが甘いものも受け付けるのだ。

車に戻った。

雲はまだ富士山から離れきれていない。

河口湖は次の機会にしょうと思い「花の都」を後にした。

ちょっと進むと山中湖畔への道先案内が見えた。

決めた!! 山中湖に再挑戦するぞ。前回の東側とは反対の西側から臨むことにした。

 

富士山方面を見渡すと、天孫降臨の直前だ。光輝が放射状に湖面を照らしている。

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でも、雲は動く。待ってみよう。

そして角度を変え、さらに頭も変えると別のものが見えてくる。

水辺りに沿って遊歩道が続いていた。

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湖上には白鳥型遊覧船が浮かぶ。

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岸辺では本物が優雅に横切る。

人に慣れているのか恐れを知らないようだ。

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富士に雪が見えるというのにマリーンスポーツだ。

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楽しそう ❗

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先週には見えなかったものが見え、改めて山中湖を見直した。

雲も少しながれた。

これはこれでなかなか趣がある。

今日も良かった。

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 山中湖データ:富士五湖最大の湖。面積6.57k㎡ 周囲14km 

湖面標高980.5m 水深13.3m。

所在地:山梨県山中湖村

 

 

2020年10月23日 (金)

富士山に雪が見えたぞー! そばで見たいー!

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十里木高原にて(静岡県裾野市)

 

日曜日、天気予報では関東も、東海も曇りだった。

空を見上げると一面を雲が覆っている。

でも前方に見えたのだ!

頭に雪をかぶった富士山が見えるではないか。

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十里木から見た富士山の頂き

 

秋の空なのだ。

「天高く馬肥ゆる秋」なのだ。本来は澄み渡って高く晴れてということのようだが、雲も高いところにあるのだ。

低いところにも雲がたなびいていたが、天空を覆う厚い雲は3776メートル以上にあったのだ。

そのため富士山のてっぺんが見えた。

見つけたからには、もっと間近に見たくなった。出掛けることにした。

東名高速道路裾野インター近くから十里木を目指した。

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途中の道路は森を切り開いて出来たような感じ。

真っ直ぐばかりでなく九十九折のようなところもあった。

森や林を抜ける間は富士山は一切見えない。

そして時々ぱっと開ける。

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十里木高原ではトップの写真のような富士が見えた。

もっと良いビューポイントがないかと進んでいったところ十里木別荘地に入り込んでしまった。

大木が林立し何も見えない。

さらに樹海を進むと、大海原を越えたわけでないのにイースター島に着いてしまった。

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なかなか立派な面構え。

迷路のような別荘地で右往左往しても富士山を見るという目的は達成できない。

そこで富士五湖の東端に位置する山中湖を目指すことにした。

カーナビをセットすると40分ぐらいで着くと表示された。

ここからは、全く初めてのコース。何処を走っているか皆目見当がつかない。

でも、ところどころで富士山を仰ぎ見ることができた。

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しばらく行くと篭坂峠に通ずる道に出た。

ここからは知っている道だ。

登山道須走口のある富士浅間神社富士山東口本宮で少し休んだ。

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ここからの富士山はまた違った趣だ。

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あとしばらくで山中湖だ。

着いた!

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そして、湖を右回りに少し回ると富士山が見えてくる。

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そして陽は沈んだ!

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思い切って、来てよかった!空には三日月が!

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2020年10月16日 (金)

総合的、俯瞰的あるいは鳥瞰的に見てみると路傍の花は美しいのだ!

