VIVANT、前シリーズは10話で終わった。でも、大団円を迎えたという印象はなかった。やはりであった。今回の開幕は、続きとなる11話からだった。(ただし、タイトル下には第2シリーズ第1話と示されていた)
今回も放送日程を知り、早々に録画予約をセットしておいた。「VIVANT」の我が家での視聴は全話終了後にゆっくりと見させてもらうこととする。
でも、視る前に、なぜコメントを書き始めたかというと、「VIVANT 」の今年度版が開始された直後にYahoo!を覗いていたところ、一般評価と違った視点で論評しているものがあったのだ。
「集英社オンライン」でライター神山さんが書いた記事が目に入った。そのタイトルは次のようだった。
〈「VIVANT 」なぜ盛り上がらない?〉視聴率15%超でも、漂う"物足りなさ"の正体・・・前作にあって今作には「まだない」もの・・・というものだった。
シーズン2の冒頭の1画面
この時、神山ライターの記事本文は読んでいなかったけど、家人に『「VIVANT 」がこんな風に言われているけど』と伝えたところ、「でも視聴率はトップみたいだったよ」と返事があった。
早速、番組視聴率が載る毎週金曜日の朝日新聞のビデオリサーチ「TVランキング」を数週分振り返った。
「VIVANT」は7月26日(日)21時からTBSで始まった。ランクインすれば視聴率発表はその週の金曜日 7月31日だ。載っていた。個人視聴率12.1%、世帯視聴率18.8%でトップに輝いていた。
第2話は8月7日発表。この日は個人視聴率が「ニュースウオッチ9」と同率で10.4%の1位だった。ニュースウオッチは7月28日の熊本県の大地震を伝えていた。私たちも熊本の震災情報が一番気になっていたものね。
第3話は8月14日発表。個人視聴率9.7%で1位。第4話は8月21日発表。個人視聴率10.6%で1位。
本日、8月28日ランク発表、第5話(通算15話)も1位をキープ。個人視聴率9.8%、世帯視聴率15.2%だった。
ちなみに「風、薫る」は3位、「豊臣兄弟」は15位。今回はストーリー性のあるものとして7位にアニメ「となりのトトロ」(日テレ)が入っていた。
それにしても民放ドラマが1位を続けるなど最近では全く例外事件だ。
因みに、VIVANTの放映開始前の7月24日のランクを見ると1位はサッカーW杯のフランス×イングランド戦だった。2位はNHK 朝ドラの「風、薫る」。そしてバレーボールネイションズリーグ、ニュース、大相撲と続き、14位に大河ドラマ「豊臣兄弟!」がランクされていた。
いつ頃からかドラマでランクインするのは朝ドラと大河の二番組のみという状況になっていた。もう一週前を見ると、特別な催しや事件が無いときの典型的ランキングのようだ。
1位が「風、薫る」。2位にニュースが二つ同率で並び、次の4位が「豊臣兄弟」。そして、続いたのが大相撲だった。

このような書籍も出版された。
さて、冒頭で書いた「一般評価と違った視点の論評」とはどんな内容だったか。
読んでみた。先に言ってしまえば、ちょっと違った視点で現在進行中のドラマを視ての感想であり、最終的には今後の展開を期待するというものだった。タイトルに「漂う物足りなさ」などと出ていたので辛辣な評価をしているのかと思ったけどそうでもなかった。
指摘していたのは、前回と視聴率の延び具合が違うというもの。
前回は11.5%(世帯視聴率)から始まり最終回で19.6%に達した。ところが今回はトップと雖も上昇することなく、ほぼ同率で推移しているのは何故かとの問いかけがあった。

アゼルバイジャン?
そして、原因として言及しているのが豪華な出演者を用意しながら、その豪華なメンバーが顔を揃える場面がなく豪華さを感じないと言うもの。
もう一つ指摘していたのは堺雅人演じる「乃木」が2023年放送シリーズでは「追われる側」だったのだが、今年のシリーズでは「追う側」にあり、さらに、「凄腕のハッカー」や「AI」などの強い味方がいるのだそうだ。その辺に違和感があるようだ。
でも、「第一シーズンで人気を集めた要素の多くを、まだ十分見せていない。まだ、隠し玉を隠したまま」だろう。「VIVANT らしい魅力が、いつ爆発するのか、その瞬間を期待したい」と期待で締めくくっていた。
それでは、視聴率のランクを掲載している朝日新聞は、どんな評価を紹介していたか見てみよう。
朝日では冬、春、夏、秋とクールごとに記者ドラマ座談会が紙面に載る。
今回は夏ドラマについての座談会だった。(朝日新聞8月6日夕刊)
今回から採点対象に大手配信サービスのドラマも加わったとのこと。この中で1位となったのは「Tシャツが乾くまで」(蒼井優と松山ケンイチ、夏帆と中島歩が二組の夫婦を演じる)、2位、3位が配信サービス系でVIVANT は4位につけた。
この映像も登場するみたい!
ここで記者の皆さんが「VIVANT」に関して率直な意見を交わしていた。
Iさん「期待を裏切らない出来でした」「豪華キャストや海外ロケの映像が魅力のVIVANT ですが、続編の初回は『初見の視聴者をおいてけぼりにする作り』がすごかった。登場人物の説明もない。複雑な物語でもあり、私は復習して臨んだのについていけなかった。でも、面白いんですよね」
Tさん「大手の配信ドラマに対抗できると感じました。主人公の乃木憂助(堺雅人)は、自衛隊内の秘密諜報機関『別班』のメンバーという設定です。」
K さん「新たに別班を支える人工知能『AI ハヤト』が登場。声優の高山みなみが声を演じていることも話題になりました。ただ、制作現場でパワハラ問題があっただけに、作品を楽しみつつ複雑な気持ちも・・・」
Mさん「自衛隊のある部門が市民の思想心情に関わる情報を組織的に調査・収集しているとみられると、熊本日日新聞が最近報じました。本作は、乃木を国家を守る人物として描いています。エンタメではありますが、無邪気に楽しむのは危ういのでは、と感じてしまいました。」
私は、まだ視聴していないけれど、大筋で記者の皆さんのご意見に共感できるかな。
詳しくは10月ごろに視ることになるだろうけど、その時感想を書くね。
いずれにしても、このところの為政者の言動は「懐古調」「復古調」。どこかに利益がながれていくようなあれこれ。日の丸、皇室典範、武器輸出、敵基地攻撃能力そして国家情報局創設等など、ちょっと見過ごせないかな。最近自然も、人間によるものも異常だね。昨日見たネパールの土石流も怖かったね!戦争などしているどころじゃないよね!
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