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2020年10月23日 (金)

富士山に雪が見えたぞー! そばで見たいー!

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十里木高原にて(静岡県裾野市)

 

日曜日、天気予報では関東も、東海も曇りだった。

空を見上げると一面を雲が覆っている。

でも前方に見えたのだ!

頭に雪をかぶった富士山が見えるではないか。

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十里木から見た富士山の頂き

 

秋の空なのだ。

「天高く馬肥ゆる秋」なのだ。本来は澄み渡って高く晴れてということのようだが、雲も高いところにあるのだ。

低いところにも雲がたなびいていたが、天空を覆う厚い雲は3776メートル以上にあったのだ。

そのため富士山のてっぺんが見えた。

見つけたからには、もっと間近に見たくなった。出掛けることにした。

東名高速道路裾野インター近くから十里木を目指した。

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途中の道路は森を切り開いて出来たような感じ。

真っ直ぐばかりでなく九十九折のようなところもあった。

森や林を抜ける間は富士山は一切見えない。

そして時々ぱっと開ける。

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十里木高原ではトップの写真のような富士が見えた。

もっと良いビューポイントがないかと進んでいったところ十里木別荘地に入り込んでしまった。

大木が林立し何も見えない。

さらに樹海を進むと、大海原を越えたわけでないのにイースター島に着いてしまった。

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なかなか立派な面構え。

迷路のような別荘地で右往左往しても富士山を見るという目的は達成できない。

そこで富士五湖の東端に位置する山中湖を目指すことにした。

カーナビをセットすると40分ぐらいで着くと表示された。

ここからは、全く初めてのコース。何処を走っているか皆目見当がつかない。

でも、ところどころで富士山を仰ぎ見ることができた。

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しばらく行くと篭坂峠に通ずる道に出た。

ここからは知っている道だ。

登山道須走口のある富士浅間神社富士山東口本宮で少し休んだ。

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ここからの富士山はまた違った趣だ。

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あとしばらくで山中湖だ。

着いた!

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そして、湖を右回りに少し回ると富士山が見えてくる。

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そして陽は沈んだ!

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思い切って、来てよかった!空には三日月が!

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2020年10月16日 (金)

総合的、俯瞰的あるいは鳥瞰的に見てみると路傍の花は美しいのだ!

この前の日曜日、台風一過の昼下がりだった。夫婦で近場を歩いた。

勿論、マスクを携えて。

お互いに体脂肪、内臓脂肪が気になっていたのだが、ウオーキングというほどには力まず、ゆったりと散策することにした。

どうせなら、道端の花々を観察しながら行こうと歩き始めた。

歩いてみて改めて歩道や花壇の手入れが行き届いていることに驚いた。

心意気ある方々のまごころによるところだろうか。

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ショッピングセンターの入口に咲いていた向日葵

しっかり前を見て脇目も振らずでなくて、総合的俯瞰的にのんびりとあたりを見渡しながら歩を進めた。

道端に咲く花々は生命力旺盛だ。

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車道と歩道の間に芽を出した花。たくましい。

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コンクリートとアスファルトの間が住処だ

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こんなに狭い石の間で一輪咲く

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住宅街でも塀越しに花が

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まあ、何事も総合的かつ俯瞰的に見ると普段見えていなかったものが見えてくるもんだ。

私などは歩くことより車での移動が多い。

車窓からの流れる風景や、バックミラーに映る去りゆく景色などと、歩くことで見えてくるものとはすごく違う。

ところで最近、「総合・俯瞰」を話に混ぜて、煙に巻くみたいなことが流行っているようだけれど、今回の私は散歩スタイルを表現するために使った。まあ、普通、散歩のことではあまり使わないと思うけどね。

でも、本当はどういうことなのかな?

先ずはオーソドックスに辞書からアプローチしてみるか。

❰広辞苑❱

[総合] ①個々別々のものを一つに合わせまとめること。

   ②原理から出発してその帰結に至ること。

   ③弁証法で、相互に矛盾する定立と反定立とを止揚すること。

      ✳(定立とは ある命題を肯定的に提出すること。)

[俯瞰] 高い所から見おろすこと。全体を上から見ること。

❰明鏡国語辞典❱

[総合] ①広辞苑と同じ

   ②哲学で、いくつかの要素を結び合わせて、一つの全体に統一すること。また、その結果。

[俯瞰] 広辞苑と同じ

とりあえずは日本語としては分かった。

最初この言葉を耳にしたのは10月5日のTV ニュースで首相がインタビュー問答の中で、この言葉を5回も繰り返し使った時だった。6人を任命しなかったことについて「総合的、俯瞰的活動をする観点から判断をした」と説明した。

最初は、自らが結論を出した方法論、ざっくばらんに自身の選択観点として言っているのかと思った。しかし、報道のしかたにもよるのだが徐々に変化し、選ばれる対象に求める資質と行動のあるべき姿になっていった。そして、さらに変化し続け「学術会議」の組織問題になってきた。

説明の変化は次のように表れた。「総合・俯瞰的」とは「広い視野に立ってバランスの取れた活動を行い、国の予算を投ずる機関として国民の理解をいただく存在だ」(10月9日毎日新聞、朝日新聞、時事通信第二回グループインタビュー)と言うように。

でも、新聞報道などで見る「粛々」とだとか「スピード感」を持って「善処します」などと同じように、具体性に欠け、どのようにも解釈できたり、あるいは無視しても構わない単なる枕詞、責任のない決まり文句のように聞こえてしまうなあー。

巷間ささやかれ始めた流行語大賞候補として確定するかなあ?

