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2024年7月11日 (木)

今年は稀に見る選挙年だね。結果は混沌❕ でも、我が家では大きな花が咲いたよ❕

所用でたまたま都内のとある駅に降り立った。

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歩道を歩くと目に留まったのが、既に結果が出ているのだが撤去されていない都知事選の候補者看板。

過去最高人数の56人の立候補者。さすが大きな看板。これじゃ後片付け作業も大変だ。

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でも、候補者が掲示されているのは中央部のスペースだけ。

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ちょうどこの中に得票上位3名の候補者と話題を呼んだ一人が掲示されていた。

投票率は60.62%で前回を5.62ポイント上回ったそうだ。

トップは小池氏で2,918,015票。2位には驚いたな。広島県内で市長を務めていたという石丸氏で1,658,363票。3位は、もしかしたら新知事にと本人も周りも期待していた蓮舫氏。なんと石丸氏に40万票近く引き離される結果になったとは。1,283,262票。

もう一人は「政治を、テクノロジーでアップデートする」という旗印で戦い抜いた安野氏だ。票は154,638票と少なかったものの田母神氏に続く5位につけているから大したものだ。

56人もの候補者とはたまげたが、知事選の直前の補選で「選挙の自由だ」と言いながら、あれこれ動き、マスコミにも取り上げられ、官憲にも追いかけられた集団・党と似た考えもあって活動された方々もいたようだ。

唯、どうなるのだろうかと気になったのは、有効投票総数の10分の1に達した候補者は上位3人だけで、他の53人は供託金300万円を没収されるのだそうだ。合計すると1億9千万円だからね。それぞれの立候補の思惑やら目的にその額は見合うのかな。

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ちょっと横道にそれるけれど、上の写真、何か画家がしっかり描いた絵のようにも見えると思うんだけど、実は自然の造形なんだよね。

西向きの曇りガラスに西日が射して、ガラスの外側に伸びているナンテンの葉の影を映し、薄く覆うような彩りは少し離れて枝葉を伸ばしているセンリョウの葉の色なのだ。自然は凄い!でも、数日後の今は葉の形状の変化やら、光の具合の違いで同じ「絵」はもう見られない。シャッターチャンスを逃さないで良かった。

都知事選の続き話はあとにして、先ずは自然造形の流れで我が家の大きな花の話をしよう。

我が庭、第四弾の開花のメインはタイタンビカスだ。

10日ほど前に先ずは白花が開花した。

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一週間遅れで赤花が続いた。

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直径で言えば、大きなものは20センチ近い。ただ命短く夕方には萎む。

それでもしばらく毎朝赤白それぞれ5輪ほど咲き今も続いている。

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蝶々も飛来するが、お目当ての蜜は先行開花したランタナのようだ。

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ランタナはこれから秋まで散りつつ次から次に花を咲かすといった活動が続く。房ごとに花が散ると、しばらくして小粒ながらも鈴なりに実を付ける。放置すると庭のあちこちに種をばら撒くことになるので、見つけ次第摘み取る。

花からすれば、子孫を刈り取るなど以ての外なんだろうが、養分が新たな花に流れていくのか全体として元気になっているように見えるけどね。

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タイタンビカスと同時期に咲くのがオニユリで、ユリ仲間では鉄砲ユリについで二番手になる。

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鉄砲ユリはたくましく、きりっと正面に顔を向けていたのだが、鬼は常にうつむいている。

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下から写すとバックが空になるよね。

あと、ぼちぼち咲きはじめるのが玉すだれ。

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一斉に咲くのはもう少し後のことになるのだが、気温の所為なのか梅雨に打たれて咲く気になったのか2輪ほどが開花した。

 

さて、都知事選の続きに戻るか。

小池勝利に連動するかと思った都議補選。

表立ってではなかったが彼女の勝利に力尽くしたはずの自民党。だが擁立した8選挙区で2勝6敗と惨敗した。裏金逆風は収まっていない。それどころか立法措置でさらに不信感を増幅させた。

立憲民主党も党内の論議の場で蓮舫さんの敗北を危機感もって受け止めたようだ。党内から野党共闘のあり方についての執行部批判が続出したようだ。端で見ていると、そんな朝令暮改がまずいと思うんだけどね。

まさに混沌とした状況が深まった。日本もそうだが、世界はもっと凄く深い。

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私は生きるに精一杯!

EU (欧州連合)では欧州議会の選挙が終わった。

結果は右派の躍進だった。

彼等右派の基本政策は「反移民、反難民、自国第一主義、反グローバリゼーション」だそうだ。

トランプさんと同じだー。

ただ、議会の機能は、私たちが国会をイメージし理解している物とちょっと違う。議会はEU の主要機関と位置付けられていながら単独の立法機関ではなくEU 理事会と共同で立法を司るのだって。

また選挙は加盟28ヵ国それぞれでの直接選挙となるが各国の議員定数はそれぞれ人口数に応じて割り振られる。総議員数は720人。選挙権が17歳から得られる国もあるそうだ。

面白いのは選ばれた議員は選出された国を代表するのでなく、議会内の様々なイデオロギーや政策ごとに糾合した「政治会派」に所属し、活動はそのメンバーとしてになる。

※ 政治会派の成立要件は最低25人の議員を擁することに加えて議員の出身国が7か国以上でなければならない。※

人口比ではドイツが一番議員定数が多いのだが、ドイツに有利な立法策定とはいかないわけだ。そういう点で今回各国から選出された右派がグローバルに結集したわけだ。反グローバルなのにね。

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キンカンの葉は美味しいよ!

アメリカでは候補者討論を経て老いが目立つバイデン降ろしが強まってきた。

イギリスでは保守党が大敗し労働党政権が復活した。

フランスでは総選挙の決選投票に左派連合が勝利し、欧州議会などでの躍進に勢いづいていたRN と右派の共闘勢力を失速させた。

一方、イランでは前大統領がヘリコプター事故で死亡したことで選挙が実施され、最終的に改革派の候補が勝利した。融和的外交政策に期待したいところだが最高指導者のハメネイ師は保守強行派の路線継続を求めているといわれている。

あと気になるのは輪番制ではあるがEU 閣僚理事会の議長国となったハンガリーの政権と総選挙で与党の立場を維持しながらも大幅に議席を減らしたインドの政権だ。共にロシアとの関係が他とは違う。

本当にあちこちで選挙があった。素人ながら酷い混沌が始まったと強く感じる。

全く、どうしたもんかねえ。

 

2024年7月 4日 (木)

さあー、ながら読みを再開だ!まずは沢木耕太郎さんからだ!

