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2025年3月

2025年3月28日 (金)

黄砂は4000㎞を飛び越えて、美しい光景と喉の痛みをもたらしてくれた。そして又また偶然が!

今週の初め新聞で「全国的に黄砂飛来する見込み、視界不良の恐れ、洗濯物の外干しは禁物」と警鐘が打ち鳴らされた。

我が家は影響ないだろうと高を括っていたところ、二日後、西の空に変化の兆し。太陽が天空にあるにもかかわらず周辺が霞んできた。まあ、こんなもんだろうと思っていたところ、先ずは喉に違和感を感じ、そしてしばらくすると痛みとなっていった。

午後、何となく空が変わってきたなと思いながらも、それほど気にせずある事業所に向かった。

3時間ほど経って用事を済ませ、そこの担当者と表に出た。担当者が「あっ」と言いながら西の空を指さした。見えたのは赤い球だった。太陽が丸く真っ赤になっていたのだ。

急いで、車からカメラを出して、撮影しようとした。黄砂がどんどん押し寄せてくるのか、太陽がどんどん霞んでいく。とらえられた太陽は最初の真っ赤とは違ったけどなんとかカメラに収めた。

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刻々と変化していった。

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この黄砂、出どころは我が家から4000㎞も離れたシルクロードの砂漠地帯なのだ。ゴビやタクラマカンだ。

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黄砂は砂漠が形成されてきた大昔からあったものだけど、とりわけ西暦2000年代に入ってから烈しくなっているという。習近平さんも苦労されているようだけど、最近の西方開発等が影響しているようだ。おまけにトランプさんが「掘れ掘れ」的に気候変動に拍車をかけているしね。

横道にそれるけど、トランプさんと言えばその言動にフランスで反発をする人が増えていて、市民の中で100年前にフランスが「アメリカ独立100周年」を記念して寄贈した「自由の女神像」を返せという声が上がっているそうだ。この事態を巡って感心したことがあった。

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春が確実に。満開だった梅花が散り、はや梅の実が。

朝日新聞の読者が3/28のオピニオン欄「かたえくぼ」に寄せた一文だ。

「自由の女神像」

返せ    ・・・フランス

場所代払え ・・・トランプ

(広島・凡馬)

だって。鋭い感想だと思った。

前日の夕刊にそのようなやり取りを裏付けるトランプさんの堅持する三原則が載っていた。

3/27朝日夕刊「素粒子」

第一原則 攻撃あるのみ

第二原則 非を絶対認めるな

第三原則 勝利を主張し続けろ

これはトランプさんが若い頃、師と仰いだ弁護士に叩き込まれた原則だって。

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スノーフレイクが咲いた。和名は鈴蘭水仙。

でもヒガンバナ科なんだね。

話は飛ぶが、先週の土曜日、朝7時頃、用事の為あるところまで車で向かった。平日であれば通勤ラッシュで渋滞となるところなのだが、どちらかというとゆったりと前に進むことができた。でも、気を許して、スピードをだそうものなら直にサイレンがなり始め「ナンバー○○○○の車、停まりなさい」と来るから油断禁物。前の車を追い越そうなどと考えず、そこそこの車間を開けて走っていれば無難だね。

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なにも三台で追いかけなくても?

そんな時、カーラジオのスイッチをいれ、音楽が流れている局に合わせた。なんと聞こえてきたのは・・・・・

ここのところ車にのっても無音で走っていた。

暫く前に知人を乗せて移動した。その際、何気なくスイッチを入れた。音楽が流れてきた。昔と違ってカーオーディオはそれなりの音を出してくれる。流れてきた歌声で意外にリラックスできた。それ以来乗ればスイッチオンだ。

この朝、スピーカーから聞こえてきたのは、ジャズぽい女性の歌声。声量があり、とりわけ高音部の響きがいい。ああ、いいなと思いながら聞いていると、それは曲そのものでなく、ゲストが自曲を紹介するためその場でバックミュージュックなしでさわりを歌ったのだ。するとディスクジョッキーがあれこれとお話を始めた。こちらの喋りも相当滑らか。暫くすると自らの名を名乗った。なんと野村雅夫さんだった。以前にこのブログでBS10の映画番組MC として紹介した。

どうも、「ドリーム・トゥゲザー」という番組らしかった。

こんな風に、ブログで話題にしたことに、時々とんでもない所で出っくわすことが結構ある。

偶然のように感じるけれど、本当は私自身が話題にしたことをよく知らなかったからだろうと思う。

彼ら、かの事象はその時は既にかなりメジャーになっていたのだね。そのことを知らなかったばかりに、人気番組に当然登場したのに遭遇したことを偶然と思ってしまっていただけなんだろうな!

