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2024年3月

2024年3月28日 (木)

もうすぐ春ですね。でも雨やら寒さやらとまだ落ち着かず。そんな朝、空が真っ青。三国峠に行くぞと決意!良かった!

来週は雨、ところにより雪だと天気予報のお姉さん。

そんな折、目が覚めて空を仰ぐと雲一つなく青空が広がっていた。

即、決めた。三国峠から富士山を望むぞと。

Img_40501Img_40590山に向かって車を走らせると、空は刻々と変わっていく。

さっきまで雲一つないなと喜んでいると、突然雲が湧き、空を覆い始めるなんてことがよくある。

この日は良かった。

期待通りの雄姿を見せてくれた。

三国峠は芦ノ湖スカイラインの途中にあるビュースポット。

御殿場から上ってもよし、また国道一号線の小田原方面、三島方面からであれば、両方面から上りきった所にスカイラインのゲートがある

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途中、南側に駿河湾が望め、北の藪を切り分けると芦ノ湖が眼下に広がる。

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駿河湾と愛鷹山

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芦ノ湖・・雲が出てきたぞ

ここまで来たので芦ノ湖にも寄ってみることにした。

湖畔の船着き場には大勢の観光客がいた。しかも、外国からのお客さまの方が多い。

欧米からの方々と、この日はサリーで装ったご婦人などインド系かと思われる人々が楽しそうに乗船を待っていた。

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芦ノ湖遊覧だ

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湖での楽しみ方は様々だ。

この方々は三者三様にボートを乗りこなし湖面を進んだ。

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鳥たちは。私たち人間より季節の変化に敏感なんだろうな。

芦ノ湖に注ぐ小川に、あまり見たこともない水鳥が佇んでいた。

人を怖じる気配は何もなし。

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その流れの先を見ると、同じ種なのかわからないが数羽が戯れていた。

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水の中をよく見たら鯉が泳いでいた。共存共栄の関係みたいだ。

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向こう岸にそびえる駒ケ岳の眺めがいい。。

我が家にもどった。庭に小鳥たちが集まり、あれこれを啄(ついば)む。

先日、ヒヨドリがハクモクレンの花弁を食べているところに出っくわしたことを書いた。

今日見たのはヤツデの実を啄み、キンカンと同じように嘴にくわえ、地におろし遊びながら食べているのだ。雑食鳥類なんだね。

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ほぼ散ったハクモクレンの花を名残惜しそうに見ている。芽が出始めた桜桃の枝から何を眺めるか。それともサクランボウ食いの一番乗り?

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スズメたちは楓の枝に止まり、ピーチクパーチク。

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もうすぐ春ですね!雪が解けて川になって、流れて行きます。日だまりには、雀たちが楽しそうです。

(キャンディーズ)

モッコウバラが開花したよ!やっぱり、もうすぐだ!

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2024年3月21日 (木)

アカデミー賞・日本映画が二作品受賞でジャイアントキリング (大物食い ) だ! we did it!

「ジャイアントキリング」とは第96回米アカデミー賞で日本作品がダブル受賞したことを報じた朝日新聞記事の筆者小原篤記者が「並み居る大作を蹴散らした受賞の快挙」を表現した言葉だ。(朝日新聞3/12朝刊32面)

そして「we did  it !」は「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督が受賞挨拶の最後に言った「やったぞ!」という意味の英語だ。(3/11朝日夕刊)

新しい年になったばかりだけど、年末の2024年新語・流行語大賞に選ばれそうな雰囲気を持っているね。

ともかく最近の我が同胞は豪放磊落だ。

確かに一昨年の「ドライブマイカー」(濱口隆介監督、西島秀俊主演)のアカデミー国際長編映画賞や今回もノミネートされていた役所広司さん主演の「PERFECT  DAYS 」(’23年第76回カンヌ国際映画祭で役所さん男優賞受賞)にしても日本関係の作品や役者が注目されていることを強く感じるし、監督も演者も堂々としているな。

発表前日のTV ニュースで役所さんがノミネートされたことで インタビューされ「レッドカーペットや授賞式に自分が行くのが想像しにくくて、ちょっと緊張しています」と応えていた。