私、小説などを読むことが好きだったんだけど、なんやかんやと忙しいこともあって、この数年、というか10年近くかな、じっくり机に向かっての読書などは、ほとんどせずにきた。

その前もできていたと言うほどでもなく就寝時にスタンドを横に置き、眠りにつくまで読むといった「寝ながら読み」だった。

寝そべってだったけど、小説のシリーズ物はいくつか読むことができた。当然、難解な物や深刻な物ではなくて娯楽物に絞ってだったけどね。

たとえば、和田竜さんの「村上海賊の娘」とか。

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船戸与一さんの「風の払暁」とかだ。

"ながら" であれば当たり前だけど、読み終わるまでかなりの月日を費やした。

一つ心がけたことは、どの本も投げ出さずに読み切ることだった。

でも、そんなことも過去のことになってしまっていた。

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その昔、営業職ではなかったが業務で外に出ることが多く、関東一円各所を電車で訪ね歩いた。昼時などは喫茶店でランチを食べながらとか、移動中の電車の中やらで文庫本などを読んだ。今じゃダメだろうが、当時は日々そうしていた所為か、若かったからか、億劫にも感ぜず続いた。

その後、担当業務も変わり、ランチしながらの読書などは難しくなった。

長編物やちょっと頭を使うものからは早々に遠ざかっていった。読書自体も少なくなっていった。そして、時が過ぎて先のような状態になったわけだ。

そんな時のコロナ禍だ。

TVも新聞も連日コロナ報道が繰り広げられた。

だからだったか、新聞の読み方が変わってきた。

届いた朝刊をくまなく目を通すのはやめた。

ざっと見出しをみて自分的琴線に触れたり、私の粗目の網に引っ掛かる記事や特集だけを読むことにしたのだ。

そんなであっても世捨て人にならずに済んだのは、やはり時代かな。何をしていようが、スマホにニュースが飛び込んでくるんだものね。しかも鳴り物入りでピンポンと。

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2020年8月1日連載開始 著者 池澤夏樹

その延長線で新聞小説に目が留まり読み始めた。読んでみると、結構面白く連載最後まで続けて読めた。以来、著者が変わっても新聞小説読みが続いている。

それに加え、TVドラマ関連本だ。先般の「三体」などそうだね。それらが呼び水になったのか再び本を読んでみるかと内なる何かが蠢きはじめた。

だからといって、机に向かってねじり鉢巻とはならない。

やっぱり寝ながら本だ。

新聞小説の著者の中でも、再び本を読む気にさせてくれたのが沢木耕太郎さんだった。

沢木さんは一年半前の2022年10月1日にスタートした週一掲載の新聞小説「暦のしずく」(朝日週末別刷be 掲載)の著者だ。 今も連載は続き6月29日で84回に達している。

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沢木さんは新聞小説のスタートに会わせるかのように「天路の旅人」(2022年10月25日発行)というノンフィクション本も上梓した。そんな旺盛な仕事ぶりに、読みやすい文体や頭に入りやすい文章を思い出し、ちょっと読んでみるかとなったわけだ。

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彼の著作は以前いくつか読むことがあった。

我が家を探したら単行本の「深夜特急第二便 ペルシャの風」(1986年5月25日発刊)が出てきた。

表紙カバーは既になく丸裸だった。もう一度読んでみようと思いたった。

寝ながら本にはハードカバーの単行本はちょっと重い。

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そこで古本屋に行き文庫版6冊と「旅する力 深夜特急ノート」を取り揃えた。

古本屋さんは、この円安・物価高時代にはありがたい存在だ。

探し物の在庫さえあれば文庫本などは一冊120円ほどで買えた。しかも、古本とはいえ売り物、綺麗なもんだった。

早速、読みに入った。新聞小説読み習慣が始まって3年目の秋、昨年の11月ごろからだったかな。ここに来てやっと読み終えた。面白かった。まあ、眠りながら読書で仕方ないことだけど、7冊読了に半年以上かかっちゃったね。

この本、昔、いわゆるバックパッカーのバイブルとまで言われた旅日記、紀行文、エッセイだ。

私はバイブルとするほどには信奉しなかったけどアジア旅のお供にはなった。

と言うよりもバックパッカーとして旅するほどには、時間も金もなかったというのが本音。

私が実行できたフリー旅は一都市滞在型のフリープランを利用したものだった。バンコク、クアランプール、デリー、北京、上海、西安等々かな。それぞれ一週間から10日ほどの旅程だった。行き帰りの時間を除くと5日から7日ぐらいがフリー行動可能だったかな、電車やらバス、タクシー等を使って彷徨した。タイでは船も使ったっけ。面白かった。

文庫版深夜特急1は「香港・マカオ」だ。

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香港が出てきたのでちょっと横道にそれる。

1991年秋、私と友人たちはツアーであったが香港から中国本土に入り昆明、桂林、広州と巡って香港に戻り帰国した。

深夜特急の本文にも出ていたけど、その当時の香港啓徳空港は着陸時にとてもスリルを味わうことができた。機内から見ているとビルすれすれに降下しているように感じ、スリルというよりは冷や冷やだった。降りると周りは海だった。

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ビルの中に滑空するかのような香港啓徳空港

この時、中国は文化大革命終息から早15年も過ぎていたのだけど田舎ではまだ人民服姿の人々を見かけることがあった。やはり思い立つ日が吉日。可能なら即行動だね。その時しか見ることのできない情景を記憶に刻めるものね。

あと、この旅行で得難い経験をすることになった。

利用した旅行社の手配の関係から思いがけないことが起きた。

エコノミークラスのはずの私たちに用意されていた座席がファーストクラスになっていたのだ。まさかだね。

キャンセルが出たからか知らぬが、初にして二度とない経験となった。

成田から香港という短い空路ではあったが楽しく贅沢な思いを味わった。

Img20240625_205856501_20240627165001二度とあり得ないファーストクラスの搭乗券

ちょっと横道というか自分旅の話になってしまった。

沢木本に戻れば私が以前読んだのは単行本の「深夜特急第一便と第二便」だったようだ。確か第二便の最終章「シルクロード」までを読み終えていた。バイブルにはならなかったけど旅の意欲を掻き立てたシリーズだった。

 この第二便は文庫版出版の際は「3 インド・ネパール」、「4 シルクロード」と二分冊になっていた。

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文庫版のシリーズ「5 トルコ・ギリシャ・地中海」と「6 南ヨーロッパ・ロンドン」は、当時まだ出版されておらず読むこと能わぬ単行本第三便「飛光よ、飛光よ」に収まっていた章だ。