この前の日曜日、台風一過の昼下がりだった。夫婦で近場を歩いた。

勿論、マスクを携えて。

お互いに体脂肪、内臓脂肪が気になっていたのだが、ウオーキングというほどには力まず、ゆったりと散策することにした。

どうせなら、道端の花々を観察しながら行こうと歩き始めた。

歩いてみて改めて歩道や花壇の手入れが行き届いていることに驚いた。

心意気ある方々のまごころによるところだろうか。

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ショッピングセンターの入口に咲いていた向日葵

しっかり前を見て脇目も振らずでなくて、総合的俯瞰的にのんびりとあたりを見渡しながら歩を進めた。

道端に咲く花々は生命力旺盛だ。

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車道と歩道の間に芽を出した花。たくましい。

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コンクリートとアスファルトの間が住処だ

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こんなに狭い石の間で一輪咲く

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住宅街でも塀越しに花が

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まあ、何事も総合的かつ俯瞰的に見ると普段見えていなかったものが見えてくるもんだ。

私などは歩くことより車での移動が多い。

車窓からの流れる風景や、バックミラーに映る去りゆく景色などと、歩くことで見えてくるものとはすごく違う。

ところで最近、「総合・俯瞰」を話に混ぜて、煙に巻くみたいなことが流行っているようだけれど、今回の私は散歩スタイルを表現するために使った。まあ、普通、散歩のことではあまり使わないと思うけどね。

でも、本当はどういうことなのかな?

先ずはオーソドックスに辞書からアプローチしてみるか。

❰広辞苑❱

[総合] ①個々別々のものを一つに合わせまとめること。

   ②原理から出発してその帰結に至ること。

   ③弁証法で、相互に矛盾する定立と反定立とを止揚すること。

      ✳(定立とは ある命題を肯定的に提出すること。)

[俯瞰] 高い所から見おろすこと。全体を上から見ること。

❰明鏡国語辞典❱

[総合] ①広辞苑と同じ

   ②哲学で、いくつかの要素を結び合わせて、一つの全体に統一すること。また、その結果。

[俯瞰] 広辞苑と同じ

とりあえずは日本語としては分かった。

最初この言葉を耳にしたのは10月5日のTV ニュースで首相がインタビュー問答の中で、この言葉を5回も繰り返し使った時だった。6人を任命しなかったことについて「総合的、俯瞰的活動をする観点から判断をした」と説明した。

最初は、自らが結論を出した方法論、ざっくばらんに自身の選択観点として言っているのかと思った。しかし、報道のしかたにもよるのだが徐々に変化し、選ばれる対象に求める資質と行動のあるべき姿になっていった。そして、さらに変化し続け「学術会議」の組織問題になってきた。

説明の変化は次のように表れた。「総合・俯瞰的」とは「広い視野に立ってバランスの取れた活動を行い、国の予算を投ずる機関として国民の理解をいただく存在だ」(10月9日毎日新聞、朝日新聞、時事通信第二回グループインタビュー)と言うように。

でも、新聞報道などで見る「粛々」とだとか「スピード感」を持って「善処します」などと同じように、具体性に欠け、どのようにも解釈できたり、あるいは無視しても構わない単なる枕詞、責任のない決まり文句のように聞こえてしまうなあー。

巷間ささやかれ始めた流行語大賞候補として確定するかなあ?

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果実もたわわに

鳥瞰といえば驚かされたことがあった。

スーパーマーケットの前に差し掛かった時だ。

小鳥たちのさえずりがただ事でないように聞こえてきたのだ。

上を見ると電線に何十羽もの小鳥がびっしりと止まっていた。

さらに近づいて吃驚した。

車が出入りするゲート脇の並木に、電線上どころでない数の鳥が、ひしめくように止まり、飛び交っていたのだ。

さえずりは、「ピーチクパーチク」どころでなく「ピチピチパチパチザワザワ」とメロディもリズムもなく楽器が一斉に奏でられているかのようだった。人やら車など物ともせず気ままな様子だった。

まさに鳥たちが天高いところから鳥瞰して自分たちの居場所を見つけたのだろう。

歩道と車道との間の花壇

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可憐だ!

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そう言えばユーチューブを見ていたら「粛々」おじさんについてあれこれのコメントが入っていた。

一番、面白かったのは権力を恐れない浜矩子さんの弁だ。

時の首相を捕まえて、再びその政策に命名した。「スカノミクス」だ。面白い。

この名を思い付くに至った怒りの大元は首相就任直後に発した「自助、共助、公助」についてだった。

ある方は「公助」の最高責任者でありながら「まずは自助」を掲げる首相に対し怒りを覚えると語っていた。そして憤りはそのままに、続く発言で「では、みんなが自助で生きられるような社会にしてください」と要求し提起されていた。ごもっとも!

