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2024年5月16日 (木)

読んでから観るか、観てから読むか?三体は視聴後読書が正解だった!

小説「三体」をようやく読み終わった。

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ながら読みというか、寝ながら読みは時間がかかる。知らぬ内に夢の中なのだ。

でも、読み始めると、すーっと物語に入り込めた。

連続30話ものテレビドラマを見ていたおかげだけどね。物理学やら数学の理論が時々会話に入っていたりして、多分、TV ドラマでアウトラインを知っていなければ小説を読むだけでは理解が大変だったかもしれない。

また、テレビを見ながらでも、引っ掛かるところがあったのだが、それは小説の中に詳しい答えが出ていた。映像化の中では敢えて説明をカットしながらも、視聴者を引き付けるものがあったのかな。いずれにしても私にとっては「三体」はTV 先行で正解だった。

まあ、ドラマや映画を観たら原作を繙くのも一興だな。

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子供の頃からSF は大好きだった。当然子供向けSF 小説を図書館で借りて読んだ。子供なりの想像力を働かせて情景やら登場するあれこれを頭に描いていたけど。

もちろんその頃でも月面のクレーターやら重力が地球とは違うとか、火星はこうだ、あるいは火星人はタコみたいだとか多くの人と共有できるイメージはあったことはあったけどね。だから、子供なりに膨らましたイメージは「当たらずとも、遠からず」だったかな。

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後になってスターウォーズやハリー・ポッター、未知との遭遇、エイリアンなどを視てやはりジョージ・ルーカスやクリス・コロンバス等の監督はさすがプロというか、私たちに提供してくれる宇宙像とか異次元像は凄いと感じた。

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未知との遭遇

それに加えて、最近の科学的発見やら事象も理解を助けてくれる。

最近も新聞で木星の衛星エウロパを覆っている氷の厚さについて触れ、少なくとも20キロの厚みがあると報道されていた。(朝日新聞夕刊5/8付 アメリカ・国立天文台シュミレーションによる)

これなども、宇宙空間には人類の想像を越えたものが存在することの証左だ。

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太陽フレア (NASA太陽観測衛星の写真)

つい最近起きた太陽フレアもそうだった。5月8日から13日にかけて大規模な太陽フレアが連続して発生し、各地で低緯度オーロラが観測された。日本でも見ることができたと報道されていた。「三体」でも太陽は重要な役割を果たした。

TV に助けられたのは人物像だ。史強(シーチャン)や汪淼(ワンミャオ)は読書中もずっとテレビの登場人物の姿で頭のなかにいた。

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猿の惑星

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他にも具体的なイメージで助けられたものはたくさんある。

飛刃(フライイング・ブレード)としてのナノマテリアルの切断機。

VR の成り立ち。三体文明を地球文明の歴史に重ねて表現していた。

地球三体運動の分派・降臨派が三体人との交信の中で造ったものだった。

光速に近い速さを出せる宇宙船。それでも地球到達には450年もかかるメカニズム。

それゆえの陽子を利用しての人類の科学発展の阻止

乱紀の脱水、恒紀の喜び

結果から見るとTVと文庫版小説は私の理解を相互補完してくれたことになった。

もうひとつ面白いと思ったのは、新聞で特集が組まれたことだ。

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朝日新聞 5/1 文化欄

世界的ブームを起こした劉慈欣さんの作品であるから当然なんだろうけど、私にしてみればタイミングよく特集してくれたもんだと嬉しくなる。朝日新聞5月1日付文化欄で「二つの『三体』垣間見える中国事情」との見出しで私が視聴した中国制ドラマに加えて、アメリカ版ができたことを紹介していた。

アメリカ版では舞台を中国からイギリスに移し、登場人物も多様な人種の人達となっているようだ。物語の展開もスピーディで中国版では30話で第1部のみで幕となっているのだがアメリカ版では8話で第2部の途中まで到達しているとのこと。さらに、私も気になっていた文化大革命の取り上げかたも違うようだ。

日本語版文庫本でも文革批判は所々で見られた。

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2000年北京旅行で行った 天安門

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文庫版 P408には「この時代、すべてのものに政治的な意味を見出だす風潮は、不合理なレベルにまで達していた」とし、紅衛兵が隊列を組んで歩くときは右折が禁止され常に左折だったと落語のような話も出ていた。P461では、さらに林彪、江青等を三種人として批判していた。

ただ、ドラマでの文革等の描き方については現在の中国国内では賛否両論あるようだ。

日本での評価も多様で「展開スピーディーな米国版」「キャラ重視の中国版」と出ていた。

機会があれば米国版も観てみたいものだ。

 

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