文庫版をあらためて読んで良かったのは、各冊共本編のあとに付録のように著者と著名人との対談がついていたことだ。

文庫版「5」巻末の「旅を生き、旅を書く」と題した対談(編集者、エッセイストの高田宏さんと1992年に)を読んで分かったことがあった。単行本の第三便「飛光よ、飛光よ」は第二便を上梓した6年も後の1992年10月に出版されていた。旅した時から17年後に書かれていたのだ。納得だー。さらに「旅する力」(2008年11月26日発行)は第三便から16年後だった。✳(高田宏さん 2015年11月逝去)

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対談で面白かったのが文庫版6分冊の巻末のもの。井上陽水さんと「森の少女とカジノの男」と題して話をしている。

感心したのは陽水さんが意外にも多くの旅をしていたことや論客であることだった。沢木さんはまさかと思うギャンブラーだった。

つけ加えるように買った「旅する力」がなかなか面白い。

序章の冒頭で「旅とは何か?」と問いかけ、沢木さんの得心がいったのは「大言海」(国語辞典)の説明だった。

「家ヲ出デテ、遠キ二行キ途中二アルコト」だとし、「ここから人生は旅に似ている。旅は人生のようだ。人生もまた途上にあることと定義されるからだ」と仰っていた。

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大言海は収録語8万もあって近代語や方言だけでなく古語も多く収められているそうだ。

特色としては語源解釈だそうだ。確かに「旅」も「人生」もその言葉としては途中にある時を指すよね。

たまたまだけど6月22日の朝日新聞朝刊一面の「折々のことば」(鷲田清一)に「途上にある」とは微妙に異なるかもしれぬけど「人生の意味は何かある目的の達成にあるのではなく、日々の歩みの在りように懸かっている」とあった。そうか、途上の在りようなのだ。

ちなみに広辞苑では次のようにでていた。旅:「住む土地を離れて、一時他の土地に行くこと」。

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2004年3月 タイにて

「旅する力」を読むと沢木さんが早熟の旅人だったことが知れる。旅は小学生の時から始まり、「気がつくと、大学を卒業するまでに日本全国を旅していた」というから凄い。

さらに「深夜特急」の旅に至るエピソードなど多くの "なるほど" が満載だった。

旅費工面のあれこれや旅に持ち歩く物の選定やらと工夫も凄かった!! 

訪れた国の言葉についてどうしたのだろうかと言うことも読者としては関心があることだ。

沢木さんと雖も万国共通言語となっている英語は学校で学んだ以上ではなかったようだが、最低限の簡単なやり取りには間に合ったようだ。とは言うが、本文を読むと各国からの旅人と情報交換が結構できていたようだったけどね。

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2004年春 タイ

一口に英語と言っても、皆が皆ネイティブスピーカーではない。私などの経験からしても東南アジアに行くと、現地の人々も英語は外国語でしかないため、発音は私たち日本流に近く、かえって聞き取りやすかったことがあった。・・・負け惜しみか。

沢木さんが、もう一つ、必ず実践したことは、先ず新しい国に入る時に1から10までの数字を現地語で覚えること。そして、7つの単語、「いくら、何、どこ、いつ、こんにちは、ありがとう、さようなら」を覚える。これでなんとか切り抜けたそうだ。

私もタイではそれをした。サワディカップ、コップンカー、マイペンライ・・・・・。

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彼のようなライターの仕事に関して興味を持たせるのは、彼らは見たこと聞いたことをどのように保持し、執筆に至るのかという点だ。

先般、新宿で作品を鑑賞させてもらったばかりの山下清さんは作品を作る際、スケッチなどはせずに記憶を基に描いたり、貼り絵を創作したと言われている。抜群の映像記憶力があったようだ。

それと同じくライターの方も抜群の記憶力で文章を書くのかと思った。

沢木さんは違ったようだ。

ザックに大学ノートをいれてあった。

ノートの左ページにその日の行程と使った金の詳細を書いた。右ページには心構え風の単語や行動の断章。

それだけでなく手紙を書いて日本に送った。時には便箋20枚にも及んだそうだ。受け取った知人、友人たちは大切に保管してくれていた。

そうだよな、あれほどの旅の記録を記憶だけで書くというのは常人には真似できないものな。深夜特急の本文には手紙に書いた文章も活用されていた。この辺りの苦労というか工夫は「旅する力」の第4章で詳しく述べられていた。(p258)

こんな苦労のあれこれを知り、以前より身近な人になったよ。

この章の終わりの所で、小田実さんの「何でも見てやろう」との対比がでていた。

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 前出の高田宏さんが新聞の時評の中で二人の違いを述べていた。

「二人の生きる時代が変わってしまったことに加え、二人の資質も別だ。『何でも見てやろう』を優れた文明批評と読むことができても文学作品と呼ぶことはためらわれる。『深夜特急』は、旅のなかで自分の底に降りてゆく、これは一つの文学作品である。」と。

私が『何でも見てやろう』を読んだのは高校生の時だった。上記のような評価は何もできなかったけどね。

いずれにしても面白かった。さあ、眠りのお供の次を探そう!

2024年6月27日 (木)

シーズンだ ! そろそろサーフィン・・・・見に行くか!

先週になって、近畿、東海、関東甲信越が梅雨入りした。昨年に比べて20日間、平年とでは2週間ほど遅れたようだ。でも、地域によっては既に結構な雨が降っていたし、被害も出ていた。

最近は線状降水帯等の新しい呼称の雨降り状態が再々発生していたからね。そんな中だけど、雨の合間を縫って、相模の海に出かけた。

雨上がりは寂しいものなのか?

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海を見ると、孤高の鳥がテトラポットの上から、じっと海を見ていた。

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波乗り時間には、まだ早かったかなと思いながらも浜に降りた。

なんと、静かだと思った海はそうでもなく高い波が打ち寄せていた。

そしてサーファーの姿も。

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じっと佇み波を見ていると、ボツラボツラと板を担いだ人々が浜に出てきた。

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潮加減を見極めていたのかな。

Img_69456Img_69445おお、きれいな波だ。

さあ、乗るぞ!

