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2021年9月

2021年9月24日 (金)

温水池とは冷たい湧水を温める所だったんだ!

さあ、目指すは温水池。

温水池は冷たい湧水を灌漑にちょうどよい具合に温めるところなのだ。

農業に携わっていれば、言わずと知れたことなのだろうが、勤め人の家に生まれ、自らも勤め人となり、さらには勤め人と一緒になって現在に至るわけで、恥ずかしながら初めて知った。

繁華街を抜けて先に進んだ

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水の流れとともに森の中に入って行くかのようだが、実は住宅街の中なのだ。

近くにはTEC(東芝テック)の大きな工場もある。

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両岸には花が咲き、木が覆いかぶさる。

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NPOの方々が目標として、努力されたことの一つが三島梅花藻(清流に育つ多年生の水草)の育つ川だった。

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流れに美しく映える三島梅花藻

温水池に着く前にこぢんまりとした公園があった。

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公園は流れの右手に広がる

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水の苑緑地と名付けられていた。

ここで小休止。

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池のそばに歩み寄ると出迎えの魚列が姿を見せた。

鯉たちだ。水の中から私たちがどの様に見えているのか知らないが、地元の人にも可愛がられているのだろう。恐れることなく歓迎の泳ぎを披露してくれた。

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ここから流れはJR三島駅から下ってきた道を潜りぬけ、国道1号線の傍に向かう。

そこは箱根芦ノ湖まで車で40分弱で着く所に位置している。

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子供たちが楽しそうに水遊びをしていた。

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気持ちいいね。気をつけてね!

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もうすぐ温水池だ。

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ここで流れは最後の道路もぐりで、国道1号線の下をくぐる。

温水池到着。

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鴨の集団が何故かこの大柄の鳥に仕切られていた。

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道のり1.5キロメートルと、散歩に程よい距離だった。思った以上に自然と接することができた。

このあと最寄りの駅である三島二日町駅に向かった。JR三島駅から3つ目の駅だ。

スマホアプリのY! MAPを使って道を探りながら1キロメートルほど歩いただろうか、無事駅にたどり着き、電車に乗って帰路についた。

この日の歩数は9578歩だった。

2021年9月17日 (金)

ドブ川転じて農業用水、生活用水、そして子供の水浴場に。さらに「平成の名水百選」認定へ!

伊豆箱根鉄道の始発駅駿豆線三島から一つ目の駅、三島広小路駅で下車。

北に少し歩くと蓮沼川が現れる。

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この川も楽寿園の小浜池を源流としており、淀んだドブ川だったものを町内会や市民有志がここまで清らかにした。

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ここから東に少し行くと目的の源兵衛川だ。楽寿園から出た水は裏側の道路下を通って流れ出る。

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大雨、大雪などの気候条件によって湧水の流量は変化し、源兵衛川の水流も増減する。でも市民にとっての憩いの場であることには変わりない。木道や飛び石状の散策路などで川端を歩くことができる。

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流れに足をつければ、よそ者の私だって極楽極楽。

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この日は初挑戦となったが、水の流れ着く中郷温水池までの全行程1.5キロを夫婦で歩いてみることとした。

この川の由来を見ると、今は昔、南の方で田畑の水が足りず困っていたそうだ。そこで湧水を上手く活用しようとなった。水路を造り南部耕地に流し灌漑に使うこととした。それがなんと室町時代だとさ。それを指導したのが、この地の豪族、寺尾源兵衛さんなのだ。

だから源兵衛川さ。

アフガニスタンでお亡くなりになった中村哲さんも大変なお仕事をなさったけれど、600年以上も前に同じく戦乱の世(応仁の乱から群雄割拠へ。)にありながら農地開墾のために、このような灌漑工事を発想し、工事をするとはすばらしいね。「良心を束ねて河となす」「武器でなく命の水を!!」だね。

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流れは穏やかで水位も子供のひざ下ぐらい。

川の両側に民家も見える。

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ここを過ぎると、商店街に入り、大通りに出る。

大通りでは道路下を通り抜け、水が顔を出す手前の歩道上には源兵衛橋という欄干があった。

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流れに沿って歩くと三石神社の境内に入る。

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鐘楼が川に突き出ている。

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脇を歩いていくと、伊豆箱根鉄道の線路にぶつかる。川は鉄道の線路下を潜る。

その手前にこんな像が安置されていた。

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これから、いよいよ繁華街を抜けて、中郷温水池に向かう。

流れに沿ってのスナップ掲載数が早10枚を超えた、そして漸く中間点。

続きは次にしよう!!