浜矩子さんはもっと痛烈。現首相は「弱いものいじめが濃厚で許しがたい」と言い「スカノミクス」は怒りを込めてのネーミングだと語っていた。

「まずは、自分の力でなんとかしろ、それがダメなら身内を頼れ、それでも、どうしてもダメなら、しょうがないから政策で何とかしてやる」という考えだそうだ。

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すごい葉だね

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これは実なの?

首相等がこの考え方に至る根拠は文部科学省が理解する「共生社会」があるようだ。

「『共生社会』とは、これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会である。それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人びとの多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会である。」(文部科学省 共生社会の形成に向けて・・・冒頭部分)

一見尤もな一般論を述べているようだが捉え方によってはハンディを抱えたものであっても自発的に自助的に「積極参加・貢献」していくということがひとり歩きしそうにも見える。

浜さんも共生社会を訴えている。

でも、文部科学省と一緒にされるのはあまりにも心外!と仰って、自説をお話なされた。

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浜先生の解説。(yahooニュース FLASH 10/12配信)

” 共生・・・共に生きるとは

 ○他人の苦痛に思いを馳せて涙する 「共感性」

 ○江戸時代の長屋社会のような 「開放性」

 ○人びとが相互に受け入れ合う 「包摂性」

 ○多様な人びとがお互いに頼り合う 「依存性」

この四つの条件が満たされた社会で受容し合いながら生きていくこと。”

でした。

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コスモスも見つかった!

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歩くとまだまだ発見があるな! 路傍の花は美しいぞー!

 

突然ですが、さっき聞いたニュースだけど、福島の原発廃棄物処理水が海に流されるんだって?

共生できないじゃー!!

2020年10月 9日 (金)

思いがけず坂口安吾を読むことになった!お久しぶり!

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夕焼けに染まる富士山・・箱根を下山して伊豆ゲートウエイから