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サーファーに大きな拍手を贈り、今日の所は引き上げることとした。

今度サーフィン見るのは夏の終わりごろかな。

~~~というかボードを抱えて来てみるか。

さて、同じ相模灘に面する熱海で見た花を紹介しよう。

先日熱海の美術館を訪れた際に熱海サンビーチに寄った。珍しい花が咲き乱れていた。

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お宮は、今もって寛一に蹴りつけられているのか。

周りの建物群は、訪れるたびに変貌著しいというのに。

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左側の大きなビルは、中国資本のホテルで「熱海パールスターホテル」。

以前来たときは、その隣は空き地で遺跡のようなコンクリむき出しの斜面になっていた。

今は、大きなビルが建築途上。聞くところによると共立メンテナンスが手掛ける「ラピスタ熱海」(仮称)というホテルで階段状の敷地に五棟のビルを建て、内最大のものが17階とも18階とも言われているようだ。今でも異国のリゾート地といった雰囲気を醸し出しているけど、どんな風になるのかね。

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 さて、花だ。

広重鑑賞で訪れた時、ちょうど開催されていたのが「ATAMIジャカランダフェスティバル2024」だった。

「ジャカランダ」と聞いても「?」だった。

なんと、ポルトガルのスカイス市から国際姉妹都市の縁で送られてきた花だそうだ。

届いたのが1990年。その時は二本の苗だった。それが現在では100本以上となっているとのこと。

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全く知らなかったのだけど、世界三大花木の一つで、南半球の桜と呼ばれてもいるそうだ。

原産地はアルゼンチンやブラジルだそうで、南半球では自生し11月~12月に開花するのだって。

北半球では5月下旬から6月上旬開花。

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花言葉は「栄光」と「名誉」だ。

和名もある。紫雲木(しうんぼく)だ。

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南アフリカ共和国の首都プレトリアは地元では「ジャカランダ・シティ」と呼ばれるほどに町中各所に咲いているようだ。

一塊だけ見るとよく分からない物の、群生林の中で青紫色の花が一斉に開いたらそれは見事だね。 

コロナ禍の感染実態は今はどうなんだと思うのだけどね。

どんなもんかな。実際、昨日も横浜線に乗車して目にしたのは半分以上の方々のマスクなしだった。しかも外国からと思われるお客さんが相当いらっしゃった。

だけど一応下火だと報じられているからな。

南アフリカは無理だけどポルトガルにでも行ってみるかな‼

2024年6月20日 (木)

季節の移ろいが我が家にもたらした花ばな・・・続き

我が家の開花第三弾のメインはアジサイとランタナだった。

前回、アジサイの中でも華やかな三種を紹介した。

名は分からぬが、あと数種が庭を彩っている。

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数種等と曖昧な言い方をするのは、アジサイは同じ種であっても土壌によって花や萼の色合いが違ってくるからだ。さらに、日を追うごとに青や、紫、ピンクなどの濃さが変わっていく。ランタナも同じような変化がある。まさに同名の「七変化」。

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アジサイは主には地に直に植えてあるが、いくつかは大きな植木鉢で育てた。

これが凄いのだ。植物を鉢で育てると、水が十分か足りないかに花は敏感だ。

鉢内の土質によって水捌けや水持状況が異なり、水不足による反応がはっきりでる。場合によっては忽ち萎れてしまうことがある。

それが面白いことに水遣りをしばらく怠ったにもかかわらずしっかり花を咲かせている鉢植えのものもあるのだ。同期間の水遣りさぼりでも地植えの物は当然大丈夫なのだがね。

鉢にも関わらず花をしっかり咲かせているのは実は鉢の底から根を伸ばして地中に根を張っているケースだ。その場合、鉢はもはやビクとも動かない。

一年草の花々は簡単にはそこまでは根を張らないのだが樹木系は油断するとそうなってしまう。

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柏葉アジサイの後ろに立つのは「モチノキ」だ。これが凄かった。

数年の間に間違いなく鉢底から根を伸ばした。そして、昨年になって根が膨らんだのか鉢を割ってしまったのだ。かなり丈夫な焼物だったのだけど。

確かにこの木、ほっておけば10mもの樹高になるというから、さも、ありなん。

もちろん我が家では、そんなに大きくなっても困るので、身の丈を現状の2mぐらいで止めているけどね。

さて、ランタナだ。

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 なかなか可憐だ。

我が家のランタナは三種類の株がある。これが色とりどりの変化を見せてくれる。

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今年は、アジサイとランタナに加えて、特別の花が登場した。

昨年秋のワンちゃんの弔いの際にいただいたカスミソウの種。発芽し、綺麗な花を咲かせた。

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この花、卒業式など別れの時に贈られることが多いそうだ。

花言葉は「感謝」や「無垢の愛」

花の名前の「カスミ」の由来は小さな花が満開に咲く様子が遠くから見るとまるで春霞のようだということからだそうだ。

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梅雨入りが遅れている。沖縄から始まり、南九州、四国と続いたが他の地区はまだだね。

日本気象協会の「tenki.jp」によると18日に近畿、東海、関東に警報級の大雨をもたらしたものの梅雨入りは見送られたとあった。合わせて、「今年の梅雨はメリハリ型。降るときは警報級の大雨となり、梅雨の晴れ間になると真夏日続出、猛暑日続出となりそう」だそうだ。彼方此方での災害が心配される。

本日20日の朝がたからの天気予報などでは、今週末あたりから列島各地も梅雨に入るようだがね。

さて、メインの花々について紹介したが、狭い庭ながら名前も知らぬ花があちこちに少しずつだが咲いている。温暖化のためだろうか、開花時期も少し早くなっているように感じる。

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さあ、次の第四弾開花は我が家で最大を誇る花、タイタンビカスだ!

ついでに、このところ連続で登場している鉄砲ユリの今の姿も紹介しよう。

花が散っても、しっかり存在感があるよ!Img_72012

 

2024年6月13日 (木)

イソヒヨドリの生態には驚いたけど、季節は我が家に第三の開花をプレゼント。

台風一号の直撃を恐れたのだが、結果として上陸はなく、太平洋上を東に進み、大雨、強風を避けられた。鉄砲ユリは無事開花した。

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6月に入り、九州、四国と梅雨に入った。

季節の移ろいは動植物の活発な活動を見せてくれる。

最近我が家の周りで良く見かけるのがイソヒヨドリ。

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イソヒヨドリの雄(オス) なかなか美しく精悍な面構え

先ず面白いと思ったのが、鳴き声だ。

高い音色を響かせていたと思うと「え?、カエル」と思わせる低音のうなり声が聞こえてくる。