その翌日の朝刊のトップに下の記事が出ていた。

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朝日新聞3月12日朝刊一面

結果は役所さん出演作品は残念だったものの、二つが受賞した。

過去に日本映画がダブル受賞したことが2回ある。

最初は黒澤監督の羅生門受賞から3年後、1954年第27回アカデミー賞での衣笠貞之助監督「地獄門」の名誉外国語映画賞と同映画の衣装に携わった和田三造さんへの衣装デザイン賞だ。

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NHK(2011年5月放映、録画)

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次は2008年第81回アカデミー賞での「おくりびと」の外国語映画賞と「つみきのいえ」への短編アニメーション賞だ。

あと監督及び作品で言えば黒澤明監督が1951年の「羅生門」で名誉外国語映画賞、そして1989年に黒澤明として名誉賞を受賞している。

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BS 松竹東急(2024年3月15日放映、録画)

その辺りを考えると宮崎駿監督は凄いのだね。

2002年に「千と千尋の神隠し」で先ずは長編アニメーション賞を受賞し、2014年に宮崎駿として名誉賞を受賞。そして今回再び長編アニメーション賞受賞と三度目の受賞となった。

因みに名誉賞とは生涯の功労、映画芸術と科学への貢献、アカデミーへの寄与に対して授与されるものだ。この賞は第一回から創設されていた。

「羅生門」が受賞した名誉外国語映画賞は1956年に外国語映画賞となり、2019年に国際長編映画賞と名称変更されて現在に至っている。凄い賞を受賞したことは分かった。

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WARNER BROS PICTURES「GODZILLA」2014年(2020年5月録画)

写真はここ数年の間に上映されたゴジラ映画だ。

一つは2014年のアメリカ映画「GODZILLA 」そして日本映画の「シン・ゴジラ」(2016年)。

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シン・ゴジラ  脚本・総監督 庵野秀明 監督 樋口真嗣

今回改めて知って驚いたのだがゴジラ映画はかなりの本数が制作されていた。

2016年の「シン・ゴジラ」が第29作目だったそうだ。そう言えば昔、「モスラ対ゴジラ」など聞いたことがあったな。

今度の「ゴジラ-1.0」はどんなふうに映像化されたのか観るのが楽しみになってきた。

受賞作品はすぐには観られないので少し過去作品を観てみようと思い立ち、一本のアニメを観ることにした。

アメリカ映画であるにも関わらず封建時代の日本を舞台にしたアニメ「KUBO 」だ。

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クボ 二本弦の秘密 2016年アメリカ映画より

この映画を特に注目するのは、やはり第89回アカデミー賞(2016年)でノミネートされながら受賞に至らなかったのだが、何の候補であったかというと、今回「ゴジラ-1.0」が受賞した視覚効果賞と「君たちはどう生きるか」が受賞した長編アニメ賞なのだ。(ちなみにKUBOはこの年、英国アカデミーのアニメ映画賞を受賞している。)

始まりは荒れた海を一人小舟に乗った女性が登場。

波に翻弄されながらも三味線をしっかり抱え、正面からの波にはモーゼさながらに海を切り裂き進んでいたが後ろからの大波に襲われ岸に流れ着いた。

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KUBO 2018年12月録画 WOWOWシネマ

装束を観たら、間違いなく日本が舞台だと思えるのだが、時代は平安時代かなと感じた。ところが進行につれ町行く人々の髪型、着物の着こなしから江戸時代としか見えない。それでいいのだ。物語展開に大きな影響はなし。

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主人公のKUBO は三味線の音色で折り紙に命を与える不思議な力を持つ少年だ。

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全編、分かりやすく、ストーリーも波瀾万丈で面白かった。

何よりも凄いと思ったのはこの映画は「ストップモーションアニメーション」なのだ。

この創作手法は根気がいる。

静止している物体を一齣毎に少しずつ動かしカメラで撮影して、あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技法だって。