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果実もたわわに

鳥瞰といえば驚かされたことがあった。

スーパーマーケットの前に差し掛かった時だ。

小鳥たちのさえずりがただ事でないように聞こえてきたのだ。

上を見ると電線に何十羽もの小鳥がびっしりと止まっていた。

さらに近づいて吃驚した。

車が出入りするゲート脇の並木に、電線上どころでない数の鳥が、ひしめくように止まり、飛び交っていたのだ。

さえずりは、「ピーチクパーチク」どころでなく「ピチピチパチパチザワザワ」とメロディもリズムもなく楽器が一斉に奏でられているかのようだった。人やら車など物ともせず気ままな様子だった。

まさに鳥たちが天高いところから鳥瞰して自分たちの居場所を見つけたのだろう。

歩道と車道との間の花壇

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可憐だ!

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そう言えばユーチューブを見ていたら「粛々」おじさんについてあれこれのコメントが入っていた。

一番、面白かったのは権力を恐れない浜矩子さんの弁だ。

時の首相を捕まえて、再びその政策に命名した。「スカノミクス」だ。面白い。

この名を思い付くに至った怒りの大元は首相就任直後に発した「自助、共助、公助」についてだった。

ある方は「公助」の最高責任者でありながら「まずは自助」を掲げる首相に対し怒りを覚えると語っていた。そして憤りはそのままに、続く発言で「では、みんなが自助で生きられるような社会にしてください」と要求し提起されていた。ごもっとも!

浜矩子さんはもっと痛烈。現首相は「弱いものいじめが濃厚で許しがたい」と言い「スカノミクス」は怒りを込めてのネーミングだと語っていた。

「まずは、自分の力でなんとかしろ、それがダメなら身内を頼れ、それでも、どうしてもダメなら、しょうがないから政策で何とかしてやる」という考えだそうだ。

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すごい葉だね

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これは実なの?

首相等がこの考え方に至る根拠は文部科学省が理解する「共生社会」があるようだ。

「『共生社会』とは、これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会である。それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人びとの多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会である。」(文部科学省 共生社会の形成に向けて・・・冒頭部分)

一見尤もな一般論を述べているようだが捉え方によってはハンディを抱えたものであっても自発的に自助的に「積極参加・貢献」していくということがひとり歩きしそうにも見える。

浜さんも共生社会を訴えている。

でも、文部科学省と一緒にされるのはあまりにも心外!と仰って、自説をお話なされた。

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浜先生の解説。(yahooニュース FLASH 10/12配信)

” 共生・・・共に生きるとは

 ○他人の苦痛に思いを馳せて涙する 「共感性」

 ○江戸時代の長屋社会のような 「開放性」

 ○人びとが相互に受け入れ合う 「包摂性」

 ○多様な人びとがお互いに頼り合う 「依存性」

この四つの条件が満たされた社会で受容し合いながら生きていくこと。”

でした。

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コスモスも見つかった!

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歩くとまだまだ発見があるな! 路傍の花は美しいぞー!

 

突然ですが、さっき聞いたニュースだけど、福島の原発廃棄物処理水が海に流されるんだって?

共生できないじゃー!!

2020年10月 9日 (金)

思いがけず坂口安吾を読むことになった!お久しぶり!

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夕焼けに染まる富士山・・箱根を下山して伊豆ゲートウエイから

思いがけず坂口安吾との出会いがあった。

前の週に、いつものことであるが溜めどりドラマを見た。

このところ刑事ものが続いた。見終わったばかりの番組は東山紀之が主人公の「刑事7人」だ。

今回は素人である私にもよくできた筋立てだと感じることができた。

基本的には一回完結話なのだが、初回の事件が全九回分の伏線になっており個別の事件が解決するものの謎が深まっていった。

初回に警察車両から盗まれた書類と各回で発生する殺人事件ごとに現場に残された数字が絡んでいた。そして大団円を迎える。面白かった。

これまで「捜査一課長」や「未解決の女」「絶対零度」など刑事ものを見てきたが捜査目が肥えてきたかな。

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伊豆ゲートウエイから

坂口安吾に戻そう。

ドラマを見終へて明日からは何を見ようかということになった。

夫婦の議論が深まり答えが出た。久しぶりに芝居を見ようということになった。

ひとつは野田秀樹にしよう。そしてもう一つは少しお気軽に中井貴一や吉田羊の演技を見ようかということになった。

それが「贋作 桜の森の満開の下」と「風博士」だ。

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見終わるまで坂口安吾作だとは頭の片隅にもなかった。

エンドロールにいたり、気がついた。なんと二作品とも彼の作品が元になっていた。

「贋作 桜の森の満開の下」は「桜の森の満開の下」(1947年6月初出)と「夜長姫と耳男」(1952年6月初出)の二作品が原作になっていた。ともに終戦後の作品だ。

そして「風博士」は1931年12月初出の同じタイトルの作品。昭和で言えばまだ6年。坂口はこの作品で高い評価を得たようだ。

まあ、そういうことだが野田秀樹さんは演出もしながら俳優としても出ていた。

限られたスペースの中で物語のあれこれを表現する手法にはいつも感心する。

また、二つの原作から得たインスピレーションを昇華し舞台で表現する・・すごいものだ。

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桜と鬼、長い紙を使って風や野を表現し話が進んだ。

もう一つの「風博士」は台本を劇作家の北村想さんが書き、演出は寺十吾(じつなし さとる)さん。

時代は敗色濃い戦時中。大陸中国。中井貴一や吉田羊の舞台での芝居は初めて見た。面白かった。

そして、この御縁から坂口安吾を久しぶりにいくつか読んだ。

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風博士(16)、桜の森の満開の下(53)、堕落論(22)、続堕落論(22)、新しき文学(14)、安吾下田外交史(9)以上なんと6作品。