口笛のような高い音は、さえずり声で雄も雌も同じ、カエルの声に聞こえるのは警戒音声だそうだ。

一つの鳥が、二種類の声音で鳴くのをはじめて知った。

先日、暑いのでキッチンの入り口を網戸にしたところ、いつもとは違う「ピー、ピー」という鳴き声が聞こえてきた。そっと覗いてみると傍にある物置の土台の脇からヒヨコのような幼鳥が顔を出しているではないか。その内いつもの鳴き声が聞こえてきた。上を見ると隣家の屋根に親と思える鳥が止まっていた。しかも、何かをくわえている。

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パパヒヨドリがバッタのような昆虫をくわえている。

父親鳥が餌を仕留めてきたのだが、無防備に表に出た幼鳥に巣に戻ったことを知らせながら、合わせて警告してたのかな。勿論私たちは手を出さず見守るだけだから我々のことじゃない。

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ママヒヨドリもミミズのようなものをくわえ飛来した

ママの装束はパパとは全く違う

鳴き声は一緒だ

すぐ気づいたのだけど、警告は人間でなく、もっと怖いカラスの接近だったみたいだ。

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親鳥が去った後、カラスがパパがいた所と全く同じところに止まり様子を見ていた。

その後、無事カラスをやり過ごし、幼鳥も腹を満たせたようだった。

親鳥の写真から3日後だけど、ちびちゃんを撮影できた。

幼顔の女の子だね。

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たまたま、新聞コラムにイソヒヨドリのことが書いてあった。

名前にヒヨドリと付いているものの全く別種だそうだ。

生活行動も他の鳥に比べ異次元で人間社会にかなり接近し、空き家が格好の繁殖場と化しているというから驚きと共に我が家の物置利用に納得だ。

さらに、面白いと思ったのが食べ物について雑食で人間が食す物にも柔軟に適応しているそうだ。ならば生き延びるね。それで、パパ、ママが別の獲物を捕獲したことが良くわかる。

我が家の第三弾開花は主としてアジサイとランタナだ。二つに共通するのは「七変化」という通称。

文字通り両花共に日毎変化していく。

アジサイのうち最初に姿を見せてくれたのが柏葉アジサイ。

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このような形状のアジサイは知らなかった。数年前叔母さんの家の庭に咲いていたものをいただき挿し木にした。今ではシーズン最初に優美な姿を見せてくれる。

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我が家で華やかに咲くのが「墨田の花火」と「ダンスパーティ」。

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墨田の花火

墨田の花火は昨年までは我が家で一番に咲き、いつまでも楽しませてくれた。ところが昨年剪定を失敗してしまった。芽が伸びるたびに先端部を切ってしまっていたのだ。

そのため、これまでヤツデの木を囲むように咲き誇っていたものが、ほとんどが花芽を付けず、わずか三輪だけが開花した。写真は、それを見越してではなく、たまたま挿し木にしていたものがきれいに咲いてくれたのだ。

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ダンスパーティ

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ダンスパーティも華やかに庭を彩ってくれるアジサイだ。

アジサイは生命力旺盛というか、これも数年前に挿し木にしたものであるが、今では我が家のメインアジサイとなった。

まだ、我が家の咲き誇る花々の半分も披露していないのだが、大分ボリュームを使ってしまった。

ランタナなどの披露は次回にしよう。

あれこれの心配事が生起する中で、花々は日々それを癒してくれる。

水遣りやら、草取り、剪定と大変だけど、引き続き世話をしていこう。

 

2024年6月 6日 (木)

いやー、あらためて広重の凄さと素晴らしさに感じ入ったよ!

新聞紙面で『広重「五十三次」高画質で映像化』という見出しを見つけた。

なんだろうかと記事を読むと、なんと「東海道五十三次」を1億5千万画素の高精細カメラで撮影して、出来たデジタル素材を活用し大画面プロジェクションとしてリミックスすると言うのだ。

私が日ごろ使っているデジタルカメラは2,110万画素だ。これだって初期のデジタルカメラに比べれば相当精細だ。その約7倍の画素だというから驚きだ。行って見て納得した。

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箱根 湖水図 と 現在の芦ノ湖

こんな大きなサイズで見ることができたのだ。にもかかわらず画像に粗さを感じることが全くなかった。なかなか素晴らしかった。

歌川広重の作品は、教科書で見たのが最初だったと思うが、その後、弥生美術館など各所で見ることがあった。

でも、教科書は言うまでもないが、本物もサイズが小さい。私などは素晴らしいと思いながらも描写された技法のあれこれよりも、ここは○○の宿場だで終わっていた。サイズの所為ばかりではないだろうがね。

毎年のように訪れている「日展」などで展示されている作品のキャンバスは大きなものでは500号Fサイズで「3333ミリ × 2485ミリ」にもなる。

それに対して浮世絵木版画は大判で「390ミリ × 270ミリ」だったそうだ。

大画面の精細画像を見て改めて浮世絵木版画の素晴らしさをよく知ることができた。

ところで、この催しがどこで開かれていたのかを紹介するのが後回しになってしまった。

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美術館の入り口にあった展示案内

熱海市にあるMOA美術館で開催されていた。

訪れたのは10年ぶりぐらいだろうか。

入口は二か所あった。美術館は山の斜面を上手く生かして建築されていて、三階部分も山道に続くロータリーに接しており三階入場口となっていた。そこから入場すると2階の展示会場まで階段やエレベーターで下りることになる。もう一か所は展示会場の建物のはるか下方にエスカレーター入場口があって、そこから長い、しかも幻想的なムードを醸し出しているトンネルの中をエスカレータを乗りつぎながら上に向かうのだ。

そこを通り抜けるだけでも価値があるというのは言い過ぎか。

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エスカレーター入場口

さあ、ここからトンネル。上を目指す。

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エスカレーターで上りきると芝生広場もある「ムアスクエア」と名のついた展望台に出る。

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ヘンリー・ムーアのブロンズ像「王と王妃」、だからムアスクエアなんだ

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展望できるのは相模灘と伊豆半島の南方向。熱海城も見えた。

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その後、2時間ほどゆっくり鑑賞して帰途に就いた。

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今回の鑑賞が出来たことで、さすがゴッホに影響を与えただけはあるなと再認識した。

以前はそれほど感じなかった構図のすばらしさ、遠近法の活用、立体的描写そして風俗や人物の表現の仕方などなど。

江戸時代も末期になると庶民もなんとか旅が可能になったようだ。関所が各所にあり、なかなか厳しいものだったようだが、湯治や社寺参詣といった旅目的の場合は比較的甘かったようだ。それに加え、大名などの参勤交代などのために道も整備されてきていた。