思いがけず坂口安吾との出会いがあった。

前の週に、いつものことであるが溜めどりドラマを見た。

このところ刑事ものが続いた。見終わったばかりの番組は東山紀之が主人公の「刑事7人」だ。

今回は素人である私にもよくできた筋立てだと感じることができた。

基本的には一回完結話なのだが、初回の事件が全九回分の伏線になっており個別の事件が解決するものの謎が深まっていった。

初回に警察車両から盗まれた書類と各回で発生する殺人事件ごとに現場に残された数字が絡んでいた。そして大団円を迎える。面白かった。

これまで「捜査一課長」や「未解決の女」「絶対零度」など刑事ものを見てきたが捜査目が肥えてきたかな。

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伊豆ゲートウエイから

坂口安吾に戻そう。

ドラマを見終へて明日からは何を見ようかということになった。

夫婦の議論が深まり答えが出た。久しぶりに芝居を見ようということになった。

ひとつは野田秀樹にしよう。そしてもう一つは少しお気軽に中井貴一や吉田羊の演技を見ようかということになった。

それが「贋作 桜の森の満開の下」と「風博士」だ。

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見終わるまで坂口安吾作だとは頭の片隅にもなかった。

エンドロールにいたり、気がついた。なんと二作品とも彼の作品が元になっていた。

「贋作 桜の森の満開の下」は「桜の森の満開の下」(1947年6月初出)と「夜長姫と耳男」(1952年6月初出)の二作品が原作になっていた。ともに終戦後の作品だ。

そして「風博士」は1931年12月初出の同じタイトルの作品。昭和で言えばまだ6年。坂口はこの作品で高い評価を得たようだ。

まあ、そういうことだが野田秀樹さんは演出もしながら俳優としても出ていた。

限られたスペースの中で物語のあれこれを表現する手法にはいつも感心する。

また、二つの原作から得たインスピレーションを昇華し舞台で表現する・・すごいものだ。

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桜と鬼、長い紙を使って風や野を表現し話が進んだ。

もう一つの「風博士」は台本を劇作家の北村想さんが書き、演出は寺十吾(じつなし さとる)さん。

時代は敗色濃い戦時中。大陸中国。中井貴一や吉田羊の舞台での芝居は初めて見た。面白かった。

そして、この御縁から坂口安吾を久しぶりにいくつか読んだ。

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風博士(16)、桜の森の満開の下(53)、堕落論(22)、続堕落論(22)、新しき文学(14)、安吾下田外交史(9)以上なんと6作品。

でも、そんなに大層なことではないのだ。タイトルの隣に括弧書きしてある数字はページ数なのだ。

短いのは9ページ、長くても53ページだ。これなら読める。

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これらタイトルは書店に行っても見つからない。デジタル庁が出来る前だけれどデジタル書籍で読んだのだ。タブレットで青空文庫を利用させてもらった。

とても素晴らしいコンテンツ。古典的な書籍を読もうと思ったらほぼ読めるのだ。

ありがとうございました。

「堕落論」は本当に久しぶりなのだが、改めて、書いてあることに「そうだなー」という感想を持った。

 

2020年10月 2日 (金)

手弁当で箱根の御山まで小トリップだ!

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東京発着のGO TO TRAVELが開始された。

観光地では期待半分不安半分だろうな。

経済を回すには、致し方のないことでもあるんだけれど、コロナがたいへん気になる。

テレビ報道で見られた駅や空港の人波に「大丈夫かー?」と声をかけたくなるほどだった。

私は、その事を見越してじゃないのだが、一足先の9月中にソーシャルディスタンスの理(ことわり)を遵守して、どこの売店・飲食店にも立ち寄らず弁当持参で、しかも密閉された愛車で箱根までの小ドライブを試みた。

9月28日には富士山で初冠雪が観測されたが、私が行ったのはまだ雪のない富士山だった。

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ススキが風に揺れていた。

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芦ノ湖に着いた。

穏やかな湖面に見惚れ、癒された。

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海賊船も運航していた。

乗船客もいたが、三密になるような具合ではなかった。

ただ、驚いたことに、というか、ありがたいことに外国からお見えになったと思われる方々が何組かいて、楽しそうに下船してきた。渡航が自由でない今だから、国内で働いていながら帰国できなかった人々かな。

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岸壁では何人かが釣りを楽しんでいた。

服装を見れば推察できるように風はかなり冷たかった。

私は、灼熱の下界からそのまま来たので、半袖のTシャツ一枚。

少し寒かった。

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小舟で釣り糸を垂れるのもいいね。

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思い立つ日が吉日。

危険を省みずでなく、相応の準備やら装備が整うならば蟄居生活でなくてもいいのだ。

病む前に動きはじめるか。

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 でも、気になることは間違いない。

五里霧中・暗中模索の私に伝わる川柳があった。

朝日川柳より 「大渋滞 二週間後の 棒グラフ」朝日新聞9月23日 (京都府 高橋真理さん作品)

道路に長く続く車列が途方もなく高い感染者数を示す棒グラフに見えた? 恐いね! 引き締めていこう!

 

たった今情報が入った、アメリカ大統領が陽性だって!

 

2020年9月25日 (金)

彼岸花とはよく名付けたものだ。きちっと咲いた。そして、樹木希林ラストムービーへ。

「お彼岸」とは春分の日、秋分の日をそれぞれ中日(なかび)とした前後七日間をさすようだ。

今日は彼岸最終日だ。

我が家の彼岸花もきちっと咲いた。

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先週始めぐらいから茎がスーと伸びてきた。彼岸に入り二日目頃に白花が開花した。

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そして今は紅白ともに満開だ。

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因んでと言う訳ではないけれど、お彼岸にふさわしいような映画を観た。