でも、そんなに大層なことではないのだ。タイトルの隣に括弧書きしてある数字はページ数なのだ。

短いのは9ページ、長くても53ページだ。これなら読める。

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これらタイトルは書店に行っても見つからない。デジタル庁が出来る前だけれどデジタル書籍で読んだのだ。タブレットで青空文庫を利用させてもらった。

とても素晴らしいコンテンツ。古典的な書籍を読もうと思ったらほぼ読めるのだ。

ありがとうございました。

「堕落論」は本当に久しぶりなのだが、改めて、書いてあることに「そうだなー」という感想を持った。

 

2020年10月 2日 (金)

手弁当で箱根の御山まで小トリップだ!

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東京発着のGO TO TRAVELが開始された。

観光地では期待半分不安半分だろうな。

経済を回すには、致し方のないことでもあるんだけれど、コロナがたいへん気になる。

テレビ報道で見られた駅や空港の人波に「大丈夫かー?」と声をかけたくなるほどだった。

私は、その事を見越してじゃないのだが、一足先の9月中にソーシャルディスタンスの理(ことわり)を遵守して、どこの売店・飲食店にも立ち寄らず弁当持参で、しかも密閉された愛車で箱根までの小ドライブを試みた。

9月28日には富士山で初冠雪が観測されたが、私が行ったのはまだ雪のない富士山だった。

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ススキが風に揺れていた。

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芦ノ湖に着いた。

穏やかな湖面に見惚れ、癒された。

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海賊船も運航していた。

乗船客もいたが、三密になるような具合ではなかった。

ただ、驚いたことに、というか、ありがたいことに外国からお見えになったと思われる方々が何組かいて、楽しそうに下船してきた。渡航が自由でない今だから、国内で働いていながら帰国できなかった人々かな。

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岸壁では何人かが釣りを楽しんでいた。

服装を見れば推察できるように風はかなり冷たかった。

私は、灼熱の下界からそのまま来たので、半袖のTシャツ一枚。

少し寒かった。

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小舟で釣り糸を垂れるのもいいね。

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思い立つ日が吉日。

危険を省みずでなく、相応の準備やら装備が整うならば蟄居生活でなくてもいいのだ。

病む前に動きはじめるか。

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 でも、気になることは間違いない。

五里霧中・暗中模索の私に伝わる川柳があった。

朝日川柳より 「大渋滞 二週間後の 棒グラフ」朝日新聞9月23日 (京都府 高橋真理さん作品)

道路に長く続く車列が途方もなく高い感染者数を示す棒グラフに見えた? 恐いね! 引き締めていこう!

 

たった今情報が入った、アメリカ大統領が陽性だって!

 

2020年9月25日 (金)

彼岸花とはよく名付けたものだ。きちっと咲いた。そして、樹木希林ラストムービーへ。

「お彼岸」とは春分の日、秋分の日をそれぞれ中日(なかび)とした前後七日間をさすようだ。

今日は彼岸最終日だ。

我が家の彼岸花もきちっと咲いた。

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先週始めぐらいから茎がスーと伸びてきた。彼岸に入り二日目頃に白花が開花した。

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そして今は紅白ともに満開だ。

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因んでと言う訳ではないけれど、お彼岸にふさわしいような映画を観た。

「命短し、恋せよ乙女」

ドイツ映画なのだが、日本人が起用されている。

大陸の東の果てのさらに海の向こうに横たわる不可思議な国・日本と見られているような映画だった。

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映画オープニングより(以下の写真も同じ)

樹木希林さんも出演している。

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GAGAのキャッチコピーによれば「樹木希林 遺作にして世界デビュー作」なのだ。

この映画製作は2018年4月にドイツで始まり、日本での撮影は7月6日から16日までの10日間だった。

そして希林さんはそれから2ヶ月後2018年9月15日に逝去された。 75歳だった。

彼女が満身創痍の状態ながらも俳優の活動をされていたことは聞いていた。

それにしても壮絶だ。

彼女の役回りはドイツで主人公とともに「行動していた」日本人女性の祖母であった。

孫である日本人女性を演じたのは入月絢さんだ。

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彼女は、結局は主人公であるドイツ人の「妄想」「幻覚」として出現するのだが疾うに亡くなっておりこの世には存在しないはずなのだ。

いや亡霊なのかもしれない? あたかも彼岸此岸を往き来しているかのようだが、いずれにしても死者との対話が進む。

映画の中では、時に、明らかに幻覚だと理解できる筋運びでありながら、突然夢うつつ時の心象風景であったり、そして亡霊が突然出現する。

🌛

それはともかく、入月さんのことを少し調べて驚いた。

奇遇が起きていた

実は、私は彼女本人をすぐそばで見ていたのだ。

以前 ”喜多郎” の Japan Tour に行ったことを記したことがあった。

その際シンセサイザーの調べに合わせて踊る女性がいた。しかも能面をかぶって。

でも、ポスターにもチケットにもそのダンサーの名前は出ていなかった。

改めて彼女の経歴を見て驚いた。入月絢さんはプロのダンサーだった。

東京芸大を卒業し、ドイツ人と結婚もし、主として海外で活躍されているようだ。

そして、喜多郎さんとはツアーのソロダンサーとして何度も共演されてきたようだ。

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マレーシアでの舞(Kitaro-Mars : Live  in Malaysia より)