庶民も、広重などの絵などに見えた各地の様子を知って、旅を思い立ったそうだ。

Digital Remixは7月1日まで、あと一か月催しているよ。

併せて言えば、4月の終わりにTV NHK BS で「広重ぶるう」というドラマが放映された。

広重がまだ画業でなく、家業の火消しで生計を立てていた頃から話は始まり、試行錯誤の末にようやく画風が庶民に受け入れられてきた頃までを描いていた。寄り添い、生活費の工面までしていた妻の加代は道半ばにして先立ってしまった。

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ドラマを観て、改めて私は広重について苦節何年などとは縁がない最初から名声ある「五十三次」の浮世絵師としか認識していなかったようだと思った。ドラマを通して見えてきた「実像」は思っていた者とは全く違っていた。広重理解が少しだけど深まった。(配役 歌川広重 : 阿倍サダヲ、妻加代 : 優香)

 

2024年5月30日 (木)

「やっぱりジュリー」なんだ ❗

今回のタイトルは、どちらかというと物事を深掘りされる新聞特集欄で見つけた。「オピニオン&フォーラム 耕論」(朝日新聞5/14)の大見出しをそのまま使わせてもらった。

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この欄は「オピニオン&フォーラム」で括りながらも掲載日によりテーマへのアプローチの仕方が異なり、サブ標題も変わる。インタビュー、寄稿、記者解説、論壇時評、フォーラムさらに交論、耕論など多彩だ。

耕論では様々なテーマを複数の論者が異なる論拠を示しながら短くまとめている。読者としては様々な視点、角度からものをとらえ、諸テーマについて考えるきっかけになる。

今回は沢田研二さん、通称ジュリーを三人の方が語り、「やっぱりジュリー」なんだと言うところが落とし所になったのかな。

語っていたのは音楽評論家のスージー鈴木さん、映画監督の中江裕司さん、ノンフィクションライターの島﨑今日子さんの三人だ。

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南の洋上で台風一号が発生した。鉄砲ユリもこんなに育った。倒れないで!

耕論は、どちらかというと世俗的なことがテーマになっているように見受けられる。この数週間のテーマは次のようだ。「排尿ベンチ 置かれる街」「自虐ネタ、どうして」「数学、見つめ直すと」「地方自治法改正は必要か」「終わらない、ジャニーズ問題」等々。それらテーマを各人凡そ1000字でまとめている。

そんな風なんだけど、この日もいつものごとく数日前の新聞を開き目を通し始めた。目に留まったのが「ジュリー」。「元」スターがテーマ?と気になった。

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これだけしっかりしていれば強風にも耐えられるね!

スージーさんはTV  BS 12トゥエルビの番組「ザ・カセットテープ・ミュージック」でマキタ・スポーツさんと組んでMC を務め、曲と曲の間に音楽談義をしている。以前から録画して時々視聴してきたので顔はお馴染みだ。でも、他ではあまり拝見することがなく、それほどメジャーな方ではないのだろうと思っていた。それが、失礼ながら耕論の筆者として見つけ「えっ」と驚いてしまった。でも、彼の語りは滑らかで該博感いっぱいだ。

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その彼が宣言したのが「一番好きな歌手はジュリーだ~」だった(2018年2/2 沢田研二特集)。

彼が語るに「ジュリーは一貫して本質的にロックミュージシャン。75歳でも活動のど真ん中にライブコンサートをおいている」。そして、具体的に例示したのが2023年6月25日に「さいたまスーパーアリーナ」で開かれたジュリー75歳誕生日当日のコンサートだった。当日WOWOW で実況放送され、録画が我が家にあった。

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「沢田研二 LIVE 2022-2023『まだまだ一生懸命』ツアーファイナル バースデーライブ」だ。

一昨年、沢田が出演した「キネマの神様」(監督山田洋次 2021年作品)を観ている。その際の印象がロックンローラーとはかけ離れていたので、音楽活動はどうなんだろうなと気になっていた。

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それが、3時間超のライブ演奏を観て聴いて驚いた。スージーさんのおっしゃる通りだと共感できたし、どうもジュリーに対する私の見方も変えてくれたようだ。曲が終わるたびに「ありがとう!サンキュー!ありがとうね!」と発した。

舞台を駆け回る姿は、以前、武道館のライブで見せてもらったローリングストーンズのミック・ジャガーに重なった。

白髪の風貌は、エリック・クラプトンを髣髴とさせた。

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映画監督の中江裕司さんは那覇市を拠点に活動されているとのこと。

彼が、監督し、沢田研二さんが主演した映画「土を喰らう十二か月」でジュリーはあちこちで評価された。

毎日映画コンクール男優主演賞、キネマ旬報ベストテン主演男優賞、全国映連賞男優賞などだ。

俳優としても高い評価を受けたわけだ。

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映画「土を喰らう・・・」は信州の山村が舞台で、主人公は一人で暮らしながら畑を耕し精進料理を作る作家。

身勝手で、本当に「いい男」が演じないと厭味になってしまうようなキャラクター。誰がいいかなと思い浮かんだのが沢田研二さんだったという。出演依頼しても、監督としての自分を選んでくれるか心配していたのだが、逆に「オーディション」をしてくれと言われて面食らってしまったそうだ。ジュリーが言うのに「昔のイメージでなく、今の姿を見て判断してほしい。反戦や、反原発、沖縄のことも歌っている。映画の迷惑にならないか」と問われた。監督は「全く問題ありません」と伝えたところ出演オーケーとなったという。沢田研二は「加齢も、容姿の変化も、全てさらけ出す覚悟ができている」と感じ、「やっぱりジュリー」となったようだ。

映画も観た。なかなか良かった。ロックンローラーとしての登場ではなかったが、幼少時に禅寺の小僧だった際に覚えた精進料理作りに勤しむ姿も、作家役も板についていた。

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亡き妻の母(奈良岡朋子が演じた)が一人で住んでいた山小屋

島﨑京子さんはやはり、沢田の今を高く評価する。

沢田は「ライブで歌う以外のことを捨てていく。作り上げたイメージを脱ぎ、自立した音楽活動の中で、憲法を歌い、被災地に思いをはせる。大衆とともにある反骨精神は健在です。譲れないものだけを守り、他はためらわず手放す」・・・「やっぱりジュリー」だ。

きらびやかな昔でなくて、今を見ろって言うのがいいね❗

 

 

2024年5月23日 (木)

恒例の居酒屋ライブ。バイオリン演奏を堪能したよ。それから、新聞に宇宙人のことが!

弟のゴルフ仲間が集う居酒屋で今年もライブがあった。

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人が集う音楽と飲酒の場。

コロナ・ウイルスが駆逐された状況では決してないのだけど、皆で楽しい時を過ごすことができた。

コロナについていえば、先週知人から電話があった。「届けたいものがあるけど、家族揃って4人もコロナに感染してしまった。人と接することができない、郵便受けにいれておくから受け取って」との伝言だった。ご都合主義的為政者の発表はどうであれ、周りで起きている実態はこれだ。

コロナはまだまだあちこちで蠢いている。

そんな中で、私も含め体調管理万全?と自認する人たちが集まったライブだった。

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ライブスタート。

司会者が登場。