*平成の名水百選とは2008年(平成20年)に環境省が選定した全国100箇所の湧水、河川、地下水。

 

2021年9月10日 (金)

猛暑もそろそろ終わりだけど、暑いときには木陰や水辺がいいね 👍!

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爽やかな風が通り抜ける木陰を歩いた

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水面は見ているだけでも汗が引く

ここは奥山の深き森でも池でもない。新幹線も停車する駅前の公園。

静岡県三島市のJR三島駅前に広がる市立公園「楽寿園」の中だ。

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今は緊急事態宣言下、どこへも行くことができないけれど、撮影してきた写真をたどりながら彼方此方往来するのは自由だよね。

今回この公園等を振り返ってみようと思ったのは、早三ヶ月も前になるけれど、朝日新聞の記事に「湧水の街」再生に尽力している「環境NPO法人グラウンドワーク(GW)三島」の活動紹介記事があった。一度は彼らが汗水流して再生した場を全コース散策してみたいと考え、その後実行し、撮影してきたのだ。それを写真でたどってみる事にした。先ずは三島楽寿園から。Img20210905_17312624-2_20210905174501

2021年5月31日付朝日新聞

記事を読めば読むほど、GWの活動に敬服する。

市内のいたるところで富士山の雪解け水「伏流水」が湧き出ていて、それらに繋がる川の流れは清らかだ。

ところが1960年代に富士山の麓にある工場の地下水くみ上げが続き、川の水量は激減し、おまけにゴミが浮かぶドブ川状態となってしまった。そこをなんとかしなければと、GWの前身になる有志の人たちが奮起し、川のゴミ拾いなどを開始したのだ。それが1980年代後半から1990年代にかけてのこと。以来、現在までの30年余、湧水と川は見事に再生された。

代表的な川が源兵衛川(げんぺいがわ)。

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湧水の透明度

それでは、何故この公園か。実は源兵衛川の水源の一つがこの公園内にあるのだ。小浜池だ。

そこで、これから二回に渡って、水源がある楽寿園と源兵衛川のスナップ写真をアップしてみることとした。今回は公園内。(公園は過去にも撮影したことがあるが、源兵衛川全域については初めて)

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駅南口を出て道路を渡るとすぐ入口(2016年撮影)

入園料金もリーズナブルで15歳以上は300円。学生は無料。昔は象やキリンなど、小規模ながらも動物園と呼んでも良いぐらいの時もあったようだ。現在も癒し系のウサギやモルモット、それにアルパカなどとは交流できる。

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ちょっと気取ったアルパカさん

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お休み処を過ぎると水辺だ。

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最近は水辺でよく見る鴨の一家が、特訓に励んでいた。人間などは一人前になるまで親元に20年近くいて、その後自活の道を探るのだが、彼らは親に頼るのはほんの数ヶ月。生きる術、食べる術を早々に身につけなければならない。

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鳥たち以外にも種々の小動物がやって来る。

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忍びの者?


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私にとっては珍しい、初めて見るトンボだ。

こんなものも歩いてきた。パカパカと。

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さあ、源兵衛川の源流に近づいてきた。

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ここから、始まる。さあ、街に出るぞ!

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2021年9月 3日 (金)

縁とは奇異なもの、縁あるものを手繰り寄せるみたいだ !?