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枯れ枝のようだったモッコウバラが一週間で葉をつけ蕾もついた

2025年3月20日 (木)

モモ花咲いた。白モクレン開いた。春が行ったり来たり、こりゃ今夏も猛暑かな?

先週はポカポカ陽気の春だった。ところが、また雪だ。

でも、花が今ぞ、ここぞと開花し、木々の新芽も顔を出しつつある。

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桃花が梅に続いてしっかり開花してくれた。しかも例年になく多くの蕾を携えている。

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先に咲いた水仙とのコラボも可憐

コラボと言えばピンクパンサーもいい。

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気になったのは、アジサイだ。この間の観察で良く分かったことは、アジサイは暑かろうが寒かろうが一年を通して枝の先に芽が萌え、芽を伸ばそうとすることだ。かといってその芽が確実に大きく葉を広げるかというとそうはいかない。

あたたか陽気が続いて成長を始めたかなと見えても一晩の寒波で萎れ、その内に枯れてカサカサになり垂れ下がる。そして、暖かくなると再び同じところに新芽が出てくる。これを夏冬お構いなしに一年中繰り返す。今はちょうど枯れるかそのまま育つかの境目の時期なのだ。

でも、3月も中旬を過ぎた今、なんだか芽が成長始めたみたいだ。

Img_42245 もう枯れたり、萎れたりしないかな。

昨年は「墨田の花火」と名のついたアジサイは剪定の間違いなのか例年の三分の一ほどしか開花させられなかった。萎れたところで、その部分を切ってしまっていたのだ。

そこで、今年は枯れても萎れても剪定を自粛した。なんとか育ち始めた。

じっと見守ろう。

白木蓮も花を見せた。

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ところが、残念なことに今年は蕾が少ない。老いてしまったのかな。

庭のあちこちに新しい芽が出てきている。野草やら鳥が撒いただろう種から発芽したものやら。

あと、鉢の中からも、以前育てていて、もうとっくに絶えたと思っていた花がひょっこり芽を出すような奇遇もある。

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ムスカリも一見ブドウのような花を見せてくれた。

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名も分からぬ野花も。

そんな時、叔母さんからブロッコリー要らないかと電話があった。結構広い敷地にある家庭菜園で野菜を作っているのだ。叔母さんと言っても母の末妹で私より10才だけ年上なんだけどね。

そこにも沢山の花が咲いていた。

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パンジーも各種咲いていた。パンジーの花言葉で全種に共通するのは「私を思って」「もの思い」だそうだ。色別の言葉もある。

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黄色は「慎ましい幸せ」「田舎の喜び」。

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紫は「思慮深さ」「揺るがない魂」。

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赤は「思い出」青は「誠実な愛」だってさ。

ちなみに、何故そうなの?に応えるべく調べた。

なるほどだった。パンジーの名はフランス語のPensee(パンセ)に由来しているようで、その語意は「思う、考える」なんだって。それに加え、上の写真が分かりやすいのだが、花をよく見ると目が二つ、黒い鼻がその下にある人の顔に見えるではないか。そんな花にふさわしい花言葉になったんだって。

(AND PLANTS Magazine 森野陽子さん 記)

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綺麗な花を見せていただき、お土産にブロッコリーだけでなくたくさんの野菜をいただいた。

そして、帰り道。桜が道に覆い被さるように咲いていた。

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早咲き桜の花見に行こう行こうと思いながら行けなかったので良かった!!

2025年3月13日 (木)

洋画興行収入が大幅に減の昨年2024年。BS10の試みは起死回生策となるのか? MEN IN BLACK は面白かったよ!

新聞文化欄を見て「そうなのかー」と考えさせられた。

2024年の映画興行収入が発表されたのだが、洋画が一本もベスト10に入らなかったのだ。(日本映画製作者連盟 1/29発表 朝日2/18付文化欄)

ちなみに、興行収入の一位は邦画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」で158億円の興収があった。洋画のトップは「ウオンカとチョコレート工場のはじまり」で邦画及び洋画全体の16位にとどまった。

ただ邦画のみで見ると連盟が興行収入を発表するようになってからは過去最高の実績となっていて総額1558億円に達したとのこと。それ自体は素晴らしいことだ。しかし、先にも触れた洋画の低迷は深刻で、前年よりも30%以上収入を減らし、洋邦全体では前年を下回る結果となってしまった。

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今週の富士山は雲海の上に真っ白な姿を見せた

関係者の間で原因を探っているのだが、アメリカの脚本家と俳優の労働組合が決行したストライキの影響で映画の公開時期が遅れたこととか、ハリウッドの戦略に変化があったからだとかいくつか出てきた。