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KUBO撮影現場

このすごさを実感したのは登場人物の表情の変化だ。目の微妙な動きや頬の動きで表情が変わっていくのだが、そこにすごさを感じさせた。

そして嬉しかったこともあった。ストリーが大団円を迎えスクリーンにはDirected  by  Travis Knight と表示されるとともに流れてきた音楽だ。先ずは三味線の1弦によるリードメロディが流れてきた。そして続いて女性ボーカル。

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さらに Music by  Dario Marianelli と表示された後に出てきたのが "While My Guitar Gently Weeps"  written  by  George Harrison だった。まさかここでとは思いもしなかった「ファイル マイギター ジェントリー ウイープス」が流れてきたのだ。

最終的にはギターも交えたバンド演奏になった。ビートルズ及びメンバーの楽曲は大好きなのだがその中でも私にとってはベスト5に入るお気に入りがこの曲だ。終わり良ければ全て良し。 

2024年3月14日 (木)

三体 最終三十話を観終った。怖かったけど迫力もあった。そして茫漠とした関係が少し繋がり、見えてきた!

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劉慈欣の著書「三体」は2008年の単行本出版以来20か国以上で翻訳されて累計2900万部を超える売り上げがあったというからすごい。

このたび日本での文庫化が実現し、先頃、ハヤカワ文庫SF「三体」三部作第一部の販売が開始された。早速購入。

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文庫表紙帯

観始めていたTV ドラマ「三体」も、少し時間がかかったが最終三十話「智子計画」までをなんとか観終わった。

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この最終話タイトルは私が時々ご挨拶することのある智子(ともこ)さんの計画ではないよ。

「智子」を中国語のピンインで記すと「zhizi」となる。(四声は示さず)

これと同じ発音に「質子」がある。意味は陽子(ようし proton)だそうだ。

かつ、この最終話のタイトルには「智恵のある粒子」という意味も持たせている。

今回、ドラマ最終回を見るとともに、併せて中国に関わるドキュメントも視た。

2月8日にアップしたブログに「三体」を視聴しての感想を書いたが、そこでは現在のマスコミ報道から見えてくる中国のイメージ、・・偏見かもしれないが・・と少し違う印象を持ったことに触れた。

 

たまたまであるが、2月27日朝日新聞コラム「天声人語」で中国映画を観ての思いが書かれていた。映画は「黄色い大地」(監督陳凱歌 1984)だ。映画の中で、中国北西部の寒村で党の任務の為各地を旅する若い兵士が、村の少女に外の世界のことを教え、誰もが平等な理想の未来について誇らしげに語っていた。コラム著者はその正義感ぶりを「何とも宣伝臭く感じた。でも、次に観たとき、これは暗喩かもしれないと気づいた。それは、もっともらしいことを言いながらも党は目の前の不幸な少女一人さえ救わないからだ」と。

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朝日新聞2月27日朝刊より

私の感じたこととは少し違うが、三体を見て違和感を感じたことは確かで、それを解きほぐしたいとドキュメントを視た。

何を見たかというと、一つ目が「映像の世紀 バタフライエフェクト 二つの超大国 米中の百年」(2024年 1月24日再放送 NHK)だ。これにより引っ掛かっていたことが少し解けたのだ。

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ドラマ「相棒」で水谷豊さん演じる特命係警部の杉下右京が事件の真相に迫っていくなかで突然「繋がりました」と言うシーンがある。事件の全貌が明らかになった瞬間だ。

私も、繋がったのだ。

ドキュメントに出てくる一つは清華大学だ。

この大学、世界大学ランキングで12位であり、アジアでは最高位なのだ。

この大学を通して、いくつかのことで「なるほど」と頷かせてくれた。

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一つは主人公のナノマテリアルの研究者であるワン・ミャオも、さらに地球三体協会の精神的なリーダーであったイエ・ウエンジェも清華大学出身であり教授であった。

この大学の誕生は110年前の清朝末期に遡り、アメリカの協力の下、中国の若者をアメリカで学ばせるための予備校「清華学堂」として誕生し、後に清華大学になる。この学堂の出身者にロケット科学者となってアメリカのロケット開発にも貢献した銭学森さんがおり、後に彼は中国で核ミサイルを開発し、人工衛星を飛ばした人となった。清華大学は中国が宇宙と繋がった所だった。