「命短し、恋せよ乙女」

ドイツ映画なのだが、日本人が起用されている。

大陸の東の果てのさらに海の向こうに横たわる不可思議な国・日本と見られているような映画だった。

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映画オープニングより(以下の写真も同じ)

樹木希林さんも出演している。

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GAGAのキャッチコピーによれば「樹木希林 遺作にして世界デビュー作」なのだ。

この映画製作は2018年4月にドイツで始まり、日本での撮影は7月6日から16日までの10日間だった。

そして希林さんはそれから2ヶ月後2018年9月15日に逝去された。 75歳だった。

彼女が満身創痍の状態ながらも俳優の活動をされていたことは聞いていた。

それにしても壮絶だ。

彼女の役回りはドイツで主人公とともに「行動していた」日本人女性の祖母であった。

孫である日本人女性を演じたのは入月絢さんだ。

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彼女は、結局は主人公であるドイツ人の「妄想」「幻覚」として出現するのだが疾うに亡くなっておりこの世には存在しないはずなのだ。

いや亡霊なのかもしれない? あたかも彼岸此岸を往き来しているかのようだが、いずれにしても死者との対話が進む。

映画の中では、時に、明らかに幻覚だと理解できる筋運びでありながら、突然夢うつつ時の心象風景であったり、そして亡霊が突然出現する。

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それはともかく、入月さんのことを少し調べて驚いた。

奇遇が起きていた

実は、私は彼女本人をすぐそばで見ていたのだ。

以前 ”喜多郎” の Japan Tour に行ったことを記したことがあった。

その際シンセサイザーの調べに合わせて踊る女性がいた。しかも能面をかぶって。

でも、ポスターにもチケットにもそのダンサーの名前は出ていなかった。

改めて彼女の経歴を見て驚いた。入月絢さんはプロのダンサーだった。

東京芸大を卒業し、ドイツ人と結婚もし、主として海外で活躍されているようだ。

そして、喜多郎さんとはツアーのソロダンサーとして何度も共演されてきたようだ。

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マレーシアでの舞(Kitaro-Mars : Live  in Malaysia より)

この能面と舞は私が見たライブでも全く同じものが披露された。

そして、この映画「命短し恋せよ乙女」の中でも、何度も能面が出てきた。

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このタイトルの文言「命短し・・・・」は楽曲「ゴンドラの唄」の歌詞の冒頭にある。

作曲中山晋平、作詞吉井勇。

映画の中でこの歌を口ずさむのが入月絢さんと樹木希林さんだ。

入月さんがブランコに乗りながら歌う場面があったが、調べたところ黒澤明監督作品「生きる」の中で、志村喬さんが同じようにブランコに揺られながらこの歌を歌っていたそうだ。「生きる」は我がライブラリにある。確かめてみよう!

ドイツ人のドーリス・デリエ監督はかなりの日本通のようだ。とりわけ日本映画に関しては思い入れが深いように見える。

日本映画に心酔しているのではという証は実はもうひとつある。

フィナーレは日本の茅ヶ崎が舞台となるのだが、そのメインが小津安二郎に関わるところなのだ。

小津が脚本などの執筆に利用していた旅館・茅ヶ崎館が使われた。近場には松竹大船撮影所もあった。

樹木希林はこの茅ヶ崎館女将として登場した。女将といっても既に廃業同然の旅館に住む住人としてだ。

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映画そのものについては、冒頭のタイトルや出演者紹介字幕の背景に流れる浮世絵的妖怪画に先ずは引き込まれて行ったが、主人公の酒癖により離婚となった元妻や娘との関わり、本人の兄弟や親との軋轢、その原因に兄の極右ネオナチへの入党などドイツの現状が見えたり、などなどが重なりアルコールによる病状が更に悪化し、死者との対話などの幻覚が常態の日々となっていくように見えた。ただこうやって思い出しながら綴っていると改めて感じるものもあった。

まあ、樹木さんの最後の演技を見ることができて、そして入月さんについて新たに知ったことなども良かったな。

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«おめでたが三つも揃って紙面を飾った。             9月14日夕刊一面!