この能面と舞は私が見たライブでも全く同じものが披露された。

そして、この映画「命短し恋せよ乙女」の中でも、何度も能面が出てきた。

👻

このタイトルの文言「命短し・・・・」は楽曲「ゴンドラの唄」の歌詞の冒頭にある。

作曲中山晋平、作詞吉井勇。

映画の中でこの歌を口ずさむのが入月絢さんと樹木希林さんだ。

入月さんがブランコに乗りながら歌う場面があったが、調べたところ黒澤明監督作品「生きる」の中で、志村喬さんが同じようにブランコに揺られながらこの歌を歌っていたそうだ。「生きる」は我がライブラリにある。確かめてみよう!

ドイツ人のドーリス・デリエ監督はかなりの日本通のようだ。とりわけ日本映画に関しては思い入れが深いように見える。

日本映画に心酔しているのではという証は実はもうひとつある。

フィナーレは日本の茅ヶ崎が舞台となるのだが、そのメインが小津安二郎に関わるところなのだ。

小津が脚本などの執筆に利用していた旅館・茅ヶ崎館が使われた。近場には松竹大船撮影所もあった。

樹木希林はこの茅ヶ崎館女将として登場した。女将といっても既に廃業同然の旅館に住む住人としてだ。

🎶

映画そのものについては、冒頭のタイトルや出演者紹介字幕の背景に流れる浮世絵的妖怪画に先ずは引き込まれて行ったが、主人公の酒癖により離婚となった元妻や娘との関わり、本人の兄弟や親との軋轢、その原因に兄の極右ネオナチへの入党などドイツの現状が見えたり、などなどが重なりアルコールによる病状が更に悪化し、死者との対話などの幻覚が常態の日々となっていくように見えた。ただこうやって思い出しながら綴っていると改めて感じるものもあった。

まあ、樹木さんの最後の演技を見ることができて、そして入月さんについて新たに知ったことなども良かったな。

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2020年9月18日 (金)

おめでたが三つも揃って紙面を飾った。             9月14日夕刊一面!

14日月曜は新聞休刊日。朝刊は配達されなかった。

夕刊は配達され、なんと第一面に三つもの ”おめでた″ が掲載されていた。

滅多にあることではない。まずは祝福に晩夏・初秋の花トレニアを贈ろう!

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花々も仔細に見ると表情は百態、楽しいものだ!

三つとは?

一つは菅さんの自民党総裁選出で、満面笑みのご本人の写真が載っていた。

二つ目はテニスの全米オープンでの大坂なおみさんが二度目の優勝を果たしたことで、やはり笑顔が掲載されていた。

そして三つ目はベネチア国際映画祭で黒沢清監督が銀獅子賞に選ばれたことだ。日本人としては17年ぶりのことだ。

初報道はどなたについてもアウトラインだけだったのだが、次の日から彼らについて連日報道があり特集も組まれた。

一つ目の菅さんに限って言えば16日の菅内閣の発足につながっていくわけだ。

この一つ目では ”おめでた” を心より感じていたのは誰よりもご本人なんだろうな。

私としてはどちらかというと、最長不倒を達した前総裁がおやめになるというところで ”おめでた” だと感じ始め、新総裁が前任者のやってきた事を讃え、継承することをはっきり宣言した時点で、続くことによる因果を思い「それ」を叫びたかったぐらいだけどね。

ところが、多くの人びとが考えるところは想像もできぬほど深く幅も広い。

17日の毎日新聞・JNNの世論調査で菅内閣の支持率が64%だったと報道された。実に驚いた。18日の朝日新聞に至っては65%にも達したのだ。

まあ、そんな流れではあるけれど、新内閣が引き継いでいくだろう前総理のレガシーをここに留めておこう。

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我が家にあるレガシー:アベノマスク未開封・・・二つは直接、一つはお手伝いしている事業所で確保

二つ目の大坂なおみさんの優勝は心からおめでとうと言いたい。

決勝戦そのものもTVで見たがサーブにしてもレシーブにしても秀逸だった。

試合前も精進怠りない。

トレーナーとの基礎訓練での切れのいい動きや動体視力の確かさを目の当たりにして常人でないことを今更ながら実感した。

 それでいて地味な訓練をしっかりこなしていた。でも、地味でありながらもそのパフォーマンスに私などは魅了され、見とれるばかりだった。

そんな中で特筆できるのは、彼女が大会を通じて見せた人種差別への抗議だった。

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Tamir Rice 12歳で警官に射殺される!