そしてなんと習近平さんも出身者であった。

二つ目は文化大革命のことだ。

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「造反有理」の騒然とした中、そこをどう評価し、描くかなのだが、ドラマのなかで「文革」に幾分か批判的なところが伺えたのだ。

地球文明滅亡の危機に追い込んだイエ・ウエンジェは、お父さんが文化大革命の中で殺されていた。その事が現在の自分の生きる地球文明に失望し、三体文明に期待するところとなったとされ、暗に体制を批判するかのようなニュアンスに私は戸惑ったわけだ。

 

三体文庫本を読みはじめて、はっきりした。

「第一部 沈黙の春 1、狂乱の時代 1967年、中国」

冒頭から血が飛び散る闘争の場だ。

ある大学のグランウンドで批判闘争大会が始まっていた。

そこで、最後に糾弾の対象として壇上に連行されたのがイエ・ウエンジェの父、葉哲泰だった。反動的学術権威として徹底的に吊し上げられ最後に怒り狂った女性紅衛兵達にベルトバックルで殴られ続けて息を引き取った。その前段でイエの母であり葉の妻でもある紹琳も壇上に上がり「あなたに騙されていた。反動的世界観と科学観で私を惑わせていた」と夫を厳しく批判した。それら一切を目の前で見せられていたのがイエ・ウエンジェだった。

文革について幾分どころか厳しい見方が現れていた。

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文庫帯

「映像の世紀」を見て驚いた。

なんと習近平さんのお父さんも当時政府の要職についていたのだが、問題のある出版に関わった容疑で失脚させられ、習さん自身も文化大革命の紅衛兵集会に10数回引っ張り出されて糾弾の対象となり、なんと4回も投獄されていた。その後、下放で延安に送られた。それでも1974年に入党し、75年に清華大学に入学している。なるほどと、自分なりに納得。

二つ目に視たドキュメントは「Asia  Insight あの日、私たちは勇気を出した~中国"白紙運動"の若者たち~」だ。

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2023年2月13年 NHKImg_37267

これを視聴したのは、ドラマの中の若者たちの風俗が日本とほとんど変わらない印象があり、それを確かめたかったこと、そして彼らの意識の有り様を知りたかったことからだ。 

 

この番組は2022年11月から始まった中国国内でのゼロコロナ対策への不満や、様々な言論統制に抗議する活動の各地への広がりを取材したものだ。

そもそものきっかけは新疆ウイグル自治区ウルムチでのマンション火災で逃げ遅れた住民10人が死亡したことから始まった。原因はきびしいコロナ対策で避難経路が閉鎖されていて救助が遅れたことによるものだった。このことで「国民は人災で命を失った」と抗議が始まった。しかし、抗議は無視された。それどころか、事実を伝える記事や投稿はすべて消されてしまった。「白紙」が用いられたのは、この現状への皮肉からだった。

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Asia Insight NHKより

上海での慰霊と抗議、それへの警察の介入などから、この白紙活動がSNSで拡散され広がった。弾圧があり捕縛された人もいたが、その後のゼロコロナ施策は変化していった。

白紙運動は今後、中国国内でどのように継承されていくか分からないが参加した人の声を聞くと一定の方向が見えてくる。

ある人は「白紙運動を経験して同じ考えの人は確実にいて、しかも、少なくないことが分かってきた」「国が植え付ける『正しい記憶』を拒絶しましょう」と語った。

短い期間に、みんなの変化を感じたことは33年前の天安門事件以来だそうだ。どうなることやら。いずれにしても、ドラマの中で見られたやり取りや言動が事実として行われている現実の中国社会の今が見えた。

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 さて、ドラマのストーリーに戻ろう。

 最終話では三体人の侵攻が2年前から始まっていたこと、科学者の自殺や目に写るカウントダウンもその現れであったことが明らかになる。そのことで自暴自棄になっているワン・ミャオらを人類と害虫との攻防に例えながら諦めず闘うことを説いたのは警官の史強(シーチャン)だった。

三体人の艦隊の地球への到達は光速の10分の1を出せる宇宙船であってもあくまでも、その速度は最高速度であり宇宙船の質量もあって加速に時間がかかり結局地球までは400年かかることが分かった。

