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2020年10月 9日 (金)

思いがけず坂口安吾を読むことになった!お久しぶり!

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夕焼けに染まる富士山・・箱根を下山して伊豆ゲートウエイから

思いがけず坂口安吾との出会いがあった。

前の週に、いつものことであるが溜めどりドラマを見た。

このところ刑事ものが続いた。見終わったばかりの番組は東山紀之が主人公の「刑事7人」だ。

今回は素人である私にもよくできた筋立てだと感じることができた。

基本的には一回完結話なのだが、初回の事件が全九回分の伏線になっており個別の事件が解決するものの謎が深まっていった。

初回に警察車両から盗まれた書類と各回で発生する殺人事件ごとに現場に残された数字が絡んでいた。そして大団円を迎える。面白かった。

これまで「捜査一課長」や「未解決の女」「絶対零度」など刑事ものを見てきたが捜査目が肥えてきたかな。

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伊豆ゲートウエイから

坂口安吾に戻そう。

ドラマを見終へて明日からは何を見ようかということになった。

夫婦の議論が深まり答えが出た。久しぶりに芝居を見ようということになった。

ひとつは野田秀樹にしよう。そしてもう一つは少しお気軽に中井貴一や吉田羊の演技を見ようかということになった。

それが「贋作 桜の森の満開の下」と「風博士」だ。

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見終わるまで坂口安吾作だとは頭の片隅にもなかった。

エンドロールにいたり、気がついた。なんと二作品とも彼の作品が元になっていた。

「贋作 桜の森の満開の下」は「桜の森の満開の下」(1947年6月初出)と「夜長姫と耳男」(1952年6月初出)の二作品が原作になっていた。ともに終戦後の作品だ。

そして「風博士」は1931年12月初出の同じタイトルの作品。昭和で言えばまだ6年。坂口はこの作品で高い評価を得たようだ。

まあ、そういうことだが野田秀樹さんは演出もしながら俳優としても出ていた。

限られたスペースの中で物語のあれこれを表現する手法にはいつも感心する。

また、二つの原作から得たインスピレーションを昇華し舞台で表現する・・すごいものだ。

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桜と鬼、長い紙を使って風や野を表現し話が進んだ。

もう一つの「風博士」は台本を劇作家の北村想さんが書き、演出は寺十吾(じつなし さとる)さん。

時代は敗色濃い戦時中。大陸中国。中井貴一や吉田羊の舞台での芝居は初めて見た。面白かった。

そして、この御縁から坂口安吾を久しぶりにいくつか読んだ。

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風博士(16)、桜の森の満開の下(53)、堕落論(22)、続堕落論(22)、新しき文学(14)、安吾下田外交史(9)以上なんと6作品。

でも、そんなに大層なことではないのだ。タイトルの隣に括弧書きしてある数字はページ数なのだ。

短いのは9ページ、長くても53ページだ。これなら読める。

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これらタイトルは書店に行っても見つからない。デジタル庁が出来る前だけれどデジタル書籍で読んだのだ。タブレットで青空文庫を利用させてもらった。

とても素晴らしいコンテンツ。古典的な書籍を読もうと思ったらほぼ読めるのだ。

ありがとうございました。

「堕落論」は本当に久しぶりなのだが、改めて、書いてあることに「そうだなー」という感想を持った。

 

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コメント

「今晩は」
文学は理解できませんが、写真は見た目で五感を刺激する。
夕暮れの構図、日本画にも通じる、ワビ・サピの世界に誘う。

アットマンさんコメントありがとうございます。
ゲートウエイでの写真はスマホで写しました。
宵闇迫るなかでカメラを車におき川縁を歩きました。。
陽が沈んだ直後、空と峰の境が輝きました。持っていたスマホを構えました。
便利になりました。電話機で撮影できるですものね。

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