大坂なおみさんは試合を通して黒人犠牲者の名が書かれたマスクを着用しコートに出た。

そして決勝までに7人の名前をアピールした。

彼女の行動と言葉に敬服する。

「レイシスト(人種差別主義者)でないというだけでは十分ではない。私たちは反レイシストにならねばならない」(朝日新聞9/14夕刊)

そして、優勝後のインタビューでゲーム展開そのものに加え、試合を通して示したアピールについても質問を受けた。

彼女の答えは明確だった。

質問者に対し「あなたが(私のアピールに対し)どんなメッセージを受け取ったのか。それの方がもっと大事です。私はみんなに話を始めてもらうことが重要だと、そんなふうに感じています」(同上、引用)

現地アメリカでもニューヨークタイムズに「社会正義を結集しながらタイトルを獲得」と称賛された。

こんな彼女の堂々とした発言や行動は、日の本の国家総動員法以来の言論封殺的状況・・・とまで言わないが、暗黙の言論自粛的処世術にさざ波でも起こしてくれるかな? コロナ禍でさえもコロナ自警団や自粛警察などが警邏を始めたからね。怖い怖い!

 

そして三つ目のおめでた!

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黒沢清監督の第77回ベネチア国際映画祭での銀獅子賞受賞だ。

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受賞対象となった映画は太平洋戦争開戦前夜にスパイの嫌疑をかけられた夫婦をめぐる物語で蒼井優と高橋一生が演じている。映画の時代背景や舞台そしてキャストを聞いただけでも見たくなった。

実は、黒沢清さんの映画は見たことがなかった。でも、この間のライフワークじゃなくて整理整頓で映画作品の監督別整理をしていたのだが、偶然にも直前にまとめたのが黒沢清さんだったのだ。

我が家に五本の映画があった。

①回路2001年 ②ドッペルゲンガー2003年 ③LOFT  ロフト2005年 ④リアル~完全なる首長竜の日~2013年 ⑤旅のおわり世界のはじまり2019年。

このうち2作品を観賞した。ドッペルゲンガーと首長竜だ。

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「ドッペル」の方は本来精神的なものであるはずなのだが誰の目にも見える分身という不思議な生命体と人工人体開発にからむコミカルホラー。

「首長竜」は意識不明で横たわる人間の脳に最新医療技術を使って入り込み意識不明の当事者と対話をすると言うSFホラーみたいなものだ。

二作品ともに面白く見ることができた。共にあり得ないことばかりが描かれるのだが、ストーリーが淀なくながれ、画面の展開もギクシャクすることがない。今回のベネチア映画祭でも審査員が評して「独特のリズムと美しい映像がオペラのよう」と言っていたが基底に同一のものを感ずる。

現在、整理途上であり観賞も進んでいないので立ち入って評することができないのでこのぐらいにするが、機会を見て監督別、作品別にあれこれ感じたことを我流に書き連ねてみるかな‼

2020年9月12日 (土)

半沢直樹はまだ見ていないけれど、星野源や綾野剛も面白かったよ!

半沢直樹2020年版がまたまた評判だね。7回まで来てあと3回でフィナレーとなる。

でも、まだ見ていない。溜めどり主義者は倍返しどころでなくて、数倍のテンポで一気に見るのだ。

先週から今週にかけて先ずは連続ドラマ1タイトル11話分、次にWOWOW ドラマ1タイトル5話分そして映画を一本観賞した。合計16週プラスアルファ分(3ヶ月超分)を毎日3話ぐらいずつのテンポで6日間(9/4~9/9)で見たわけだ。(気がついたら眠っていた時があって翌日見直したものもあった。)

今をときめくタレントや20年以上活躍してきた役者の若かりしころの演技を見ることができて面白かった。

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最初はMIU404(TBS系)。

出演していたのはドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」以来注目度が上がったミュージシャンの星野源さんと若手でも演技派の綾野剛さんだ。

星野さんなどは素人の感想でしかないがもはや歌手の余技などではなく、俳優そのものだ。

そう言えば、この春のことだったかな、星野さんがコロナ禍のなかでミュージシャンとしての本領を発揮した曲「うちで踊ろう」が無料配信された。これを受けて三浦大知さんなどがinstagramでコーラスとダンスを重ねてアップするなど多彩な人々が反応しコラボをした。ところが、一人だけ批判されてしまった方がいた。犬に戯れくつろぐ姿で「コラボ」した前総裁が一般の方々にいい印象を与えなかったようだ。ツイッターを通して「星野さんの本当の意図が分かっていないのでは」と批判され炎上したっけね!

MIU404とは「Mobile Investigative Unit」=「機動捜査隊 」の英語頭文字であり、404とは第4機動捜査隊の星野、綾野が演じる隊員のコールサインだ。但し下図にもあるように第4機捜とは本来第3までしかない機捜に臨時に作られたヘルプ部隊だそうだ。(実際の警視庁にはない架空の部隊) とは言え初動捜査のプロフェッショナルであることは間違いないようだ。

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その中で星野さんは元捜査一課にいたエリートだったが冤罪的な事件で機捜に配転させられた隊員役だった。

この役では「にげ恥」とは全く違うシリアスな演技を見せていた。感心した。

一方綾野さんは以前私が見た彼の出演ドラマでは「コウノドリ」があるが、そこで演じた産婦人科医と謎の天才ピアニストという役回りとは全く違った印象を持った。

今回の捜査員役ではヤンキーでアホっぽくて直感を心情とする運動神経のいい奴を自然体で演じていた。そして人情もある。そんな役回りをきっちり見せていた。

 

もうひとり若手でいつも感心させられるのが菅田将暉さん。今回は最終局面で薬物の売人というか製造販売の元締めとして逮捕される役で登場した。彼の演技は2015年の「民王」で親である首相と心が入れ替わってしまう息子役として見たのが初めてだった。

次の作品は「3年A組・・今からみなさんは、人質です」(2019年)の教師役かな。

この教師役以降に彼の印象はだいぶ変わり、今回もその延長線上で見た。1993年生まれの27歳だと言うからなかなか楽しみな俳優だ。

今回は表の顔と合わせ裏の悪役も演じたのだがなかなかだった。簡単には表現できないけれど二面性を難なく演じていたように見えた。本当にいそうなワルに見えた。

ところで昨日(9月10日)のビデオリサーチの調査をもとにしたTVランキングを見て「へーそうなのか」と思った。

ドラマ部門で「MIU」が14.5%の視聴率で2位になっていた。それなりに受けていたんだね!