開口一番「盛大な拍手を送れば、彼らはきっといい気分になる、間違いなく演奏が良くなる」と笑わせながら、自ら音頭をとって大きな拍手でバイオリニストとピアニストを迎えた。

満面笑みの演奏者二人が入ってきた。

演奏が始まった。

イギリスのエルガーの作曲した「愛の挨拶」でスタート。妻となる人へのプロポーズのプレゼントだった。多くの人が曲名を知らずとも「聴いたことがある」と感じる曲じゃないかな。

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二番手はドリーブ作曲のバレー曲「シルビア」よりピチカート。

すぐ目の前でピチカート奏法を見るのは滅多にないことだ。

弦を指で弾くのだけど左右の指を共に使うんだって。人差し指と中指ではじくのだそうだ。

有名なところではバルトークがこの奏法を多用したんだって。

知らなかった。

素人から見ると楽器奏者は一種の職人だと感じ入った。

しばらくクラッシク曲を演奏されて、くつろいだところで、ポップスに入っていった。

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ジェットストリームのテーマソング「ミスターロンリー」。

そしてパイレーツ・オブ・カリビアンのテーマが続き、今度は一気に時代と海を越えて「中国の太鼓」(フリッツ・クライスラー作曲)、さらには石川さゆり「ウイスキーが、お好きでしょ」ときた。

次は、やっぱり出てきた。「東京ブギウギ」だ。70年以上前の曲だというのに懐かしい~。

ま、楽しいうちに夜が更けていく。

バイオリニストも客席を巡り、演奏をしてくれた。

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話は、逸れるが、直前のゴールデンウイークには円安のおかげで旅行関係、とりわけ外国からのお客様のインバウンドが盛況だったと報じられていた。

私自身、箱根やら山梨をドライブしたときなど先々で賑わいを感じたが、すれ違う人々の話が聞こえてくると英語のみならずアジア各国の言語だった。テレビでインタビューされていた外国人観光客は「物が安いのでお土産がいっぱい買えた」と嬉しそうに話していた。

円安だ~。私達には物価高が押し寄せているんだけどな~。

この日、私たちが暖簾をくぐると、店主から「いらっしゃい」と声をかけられ席に案内されたのだが、そこで酒を酌み交わしていた先客は外国からのお客さまだった。

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今回演奏してくれたバイオリニストは十数年ぶりにこの店での出演となったそうだ。

司会者によれば「前回出演いただいた時は二十歳そこそこの可愛い人でした。そして、今日は、それから十数年、目の前の美しい人です」だった。ま、その通りだったけどね。

途中休憩を入れて、二時間余、音楽を堪能し、ビールも十分飲んだ。

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楽しい晩となった。年内あと何回かこのようなライブを開催してくれるそうだ。

楽しみにしていよう。

またまた話が飛ぶけど、前回アップしたブログの中でSF小説 について子供ながらに読者と共有できるイメージがあったことに触れた。なんと、新聞に「宇宙人、いると思いますか」というアンケート特集があったのだ。(朝日新聞5/11別刷りBe版)

※私、新聞は配達されたその日には、いくつかの定番のコラムと新聞小説を読むだけで終わりとし奥さまにバトンタッチする。後日ゆっくり読むのだ。時間があって読みがスムーズに進むと、前々日配達分ぐらいまでに追いつき遅れを取り戻すのだが、今回は10日分以上溜めてしまっていて、昨日になって漸く5月11日付を読むことができた。※

特集面を開いたら目に飛び込んできたものがあった。なんと偶然か、そこには私が子供のころイメージを植え付けられた火星人がいるではないか。

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アンケートの答えも面白かった。回答者2698人の中で、「宇宙人、いると思いますか?」という質問に2050人、全体の76%が「はい」と答え、その根拠に納得。「いると考えるのが合理的」だって。

さらに、「はい」と答えた人に「宇宙人は地球に来ている?」と聞いたところ「遠すぎて来られない」が60%だった。

まさに私もみなさんと全く同じ理解。空想科学というよりも現実の認識なんだろうね。

今、その現実は厳しいぞ。

プーチンさん率いるロシア軍が戦術核の演習を始めたという恐ろしい報道があった。

宇宙人の侵略どころでないぞー!

 

2024年5月16日 (木)

読んでから観るか、観てから読むか?三体は視聴後読書が正解だった!

小説「三体」をようやく読み終わった。

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ながら読みというか、寝ながら読みは時間がかかる。知らぬ内に夢の中なのだ。

でも、読み始めると、すーっと物語に入り込めた。

連続30話ものテレビドラマを見ていたおかげだけどね。物理学やら数学の理論が時々会話に入っていたりして、多分、TV ドラマでアウトラインを知っていなければ小説を読むだけでは理解が大変だったかもしれない。

また、テレビを見ながらでも、引っ掛かるところがあったのだが、それは小説の中に詳しい答えが出ていた。映像化の中では敢えて説明をカットしながらも、視聴者を引き付けるものがあったのかな。いずれにしても私にとっては「三体」はTV 先行で正解だった。

まあ、ドラマや映画を観たら原作を繙くのも一興だな。

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子供の頃からSF は大好きだった。当然子供向けSF 小説を図書館で借りて読んだ。子供なりの想像力を働かせて情景やら登場するあれこれを頭に描いていたけど。

もちろんその頃でも月面のクレーターやら重力が地球とは違うとか、火星はこうだ、あるいは火星人はタコみたいだとか多くの人と共有できるイメージはあったことはあったけどね。だから、子供なりに膨らましたイメージは「当たらずとも、遠からず」だったかな。

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後になってスターウォーズやハリー・ポッター、未知との遭遇、エイリアンなどを視てやはりジョージ・ルーカスやクリス・コロンバス等の監督はさすがプロというか、私たちに提供してくれる宇宙像とか異次元像は凄いと感じた。

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未知との遭遇

それに加えて、最近の科学的発見やら事象も理解を助けてくれる。

最近も新聞で木星の衛星エウロパを覆っている氷の厚さについて触れ、少なくとも20キロの厚みがあると報道されていた。(朝日新聞夕刊5/8付 アメリカ・国立天文台シュミレーションによる)

これなども、宇宙空間には人類の想像を越えたものが存在することの証左だ。

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太陽フレア (NASA太陽観測衛星の写真)

つい最近起きた太陽フレアもそうだった。5月8日から13日にかけて大規模な太陽フレアが連続して発生し、各地で低緯度オーロラが観測された。日本でも見ることができたと報道されていた。「三体」でも太陽は重要な役割を果たした。

TV に助けられたのは人物像だ。史強(シーチャン)や汪淼(ワンミャオ)は読書中もずっとテレビの登場人物の姿で頭のなかにいた。

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猿の惑星

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他にも具体的なイメージで助けられたものはたくさんある。

飛刃(フライイング・ブレード)としてのナノマテリアルの切断機。

VR の成り立ち。三体文明を地球文明の歴史に重ねて表現していた。

地球三体運動の分派・降臨派が三体人との交信の中で造ったものだった。

