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2020年6月21日 (日)

アメリカ銃規制が進まないのは、独立戦争まで遡るみたいだ!

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ガクアジサイからバトンタッチをしてグラジオラスが咲いた

アメリカの警官による黒人男性殺しが「人種差別はやめろ」の声を世界の隅々から叫ばせることになった。

折も折、南部ジョージア州アトランタで再び警察官によって黒人男性が射殺される事件が起きた。そのことで警察署長が辞任している。

人種差別は言うまでもないが、何故こうも簡単に銃が使われ、人が殺されるのか日本人なら疑問に思うのは当然だろう。

この前に続いて町山智浩さんの解説から私自身が分かるようにひもといてみよう。

 

町山さんによれば2019年の1月から5月までの銃がらみの事件が全米で2万1千686件発生し、死者が5,705人もいるというのだ。

そこで一気に結論じみたお話を紹介すると、アメリカでの銃を手放せない本当の理由は「武装する権利」を憲法で保障しているからだというのだ。

何故武装をしなければいけないのか?

私たち日本人ならば、いわば「銃がはびこっているから何時己が標的とならぬとも限らず自らを守るために武装をする」という答えを導き「それじゃ悪循環だよ!」と言いがちだ。

アメリカの銃の現実は次のとおりだよと、私にとっては驚きの事実が紹介された。

アメリカの軍の持つ銃の数は400万丁。これだけでもすごいのだが、驚いたのは次の事実。

民間にある銃の数は3億1千万丁。

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道行く人も立ち止まり見てくれるアジサイ

実際悪循環などと簡単に結論づけができないのが現実。

もっとすごいというか、その「理念」は「民主主義のベース」というか「主権在民」的な「崇高」さを漂わせているのだ。

実は「軍事独裁に対抗する手段」としての武装なんだそうだ。

いわば全人民総武装の考えであり、反常備軍の思想でもあるというのだ。

日本でそんなことを言ったら収拾がつかなくなるどころか袋叩きに合いそうだ。

 

アメリカ合衆国憲法修正第2条

「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を所有し、また携帯する権利は、侵してはならない」

 

そして、その思想はアメリカ独立戦争(1775年~83年)から始まった。

まあ、確かに18世紀までの歴史を紐解くと生まれてきそうな考え方だ。

そこに流れる考え方を少し見ると「常備軍は一部の人達(その当時の身分社会においては貴族等を指す)が武力を専有する存在だ」

だから「支配者・貴族、王族の横暴には民衆が武器を持って立ち向かっていかなければならない」というわけだ。

とりわけ、アメリカは王侯貴族が支配するヨーロッパから逃れるように移民してきた人たちが多数だった。話が通じ共有できるわけだ。

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そもそもアメリカ独立戦争のきっかけのひとつはイギリス本国がアメリカ住民に増税を求めてきたことだった。

この頃のアメリカ大陸はいくつかの国により分割され植民地支配されていた。

イギリスの支配地区は大陸東岸に限定され、北東部やミシシッピー流域はフランスの統治下にあった。さらにはメキシコがテキサスを支配していた。これらの国々が支配地域拡大の為ネイティブアメリカンを巻き込んで争っていた。

そんな中でフランスとイギリスが戦ったフレンチ=インディアン戦争(1754年~63年)があった。イギリスが勝利。そこでは膨大な戦費が支出された。それをアメリカ在住の人たちに負担をさせようとしたのだ。(こればっかりじゃないのだけどね)

そこで、怒ったアメリカの民衆が武装してイギリスの常備軍に立ち向かい戦い勝利したのだ。これがアメリカ独立戦争。勿論各国複雑な思惑があって裏ではフランスがアメリカ民衆を支援したなどがあったのだけれど。

でも、フランスといえども他人事でなく対英戦争による支出の増大がブルボン王朝の財政を逼迫させ1789年のフランス革命にもつながり、パリコミューン(1871年)などパリ市民の蜂起にも続くのだ。

などと述べてきたけれど、ここでハタと思いついた。アメリカ史など何も勉強していなかったけれどこの時代の概要や空気が伺える映画があるのではと探し始めた。まさに町山智浩さん流に「当時のアメリカがわかる映画何本」とでも言おうか、我が家の録画ストックを探してみた。

①ラスト・オブ・モヒカン 1992年 アメリカ 1時間52分

フレンチインディアン戦争を描いている。 

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これを探して驚いた。

この映画を録画したのは2011年3月9日だった。

3.11東日本大震災の二日前だ。その時既に地震が何度かあったようだ。

タイトルの右下に出ているのは東北地方の地図だ。拡大すると次の図だ。

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津波注意報が出ていた。

➁パトリオット(愛国者) 2000年 アメリカ 2時間45分

今回の話の中心になるアメリカ独立戦争を描く。

この物語の主人公が前記のフレンチ・インディアン戦争時の英雄とされた人だった。

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③ダンス ウイズ ウルブス 1990年 アメリカ 3時間15分

南北戦争さなかに先住民に共鳴して人生を見つめ直した軍人の話。

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④風とともに去りぬ 1939年 アメリカ 3時間47分

南北戦争を背景とした物語。1939年制作であるにも関わらず美しいカラー映画。昭和14年。太平洋戦争開戦前だ。

映像も美しいが、映画の組立方が少し違う。

最初に序曲があり、そこで映画の一コマが紹介される。演劇の手法をスクリーンに移したような感覚なのだろうか。

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タイトルに至るまでに長い序文のような説明が入る。

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⑤ 若草物語(原題 Little Women) 1949年 アメリカ 2時間3分

南北戦争時代に生きる4姉妹の成長物語。

これも貴重な映画で、まだ10代のエリザベスティーラが出てくる。

もはや知らない人もいるかもしれないが、私などは映画クレオパトラに登場する美人だけど強面の顔が浮かぶ。まあ、私もテレビで見たのだけれど。

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⑥アラモ 1960年 アメリカ 2時間43分

時代は1836年。まだテキサスがメキシコ領だ。

独裁的な支配者がいるメキシコ共和国軍とメキシコからの分離独立を実現しようとするテキサス独立義勇軍との戦い。

西部劇の顔とも言えるジョン・ウエインが登場する。

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西部劇に出てくる騎兵隊などと違ってこの頃はこんな軍装。メキシコ共和国軍。

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こんなところだけれど、それぞれ長編だ。「風と共に去りぬ」など、午後7時頃から晩酌とともに鑑賞はじめると、終わる頃には私は深い眠りに入っているかもしれない。

時間を作り出すに大変だけれど、機会を見てじっくり見てみよう。

本末転倒になってはいけない。

アメリカ銃社会について知ろうとしたのだった。

 

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コメント

「お早うございます」
射撃は準特級だったけれど、銃は持っていません。
ガクアジサイの白を背景に白いグラジオラス、素晴らしい。
そんなに潔白を証明されると、私は穴に深く潜るしかない。
紺色のガクアジサイ、何とまぁ~美しい「ありがとうございます」。
アジサイの手前に咲いている花、我が家のは咲き終えました。

アットマンさんコメントありがとうございます。
射撃の準特急とはすごいですね。
私の親類に元警察官がいてある県の拳銃射撃大会で2位になった人がいました。
でも、標的は射撃場の的だけでした。良かった。
梅雨時に入り紫陽花にも情け容赦なく雨つぶが降り注いでいます。
写真は一週間前ですが、ガクや花弁がだいぶ地に落とされてしまいました。
でも、四季折々に各種花を愛でるのは楽しみですね。

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