年末恒例コンサートに行ってきた。二週連続でブラスの響きを堪能したよ!すぎなみ彩楽よかった!
一つ目は杉並を拠点に活動する社会人と学生の一般吹奏楽団「すぎなみ彩楽ウインドシンフォニー」の定期演奏会だ。この楽団に縁戚の者が所属しており、今回も演奏者の一人だった。
招待され、名演奏に浸ることができた。
荻窪駅に降り立った。クリスマスも近い。ところどころでクリスマスツリーがまたたき始めていた。
吹奏楽の演奏は身内が学校の部活に参加していたこともあって、何回か聴いていた。
でも、今回のような市民による楽団で、なおかつ18年もの歴史を積み上げたメンバーによる演奏は初めてだった。
最初に感想を言っておくと別格の感動ものだった。
彩楽(しゃらく)音楽監督の福田洋介さんによれば、今回のプログラムのテーマは「天体・空・星で、優しくロマンティックな音楽を繰り広げる」とのことだった。
演奏中は写真撮影は遠慮してくださいとのお願い事項があったので開始前に会場の様子を撮影させてもらった。
なかなか立派なホールであり、満席の客だった。
テーマに沿った選曲はどのようなものだったか。
音楽に導かれ大宇宙へ!
1stStageはまさに期待通りにテーマに応えた選曲だった。
なかでもあらためて感じ入ったのは「天馬の道」だった。
演奏も見事だったが、この楽曲の作曲者が日本人:片岡寛晶さんだったことだ。素晴らしかった。
The PlanetsもSunnyも馴染んできた曲だけど。本格的な演奏を生で聴くといいね。
STAR WARS-introduction-は圧倒的迫力だった。見事!
「見上げてごらん夜の星を」は会場内の皆が歌った。私も歌い始めたのだが、高音部で声がかすれてしまった。
最近めっきりカラオケに行っていないからダメなのかな。
それにしても素晴らしい演奏だった。
演奏してくれたのはこんな方々でした。(写真撮影禁止のため、パンフレットより)
ホールが新装したことも手伝ったのかもしれないが、客席に音がたっぷり届いた。
往々にして高音、低音がどちらかにのまれてしまう演奏もあるのだが、この日はメリハリが効いていた。
私にとって特によかったのはパーカッションのメンバー8人による演奏だった。
二つ目の演奏会は、年数回開催する「酔いながら乗れる」居酒屋ライブだ。
この日のメインはサックス演奏だった。いつも伴奏やら独演を披露してくれたキーボード奏者ニコチンスキーさんが出演できず残念だったが新しいピアニストが伴奏してくれた。この方もテクニシャンだった。
新しい趣向ということでは、歌手の皆さんが3人もいらっしゃったことだ。
ジャズスタンダードを中心とした第一部からスタートした。
Fly me to the moon, Georgia on My Mindで始まりお馴染みのスタンダードナンバーへ。
枯葉の後にお目見えしたのがこのお姉さん歌手。素晴らしいMoon Riverを奏でてくれた。
休憩後第二部で登場されたのがこちらの方。
歌を交えて君は我が定めから始まり、黒いオルフェ、オー・ソレ・ミオ、ダニー・ボーイ、酒とバラの日々、聖者の行進と続き、そしてアンコールをテキーラで締めた。
途中、もう一人の歌手として紹介されて出てきたのが、おじさんで、なぜか詩吟を披露された。
詩も歌であり、吟じるも歌唱と思えば、いいか。
でも、良かったよ。それほど広くない店に、料理とお酒が並べられているのだから、もったいないけれど多くの客を招けない。この日の観客総数20数名だった。年に何度かの贅沢な時間だ。
美味しく楽しいライブでした。
早いもんだね、あと6日で2025年だものね!
良いお年を!
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