ドラマ1位は「私の家政婦ナギサさん」19.6%だった。

もっともずっと1位で来ていた「半沢直樹」がこの週はコロナの影響で延期となり放映されていなかったことにもよるのだが。実際総合1位はドラマそのものではなかったけれど「半沢」の主要キャストが生で出演した「生放送!!半沢直樹の恩返し」が22.2%で1位だった。我が家では半沢もしっかり録画中だ・・・もうすぐお目にかかるぞ!

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次に見たのは松下奈緒さん主演のWOWOWドラマ「引き抜き屋~ヘッドハンターの流儀~」2019年11月放映。

録画後10ヶ月にして初見となった。

このドラマでは松下さんに加え内田有紀、渡部篤郎、杉本哲太などのベテラン陣と最近よく見る小手伸也さんなどが熱演していた。

WOWOWドラマはこのドラマに限らないが、会社自体の資本関係は別にしても、少なくとも番組単位でのスポンサーがいないので忖度やら権力への擦り寄りなどが感じられず民放などと一味違うのだ。そういう点でスッキリ、納得、というものが比較的多い。

今回はヘッドハンターものなのだが、引き抜かれるに際して年俸2000万円を提示されるなどドラマの舞台は私などが住む世界とは全く違うところだったのだが面白かった。

たった今のコロナ禍では雇い止めなどされたら次に来てくださいなどというところはほとんどないと聞いている。失職したらお先真っ暗というのが現実なのだがね。まあ、こんな世界もあるのだ。

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続いて見たのが「12人の優しい日本人」1991年製作 監督 中原俊 脚本三谷幸喜とサンシャインボーイズ。

この映画で感心したのは、30年前の映画であり、当たり前であるがここに登場し今も現役でいる人たちは当時よりも30年も歳を重ねた姿を見せているのだ。

今でも活躍されている人たちが、何人もいた。

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陪審員制度を捉えた映画なのだが、陪審員として選ばれた12人のキャラクターや意見はもし自分がこのような場面に遭遇したならば必ず出会うであろう人々だなという、「あるある」感を持たせてくれた。

今でもよく見る相島一之さんなどはこのところ気の弱い初老の人を演じることが多い印象だが映画ではトップで論陣を張り、若さを発揮していた。

梶原善さんなどは東京サンシャインボーイズから始まり、三谷作品にはよく出演されて54歳の今も若々しいのだが、この映画でもツッパリ中年の役を上手く演じていた。

山下容莉枝さんも今も活躍中だが、当時26歳。こんなに長く活躍されていたとは知らなかった。やはりよく居そうな20代後半のお姉さんを演じていた。

豊川悦司さんも既に58歳になるんだね。

この映画では弁護士を騙る俳優という役割でキレのある発言をしていた。

まあ、元気に活躍されているみなさんの若いころの姿と演技を見ることができて、それだけでも良かった。

さすがでした!改めてしっかり見ると脚本家の仕事というか、能力は大したものだと改めて感じた。

2020年9月 4日 (金)

夏休みの宿題じゃないけれど、昆虫採集まがいに蠢(うごめ)く虫を追いかけた!

連日30数度、時には40度近い暑さには人間がうんざりするのは当然だけど、虫たちも耐えられなかったのか、何処に避難したのだろう姿がしばらく見えなかった。

ところが、台風の影響もあって小雨が降り、朝晩少し凌ぎやすくなったかと思ったら、虫たちはモゾモゾと活動を始めた。

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何の幼虫だか知らないけれどタマスダレの茎にしがみついていた。比較的地面に近いところだ。

 

ランタナは開花時期が長くみるみる枝が伸び株が大きくなっていく。そこへ様々な生き物が寄って来る。

今、盛んに群がり蜜を吸っているのはセセリチョウ科のチャバネセセリのようだ。(名前は不確か)

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夢中になり美味しそうに蜜を吸っているのだが、油断は禁物。

私が目を離したちょっとの間に伏兵が襲ったのだ。

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襲う瞬間は見逃してしまったが、この時点で既にトドメを刺されていたようで抵抗する様子はなかった。

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捕らえた獲物はその場で食べ尽くしてしまうようだ。暫らくして見たところ蝶の形はなかった。

カマキリはすごいのだ。

獲物を狙っている者はまだいる。

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蜘蛛たちだ。どうやってそんなに手際よく巣を作るのというほど巣作り名人だ。時々昆虫が引っ掛かる。

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蜘蛛も多種だ。この種は軒下に巣作りする。住人にとっては掃除を怠けているようにも見えあんまり歓迎できない。

蝶もいろいろ。食べ殺された蝶とは別に他種も飛来した。

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ツマグロヒョウモン蝶のメス?のようだ。やはりランタナの花をひらりひらりと渡り飛んでいた。

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これはナミアゲハ?