しかし、三体人はこのまま年数が過ぎれば400年後の地球文明は自分達の科学レベルを凌ぐことになると恐れ地球の科学発展を止める手を打ってきた。それが「智子計画」だった。

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それは物質の構造の探求を阻止し、基礎科学を停滞させる手だてだった。

6年前三体世界は水素原子核を光速近くまで加速し、太陽系に向けて発射した。水素原子すなわち陽子(プロトン)は2年前に太陽系に達し、その後地球に届いた。人類科学を縛り、滅ぼす枷となるものだ。第一話からのもろもろの事件はそれによるものだった。

全体を通してもそうであったが、最終話に近づくにつれ科学者たちによる自然、宇宙を巡っての物理学などの理論的な会話が多くを占めた。素人である私などには見たこともない数式やら議論は何もわからないのだが、敢えて理解しようと思わずバックグランドミュージック的に聞き流していた。それはそれでよかった。

ワン・ミャオのナノマテリアルの研究は三体人の恐れる科学成果、その最たるものだった。実際、29話でその威力を見せた。

Img_36967 マイク・エバンズの艦船

多国籍企業CEOの御曹司マイク・エバンズ率いる地球三体協会が三体人との連絡手段として使う巨大アンテナを搭載し交信データも保存しているタンカー改造艦艇がパナマ運河を通過している時、その恐ろしさを見せつけた。ナノマテリアルの研究から生まれた細い糸が鋼鉄を切り刻んだのだ。

作戦名は古箏作戦。パナマ運河に琴のようにナノマテリアルの糸を張った。金属であれ人であれ裁断してしまった。

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ネタバレとなるので筋書きはこの辺にしておこう。

ドラマとして制作された30話は物語で言えばまだ序章のようだ。文庫版で言えばTV ドラマは第一分冊が終わった所であり、さらに後には「三体Ⅱ 黒暗森林 上 下」「三体Ⅲ 死神永生 上 下」が控えている。今回視聴した30話の四倍もの分量に当たる物語が控えているのだ。

2024年3月 7日 (木)

季節は進む!空には半月、ハクモクレンはほぼ開花!

ゴミ出しの日。朝6時ごろ。

空を見上げたら、ハクモクレンと半月(はんげつ)が並んでいた。

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この時間、薄暗さは残っているものの、月の輝きは押さえられて、レンズフレアもなくディスプレイにクレーターまでを映し出した。

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庭の植物群も日々変化をしている。

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毎日じっくり見ているわけでないので、ふと成長変化に驚かされることも度々だ。

ハクモクレンの根元で伸びた二番手開花の水仙は早こんなに花をつけた。

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三番手開花となる水仙はちょっと他と比べ遅く、まだ細めの葉を伸ばしている最中。蕾もない。

梅の花は終わり、実作りに邁進中。

 桃の花が咲き始めた。

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 桃花を見ていたら、庭に咲く他の花のオシベ、メシベが気になってきた。

ハクモクレンなどは、やっと開花したものから、盛りを過ぎたものまでそろっている。

でも、オシベ、メシベは大分姿を変化させる。

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 しばらく、観察しているとムクドリが飛来してきれいな声音を響かせ始めた。そして驚かされた。

なんとハクモクレンの花弁を食べているのだ。

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毎年見てきたのがキンカンを突っつく姿だった。

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花弁を食すとは。初めて観察できた。

クリスマスローズも三種類の花を咲かせた。

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同じように見えながら、微妙な違いを感じさせる。

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アンスリウムが神秘的なたたずまいを見せてくれている。

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後、我が家で長く咲き続けて楽しませてくれているのが下の二つの花。

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カランコエ

カランコエとピンクパンサー。

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ピンクパンサー

前回、河津桜の花見行について触れたが、温暖化は早咲桜どころか種類に関わらず各地で開花を早めているそうだ。

新聞に怖い話が出ていた。温暖化がさらに進むと、開花時期の早まりどころか、なんとソメイヨシノが咲かなくなってしまうというのだ。それはまずい。なんとしても、異常な温暖化を阻まないといけないね。

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