久しぶりに兵馬俑の戦士や軍馬に会ってきたよ!それにしてもデジタル化急速進行中だ。
新聞の美術館・博物館案内で「兵馬俑と古代中国」展が開催されていることを知った。行ってみようかとなった。
会場は静岡県立美術館だ。
先ずはチケットをネットで購入。これで手続き完了!ではなかった。
コロナの渦中にあって、密を避けるためのもう一つの手間が求められた。
入館に30分毎の人数制限があるのだ。
希望する見学日の10日前から美術館のウエブサイトにアクセスし手続きをしなければならなかった。そこで観賞希望日と時間の申しこみをした。OKの場合はQRコードが割り振られ指定アドレスに送信される。当日のQR チェックで入館の運びとなるのだ。
そう言えば、コロナワクチンを接種するときも全部スマホでの手続きだった。
良いんだか悪いんだか?デジタル化がジワジワと進行しているね。
13時から見学することにした。昼飯はどこかで弁当でも買って美術館の駐車場で食べるのがいいなとなった。
東名高速富士川サービスエリアで私はスパゲッティを買った。奥様はサンドイッチ。
天気さえよければこんな風景を見れるのだが、あいにく青空より雲が多かった。(建物の中にあったパネルを撮影)
こんな佇まいのスターバックスでゆっくり食事をするでもよかったけれどね。
由比パーキングエリアからの駿河湾
12時ごろに美術館に着いた。
ゆっくり腹ごしらえをして入り口に続く森を散策した。
ここへは2015年の5月に篠山紀信展で訪問している。7年ぶりに来た。
そして調べてみたところ偶然にも同じ年2015年の11月、上野の国立博物館で開催された「始皇帝と大兵馬俑展」に行っていた。始皇帝のお導きか?
コロナ禍では考えられない混雑ぶりだった。国立博物館平成館前。
今回のメインは兵馬俑であったが、せっかくの機会と思い、美術館に続く彫刻プロムナードやロダン館の作品、そして「こんな催しもあるんだ」と感心させられた街の写真館常連ユーザーのフイルム写真展などもゆっくり観賞した。
最近、美術館などでうれしく思うことは、写真撮影が奨励されていることだ。
先にも触れたデジタル化がここでも有効活用され、入り口に「大いに撮影してSNSで情報発信してください」というようなことが書かれていた。
もちろん当然ながら制限もある。
フラッシュは禁止。そして作品によって可否があった。
今回訪れた美術館は彫刻やら遺物は全てOKだったが絵画は撮影禁止だった。先ずは彫刻プロムナードの作品とロダン館の作品を紹介し、兵馬俑関係は次回のアップとしよう。
舟越保武 《杏(あんず)》
清水九兵衛《地簪(ちかんざし)》
掛井五郎《蝶》
久しぶりに森の中を歩いた。
入館した。時間によって人数制限がされているので、今回は並ぶこともなくスムーズだった。
最初に、写真展に入った。
すばらしい写真が74点出展されていた。写真屋さんが主宰しているのでトリミングで作品がどう変わるのかなどの技術的な解説もあった。先ずは、撮影スポット、そして撮影のタイミングとシャッターチャンス、これだけでも大変だ。朝駆け夜討ちだ。これら作品を観られただけでも来た価値があった。
次にロダン館に入った。
カレーの市民
カレーの市民像は世界各地にある。これまで何度も見てきたのは上野の国立西洋美術館の群像だった。ここ静岡では個別の人物像だ。ハタと思ったのは「カレーの市民は何故あちこちにいるのだ?」だった。
調べて納得した。オリジナルの鋳型からエディションとよばれるものが鋳造されているのだ。ただ、無制限にできるわけでなく、数が12と限られているとのこと。国内ではポーラ美術館や大原美術館も所蔵している。
但し、ロダンの手によるものに違いはないのだが作品完成前の試作品の鋳型鋳造もあるようだ。
バスティアン=ルパージュ 制作年(1887ー1889)
ロダン40代後半の作品
母と子 制作年(1913)
作者 ジャック・リプシッツ(リトアニア)
さあ、つぎは兵士と軍馬の俑だ!
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