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2020年7月 3日 (金)

日本の総天然色映画は「カルメン故郷に帰る」(1951年)からだって!テンポも良くて映像も綺麗だよ!

一部の古い映画を見るとシネマスコープだとか総天然色などタイトル表示の前に但し書きのような文字が出てくるものがある。

何なんだろう?

イメージするとしたら今の新しいテレビ・・4Kだとか8Kとまでいかずとも、今より少し前のテレビで再放送ドラマを見ると画面の両端が切れた正方形に近い画像が映されているのを見たことがあるよね。昔のブラウン管テレビ用に制作されたものだね。

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サザエさんのポスターから イーストマンカラー 総天然色

イーストマンカラーとはコダック社が1952年に発表した映画用のカラーフィルム。

映画館ではこのテレビの横長ディスプレイへの変化より先に映写スクリーンがそれまで続いた正方形に近いものから横に広く伸ばされたシネマスコープ用となり、特に西部劇など広い荒野を馬で駆け抜けるシーンなどで、よりリアルに感じさせ圧倒的な臨場感を獲得したのだ。

「総天然色」も映画がカラーだよというアピール。

今回は日本で初めての日本製による総天然色映画の話。

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前回1939年アメリカ製のカラー映画を見てその鮮明さと美しさに驚いたのだが、日本では1951年(昭和26年)になって、初の総天然色(カラー)映画が上映された。(純粋に日本製で作り上げた)それが「カルメン故郷に帰る」だ。まだ27歳の高峰秀子さんが主演をしている。

「風と共に去りぬ」を見て、昭和14年にこんな綺麗な映画が作られているのかという思いをし、日本はどうだったんだと気になっていた。

そんな時、今週月曜日の新聞に松竹映画の100周年が特集され、日本のカラー映画のことにも触れており驚いた。

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「カルメン故郷に帰る」は我が、録画ライブラリーに収蔵されていた。

2012年12月17日の録画だった。

NHKBSプレミアムで2011年4月から2013年3月まで放送された映画特集の中の一本だった。

その特集は「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」というもの。

家族編と喜劇編それぞれ50本ずつだ。

解説者として山本晋也監督が出演していた。

私も、この時は特集終盤近くなってこの番組を知ったようで、25GBディスクには2012年12月、翌年1月、2月の放映分3本が録画されていた。

その一本目が「カルメン」だった。参考まででに2013年1月は「豚と軍艦」(出演:長門裕之、吉村実子、南田洋子、小沢昭一等)2月は「夕陽に赤い俺の顔」(出演者:岩下志麻、川津祐介、小坂一也、平尾昌晃等)だった。

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「カルメン・・」(松竹映画)監督は木下恵介さん。

山本晋也さんが仰っていたとおり「この映画は、いよいよ戦後が始まるのだという日本人の気分をあらわした喜劇」だった。

新聞特集に戻れば、初めてのカラー映画ということでなかなか苦労したようだ。「明るさが白黒フイルムの4倍必要なため撮影時間は光量が豊かな午前8時から午後1時に限られていた」そうだ。

そのためかほとんどが外での撮影。場所は北軽井沢の浅間山の麓の村だ。昭和25~26年当時の軽井沢の周辺、そしてその地で暮らす人びとが描かれていて当時に思いを馳せた。

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カルメンたちはこの駅に降り立つのだが、彼女たちをここまで乗せてきてくれたのはトロッコ電車。

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この頃はまだ、各地ではSLが現役で活躍していたと思うが軽井沢を走る客車はトロッコと雖も電化されていたようだ。

少し見にくいけれど牽引する電車がすごい。

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駅から実家へはタクシーでなく荷馬車利用だった。

また、総天然色(カラー)といってもこの発色には相当苦労したようで撮影から現像まで職人的技が駆使されたようだ。

「風と共に・・・」もそうであったように、やはりこの映画でも同じように絵画を切り取ったような画面が随所に出ていた。

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ストーリーには触れなかったけれど、物語の流れやテンポ、そして画像の美しさも含め、とても楽しく鑑賞できた。

ちなみに山田洋次監督が選んだ100本のうち40本近くの映画が我が家のディスクに収蔵されていることも分かった。

あと数年続くかもしれないソーシャルディスタンス(カタカナよりも social distance 等の方が辞書を引きやすく、すぐわかる!)が求められる間に観ては感想文をこの電子版週記に書き留めていこう!

本日、東京都内で新たに124人ものコロナ感染者が出たそうだ!

えー?

 

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