そして下のアゲハは似ているようで少し違う、キアゲハ? 疲れたのか門扉脇のコンクリートの上で小休止していた。

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なかなか多くの昆虫たちが我が家に遊びに来てくれている。これらは、たまたまゴミ出し日の朝6時台と別の日の夕刻に撮影した。

二日間ぐらいでこんなに来てくれた。

桜の木を覗いた。いたいた。セミだ。

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そろそろシーズンの終わりに近づいているせいなのか、そばに近づいても逃げなかった。

トンボも飛んできた。蝶のようにはなかなか一箇所にとどまらず、高いところを飛んでいる。

でも、一休みした時がシャッターチャンス。

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なにか目が合ってしまったようだ。シオカラトンボだかムギワラトンボだか?別のトンボも飛んできた。

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玄関前の石の上に止まった。

あと、私としては初めて見つけた不思議な未確認飛翔生物。透明なしっかりした羽。毛に覆われた背。何なんだ?

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これもなんだ。

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そして、昆虫ではないがもう一匹雨上がりに出てきた。

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あと、トカゲもひよろひょろと横切ったが動き早くてカメラに収まらなかった。

温暖化のためか、生態系に変化が生まれているようだが、これからも我が家に遊びに来てもらいたいものだ。

2020年8月28日 (金)

コロナ禍が押してくれて、久しぶりに新聞小説を読み始めたよ!

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読み始めたのは池澤夏樹さんの小説「また会う日まで」。

8月1日から朝日新聞で連載が始まった。

池澤さんは芥川賞作家であり、かつて、この賞の選考委員も務めたことのある作家だ。

でも、恥ずかしながら私は池澤さんの小説を一篇たりとも読んだことがなかった。

ただ、そんな私ではあるが、この方のエッセイ・コラムにはずっと興味を持って読んでいた。そして、内容に頷くことも多かった。

そのコラムは「終わりと始まり」。

月に1度ずつ掲載されていた。

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このコラムというかエッセイについて「そうだそうだ」と感心しながら読んでいたものの、さらに掘り下げてとまでは考えもせず、実行もしてこなかった。

ただ、ここに来て毎朝連載小説にお目にかかることもあって、池澤さんのことをもう少し知りたいなと思うようになった。

幸いというか、我が家では配達される新聞とともにデジタル版も購読しており、パソコンでもスマホでも、さらにタブレットでも読むことができる。

しかも、デジタル版は過去に遡って記事検索ができる。

そもそもデジタル版購読を開始したのはスクラップ機能というものがあり、切り抜いた記事を新聞社のホストコンピューターに保存して、いつでも読み直しができることからだった。ちなみに池澤さんのコラムについて言えば、2015年9月1日から2020年3月4日までの分56本をスクラップしていつでも読めるようにした。

調べてわかったのだが、「終わりと始まり」は知り得る範囲で言えば2009年4月4日からスタートし、2015年にはまとめられたものが朝日文庫となって出版されている。4年分のコラム48本だ。

さらに、2018年4月にはその後の59本のコラムがまとめられ「終わりと始まり 2.0」として出版された。

解説によれば、これらコラムの柱になっているのは「フクシマ」「ミナマタ」「オキナワ」の三柱であり、それぞれ原発・放射能汚染、有機水銀汚染、戦争・米軍基地など別個の問題ではあるのだが通底するものがあり、それは「政府、官僚、産業界の民衆の軽視」だと語られていた。

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猛暑の中コリウスの葉が鮮やかな彩を見せている

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タブレットで見られる一番古いコラムは2015年9月1日付のもので、亡くなった鶴見俊輔さんを偲んでの内容だ。

鶴見さんの言葉として「無頼の輩どもが、よってたかって、国を壊そうとしている今」とか「企業栄えて民滅ぶ」などを引用しながら綴っていた。続く10月6日では安保法制、11月10日はピカソ。1930年代のスペイン内戦に触れながら「フランコの夢と嘘」について語り日本の現状にも触れている。12月1日にはテロとの戦い。こんな感じのエッセイがずっと綴られてきた。

私などは同意とか共感などと口幅ったいことを言えるわけもなく、なるほどそんな視点があるのかそんな風に表現すると説得力あるなと感心するばかりである。まさに冒頭でも触れたように「そうだそうだ」と思うばかりだ。

そんな思いの延長で連載小説を読み始めたのだ。

そして本日は、はや27回目となった。

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新聞小説の良いところは分厚い本に圧倒されることがないこともひとつある。

そして、日毎の掲載分が短いがために読み返すことも比較的気軽だ。

 

この物語の主人公は実在の人物で池澤さんの親族に当たる人だ。

そして多彩な側面を持った人で、海軍兵学校を出た軍人でありながら、敬虔なキリスト教徒であり、また東京帝国大学で天文学を学んでもいる。

キリスト教徒ということで、話の中で旧約聖書、新約聖書からの引用が出てくる。

そんな時、最初に引用されていた時の文章を読みなおすと、そこから数回進んだ話が意味鮮明になり改めてよく分かった気になる。

「読書百遍義自ずからあらわる」であり、新聞小説はそれがやりやすい。

 

ところで、突然だけど安倍さんが首相を辞めるんだって?