縁あって藪の中に分け入ったのだが、面白いことに、以後、縁が縁を呼ぶかのように、繋がりあるものが出現する。

「藪の中」を取り上げたこともあり作者・芥川龍之介に関わるものに関心が行くのは当然なのだが、7月14日に発表された第165回芥川賞・直木賞の受賞者と作品を評した新聞記事も目に止まり読んだ。

その中で特に興味をひいたのは李琴峰(りことみ)さんと彼女の作品「彼岸花が咲く島」だった。

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彼岸花 2019年、2020年撮影

李さんは「日本語を母語としない2人目の芥川賞作家となった」(朝日新聞7月27日付夕刊)。一人目の楊逸(ヤンイー)さんは中国ハルピン市出身で2008年受賞。李さんは1989年に台湾で産声を上げた。共に中国語が母語だ。

受賞作は文藝春秋9月号に掲載された。9月に入った最初の週末に書店に寄ったところ文藝春秋が平積みされて山となっていた。ちょっと立ち読みをしてみた。

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文藝春秋 2021年9月特別号

さすがに 小説本文を読み始めるわけにはいかないので李さんの受賞者インタビューを読んだ。斜め読みで2ページから3ページに至った所で驚いた。彼女は子供の頃から日本のアニメを観ており、14、5歳頃突然日本語を学ぼうと思い至り、アニメ視聴も中国語吹き替えでなく日本語版で観始めたそうだ。高校入学後、教科書に中国語に訳された「蜘蛛の糸」(芥川 1918年発表)があって初めて日本人作家を意識した。それが芥川龍之介だったそうだ。

それに加え教師が配ったプリントが、なんと「羅生門」と「藪の中」だったのだ。(文藝春秋2021年9月号299頁~300頁) 

いや、縁だ縁だ。この小説二本、ぴったしでないか。そんな経緯で文藝春秋9月号を購入することとなった。

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朝日新聞 2021年7月29日 夕刊2面

次に縁を感じたのは勅使川原三郎さんの記事だ。

子ども会の廃品回収行事があると聞いたので、古新聞を整理し始めた。整理といっても、どうしても目に止まる記事があり、読んでしまう。

たまたま、7月29日の朝日新聞夕刊があった。

朝日新聞の題字下の夕刊コラム「素粒子」が目に留まった。この欄は朝刊紙面で取り上げた事件を1テーマ40字ほどにコンパクトにまとめ、おまけに皮肉と風刺を貫ぬき、世情を簡潔、手短に掴むことができるのだ。毎日4事件ぐらいが取り上げられている。

この日は緊急事態の「『宣言』でも人出の抑制効果が激減。もう4度目だし、祭り囃子が流れているしねぇ。」他3本が掲載されていた。

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祭り囃子だ! 2013年8月 撮影

このコラムを切り抜いてスクラップしようかと思い、切ってよいかと紙面裏の記事を確認したところで「縁」に出っ会したのだ。

見つけた記事の見出しは「むき出しの感情に 人間の本質  勅使川原三郎「羅生門」を踊る」だった。

小説、映画ときて舞踊「羅生門」なのだ。

勅使川原さんはダンサーで振付家なのだ。新作発表をするにあたって想を得たのが「羅生門」であり、古典の傑作というだけでなく「今という時代に通じる命の手触りを、リアルに感じ取れるから」だそうだ。

凄いなと思ったのは続いて語られた「自分が生きながらえるために、人を貶(おとし)める。そうした人間の性質を、私は必ずしも、醜いものとは思わない。目を背けたくなるような厄介な現実を突きつけられたと感じるときこそ、障壁の前に自ら立ち、近づき、本質を探ろうと試みる。それが、私にとってはダンスをするということです」(朝日新聞7月29日夕刊2面記者会見談)

いや、なかなか衝撃的な、しかし素晴らしい「縁」だった。

映画リメイク版の鑑賞、そして李琴峰さんの作品、観て読んだなら感じたことを週記に記しておこう!

 

ところで、私には縁もゆかりもない御仁だけど、なんか今度の自民党総裁選に菅さん出馬しないことにしたみたいだね。

個人と言うよりも政党としての評価というか責任がうやむやになりそうだな。(Yahoo!ニュースにて)

 

先ほど届いた夕刊「素粒子」は・・・・二本の関連言葉があった。

一本:首相が「人事」で生き残りを図る姿に唖然。コロナ対策より、動きが確実に速いし。

二本:でも求心力は低下の一途。「退陣」の憶測も流れる。えっ、まさか、ひょっとして。

(以上、9月3日午後6時過ぎに届いた朝日新聞夕刊一面素粒子より・・夕刊ではまだ記事にならず) 

今晩のテレビニュースは??

 

 

 

 

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