光速に近い速さを出せる宇宙船。それでも地球到達には450年もかかるメカニズム。

それゆえの陽子を利用しての人類の科学発展の阻止

乱紀の脱水、恒紀の喜び

結果から見るとTVと文庫版小説は私の理解を相互補完してくれたことになった。

もうひとつ面白いと思ったのは、新聞で特集が組まれたことだ。

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朝日新聞 5/1 文化欄

世界的ブームを起こした劉慈欣さんの作品であるから当然なんだろうけど、私にしてみればタイミングよく特集してくれたもんだと嬉しくなる。朝日新聞5月1日付文化欄で「二つの『三体』垣間見える中国事情」との見出しで私が視聴した中国制ドラマに加えて、アメリカ版ができたことを紹介していた。

アメリカ版では舞台を中国からイギリスに移し、登場人物も多様な人種の人達となっているようだ。物語の展開もスピーディで中国版では30話で第1部のみで幕となっているのだがアメリカ版では8話で第2部の途中まで到達しているとのこと。さらに、私も気になっていた文化大革命の取り上げかたも違うようだ。

日本語版文庫本でも文革批判は所々で見られた。

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2000年北京旅行で行った 天安門

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文庫版 P408には「この時代、すべてのものに政治的な意味を見出だす風潮は、不合理なレベルにまで達していた」とし、紅衛兵が隊列を組んで歩くときは右折が禁止され常に左折だったと落語のような話も出ていた。P461では、さらに林彪、江青等を三種人として批判していた。

ただ、ドラマでの文革等の描き方については現在の中国国内では賛否両論あるようだ。

日本での評価も多様で「展開スピーディーな米国版」「キャラ重視の中国版」と出ていた。

機会があれば米国版も観てみたいものだ。

 

2024年5月 9日 (木)

我が身内が黄金週間のゴールデンツーリングで酒蔵巡りと名城を訪れる旅を楽しんだって!

今年のゴールデンウイークは、人によっては10日間連続休暇も可能だったようだ。

前半、所によっては天候不順だったところもあったが概ね旅人にはいい日を過ごせたみたいだ。

我が身内も6日間を酒蔵巡りと名城を訪れるバイクツーリングで楽しんできた。

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旅程は先ずは長野諏訪地方の酒蔵巡りから始まり、岐阜、愛知、静岡を訪れ、そして山梨で湖と富士を眺めながら帰途につくというものだった。全6日間の旅だ。

 

私はお土産の酒蔵直買いの日本酒とツマミに舌鼓しながら、ほろ酔い気分の中、土産話を聞かせてもらった。

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諏訪市 麗人酒造(株) にごり酒 麗人

「にごり酒 麗人」は旨味と甘味が絶妙にバランスよく、美味しかった。砂糖や人口甘味料を加えない米由来の純粋の甘さだそうだ。日本酒は日常的にはほとんど飲むことはないのだが、これならば「最初はビール」でなくてもいけそう。

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諏訪市 宮坂醸造(株) 真澄蔵元

私の味覚が変わってきたのか、醸造方法が進化したのやら。でも、アルコール度数15度なので、飲みすぎに注意。

 

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岐阜県恵那市 岩村醸造(株) 濃州岩村城 女城主

酒蔵巡りも、こういった名酒に出会えるからいいね。

ちなみに私もかつて福島会津の酒蔵を廻りながら鶴ヶ城を眺めたっけな。

次は濃州岩村城だ。

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岩村城の石垣

岩村城、見事な石垣だ。まさに要害堅固。日本三大山城の一つであって、江戸諸藩の府城の中で最も標高の高い所に築城されていた。そして、酒の名前にも使われているように、城主は女性だった。しかも、その方は織田信長の叔母さんだ。

そして、岐阜城へ。

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金華山の山頂にある、と言えば斎藤道三の居城があった。そう、もとは稲葉山城。

信長は道三の娘・濃姫と結婚していた。信長16歳、濃姫15歳だった。

岐阜城は信長の義父の城だったのだ。次は木曽川沿いの犬山城へひと走り!

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信長誕生の地近傍だから当然なのかもしれないけれど、この城も信長の親族が築城した。

叔父の織田信康が1537年に創建している。

面白いと言っては無礼に当たるか、この年に秀吉が生まれている。

犬山城は日本最古の木造天守で、最上階には回り縁が作られている。国宝なのだ。

ここまで、すでに三泊。少し雨も降りそう。

近辺を少し回って、明日は静岡だ。

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愛知県新城市 長篠城址 合戦のぼりまつり

雨が上がった。静岡県に入る。目的地と定めたのは大井川蓬莱橋、駿府城、久能山東照宮などだ。

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チケットにも書かれているように、ギネス認定(1997年)の世界最長の木造歩道だ。

全長897.4m、通行幅2.4m。

いよいよ駿府城。

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家康が秀忠に将軍職を譲った後の居城だ。

1607年に天下普請として築城させた。3重の堀が囲み、7階にもなる天守を配置した相当勇壮な城だったようだ。ただ、1635年の火災で焼失してから天守は再建されなかった。その跡地が現在発掘調査中なのだ。先日、テレビ番組「絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城」(NHK)で奈良大学千田嘉博先生が説明されていたが、相当大きな天守台と天守だったようだ。

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駿府城発掘現場

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久能山東照宮社殿・博物館入場券

1616年家康は75年の生涯を閉じた。遺骸は久能山に埋葬された。

明日は伊豆半島西海岸散策だ。夕食を居酒屋でちょっと豪勢に食した。

刺身は地元駿河湾の深海魚なのだ。

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そろそろ渋滞が始まっているようだ。もう一泊してコースを考えながら行こう。

決定。富士五湖・山中湖経由で帰ることとした。

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カバ4号!落ちるよ!

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落ちた~! でも大丈夫、水陸両用車でした~。

人々も楽しく過ごしていたけど、彼らも家族水入らずでくつろいでいた。

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一休みして、道志川沿いに続く国道413号線(道志みち)を家に向かって走った。

高速道路を利用しなかったのは正解だった。道路情報の予測では5月5日の中央高速大月ICから八王子ICまで30㎞の渋滞だと発表されていた。

ひさしぶりの長旅だったけど、楽しいツーリングだった・・・・とさ。

ほろ酔い加減でいい土産話を聞かせてもらいました!

«早いね、もう五月。花々も一番手が散り、二番手が咲き始め、虫達も蠢き始めた!