せっかく最長になったのに・・・・・。

 

 

2020年8月21日 (金)

詐欺メールに注意しよう!でも、本物のアマゾンセキュリティはしっかりしていた。

このところ、ディスクトップパソコンのメールに迷惑メールが頻繁に入る。

そしてその中に詐欺メールと思われるものがいくつか含まれている。

詐欺師に名を悪用されている会社の一つが「Amazon」だ。

コロナ騒ぎの中でAmazonなどの通販会社が活況だと聞いたが、それに乗ずる詐欺なんだろうな。

彼らの狙いはクレジットカードの番号やら、銀行口座のパスワードなどをあれこれの手口で盗み取ることだ。

でも、詐欺にしては児戯的だ。

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見て分かるように、アマゾンと最初に表示されていながら、後に続くアドレスが全て違うのだ。

アマゾンの最初の文字のAがaになっていたりと少し注意すれば変だと思うレベルだ。

共通しているのは「お支払い方法の情報を更新」と見出しに示し、あたかもメンテナンスのように見せかけながら情報を騙しとろうとしていることだ。

ただし、このようなおかしなメールは一切開かないこととしているのでその先は知らない。

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暑さにもコロナにも負けず毎日開花するハイビスカス!

詐欺師は国際的だ。英文メールが届いた事も何度かある。「○○によりあなたを相手に訴訟をすることになったので期日までに✖✖✖しろ」と脅かしてきた。脅かし詐欺は以前身内にハガキでも来ていた。差出人は偽官庁であり「法務省個人情報別室監理官」などと本物かと見紛うかの名称になっているわけだ。

でも、身に覚えのないものは相手にする必要はない。相手にせずにいたからといって、これまでに訴状が届いたことなど一度もないし、司直が動いたわけでもなかった。

子供じみているのは、半年ぐらい経たところで同文で再び同じようなものが届く事がある。前回は期日が2月末だったものが、今度は8月末だったりだ。多分ではあるが詐欺グループが掴んだメールアドレスを機械的に処理し、何千件のうち一つでも騙すことができれば彼らは御の字なのだろうな。

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Amazon の タブレット

ところで、今回たまたまであるが本物の「Amazon」セキュリティの確かさを試す機会があった。

 

今、コロナ危機やら米中危機の最中にあって(米中はさておいて)多くの人びとが引きこもりを余儀なくされているが、私も旅立つことができず彼の地に赴けないため、録画しっぱなしだった映画やらTVドラマを次から次へと観ている。

地上波民放のドラマはだいたい1タイトルにつき1クール10話ぐらいでBSのWOWOWであれば5話ぐらいで完結する。

晩酌を開始すると同時に見始めて3話から面白ければ4話ぐらいを見る。かといって3時間も4時間もかかるわけではない。

ま、途中で眠ってしまうこともたまにはあるが、スポンサーには悪いけれどコマーシャルは全部飛ばすかあらかじめチャプターカットしておくからだ。いずれにしても10週分を3日ぐらいで見てしまうのだ。

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視聴しようとしたのは TWO WEEKS。(2019年7月16日スタート)

話を戻せば、今回視始めたドラマ「TWO WEEKS」は10話完結なのだが、何故なのか最終回が録画されていなかった。

そこで一計を案じ、最終回だけAmazon prime videoを利用することにした。

いままでもNHKオンデマンドなどパソコンからアクセスし、TVと接続して大画面で見ていた。

今回もと思ったのだが、Amazonの当初契約はタブレットのみ視聴できるように登録してあり、残念なことにタブレットにはテレビと接続するためのジャックがない。Wi-Fi等を駆使すればTV画面でみる方法もあるようだが、その場合最新のTVでなければダメといった別条件があるみたい。

それではとノートパソコンで登録暗証番号などを入力してアクセスに挑戦したのだが機器が異なるとの反応があって、結局新たな手続きをしなくてはならなかった。(追加料金は無し)

ここからがAmazonセキュリティについて感心したことだ。

ノートパソコンで手続きをはじめるとまずは登録してあるメールアドレスとパスワードを入力しろときた。

メールはタブレット用のものでなくディスクトップの別メールアドレスを登録してあった。入力してみた。すると第一回の確認コードがディスクトップの方に送信されたとのメッセージがでた。

急いで立ち上げ確認すると、「このコードは今から10分だけ有効」とあった。短時間だ。

ディスクトップは2階に置いてあり作業は1階でやっていたので行ったり来たりだ。

10分以内で入力すると、次はスマホの電話番号を入力せよとメッセージが届いた。

入力してしばらくして今度はスマホのメールに第二の確認コードが届いた。

入力してノートパソコンでの視聴が可能となった。ドラマはテレビの大画面で無事視ることができた。

まさに本人が自宅にいて4つの機器が揃っていることが前提で、アドレスもパスワードも知らなければ操作できずオーケーにならなかった。

ここに至りAmazonセキュリティシステムに少し安心した

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ところで、見ようとしたドラマは視聴しはじめてから気がついたのだが、先日亡くなったばかりの三浦春馬さんが主人公だった。

三浦さんは迫真の演技をしていた。

ストーリーもよくできていると思った。

最近のドラマに比較的多いのだが、腐敗した権力とそれに癒着する悪人などがしっかり描かれ、それを許さないぞーというメッセージも伝わってきた。

改めて三浦春馬さんを失ったことが残念に思えた。ご冥福を祈ります。

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空から舞い降りてくるかのユリの花。今週開花。

«案山子(かかし)達が日本の田圃でも活躍し、お隣の国でも頑張っていたよ!