私がそうだと相槌を打てた説は、コロナ禍にあって劇場への集客が難しくなった時、ワーナーやディズニーなどが対応策として試みた劇場とネット配信あるいはテレビ配信の同時公開の影響も無きにしも非ずかなと言う一つの答えだ。結果として映画人気は衰えていないのだが劇場に足を向ける人が減少したからではないかというものだった。

確かにそうだね。私なども映画の感想を時々述べているものの、全て我が家のTVディスプレーを通しての観賞だものね。

実際、たまに行く電気屋さんで展示されている77V型(横172.3cm 高さ107.9cm)の大画面ディスプレイに4Kの鮮明画像が映っているのを見るとなかなか素晴らしい。それを一人で気兼ねせずに観られるとなると、いいなと思っちゃうね。皆と共感できる劇場も良いけれど。大画面の映画を独り占めできるなんて、映像観賞も昔とは大違いだ。

最も、世界で動画観賞が始まったのはエジソン発明の「キネトスコープ」でこれは「のぞき穴式」で一人で鑑賞するものだったようだ。(伊藤弘了著 「教養としての映画」PHP研究所)

捉え方としては、動画観賞の原点に立ち返ったのかな。

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そこで符合してくるのがBS10の戦略であり先見の明だ。

先ずは、開局後放映された第一作目を見た。ウイル・スミスとトミー・リー・ジョーンズが共演したMIB(MEN・IN・BLACK)だ。前々回このブログで案内した映画紹介番組のMC(master of ceremonies)の一人、野村雅夫さんの解説作品第一作だ。面白かった。

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野村さんの話の中からBS10のコンセプトが見えてきた。

一つは2/27アップのこのブログでも紹介したが、毎週末3人が「制作年代」やジャンルで映画を区分けし紹介を分担していることだ。

1、70~90年代 2、名作 3、新作・準新作・娯楽映画だ。 2と3では時代にこだわらないことになるのかな。

この分類の仕方や、MCの野村さん、加藤さん、舘さんのファンの方々が新に映画を観てみようと、その気になるかもしれない。これまでの例では一週間の内3回も専門的に映画のガイドをするテレビ局などなかったような気がする。

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もう一つがSNSの活用だ。今、トランプさんと共に発言が注目されるイーロン・マスクさんの「X」を生かしているのだ。最新のテクノロジーを使って視聴者との新しい繋がりを作っていこうという試みだ。

これらの番組、テレビでの視聴と共にタブレットやパソコンを通しても観ることができる仕組みが作られている。

Xにアクセスすることが条件なのだが、どこでも見ようと思えば見ることが可能なのだ。

さらに、視聴中にツイートすることが可能となっている。

まさに劇場どころか、劇場ではその場で感想を述べることなどは当然に御法度なのだが、観ながら、まさにリアルタイムにコメントを発することができるのだ。実際MIBの解説やら自己紹介を野村さんがしている最中にテレビの画面下に「野村さんカッコいい!」とのコメントが流れた。タブレットでの映画観賞についていえばWOWOWはすでに実行済みだったけどね。

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MIBに登場する宇宙人。28年も前の作品であるのだけどとてもユニークでリアルな動きをする。

それだけでも面白かった。

MCの話も映画の始まる前とさらに後の時間も使い、従来の映画解説などに比べるとかなり厚みのあるものになっている。

また、深堀しているのだけど重厚さを感じさせずに映画を観てみようという気にさせてくれる。

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ここでは映画の内容には立ち入らないけれど、野村さんの冒頭の話を紹介して終わりにしよう。

「この番組は、往年の名作映画を楽しみながら視聴者と映画にまつわる思い出をシェアーしていく思い出共感型映画番組です」

野村さんを知ったのは、申し訳ないけど今回が初めてだ。

それにしても、とても口達者だ。さらに言えば止まらない感じのしゃべりだ。

まあ、良く言えば、野村さんの語りというか、トークはテンポよく、的を射ている。

これからも観させてもらおう!

2025年3月 6日 (木)

墓参で訪れた寺の梅が満開だった。我が家の植え込みも日を追うにつれ賑やかになっていく!

2月29日。閏年の2月最終日だ。(直近では昨年2024年がそうだった)

4年に一度しかこの日はないのだが、何と偶然か、親族にこの日に亡くなった者が二人いるのだ。そんな訳で、閏年でない年は2月28日か3月1日のどちらかに墓参することにしている。今年は我が家の梅もいつになく咲いてくれたが、寺の梅も見事だった。

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元々信仰心に欠ける私なんだけど、いずれ私も納まる場だろうと思い、せめて綺麗にしておこうとゴミ拾いやら野草の除去に訪れる。

ご先祖様二人の話に戻せば、お一人は71年前の1954年2月29日に59歳で、もうお一人は57年前、1968年2月29日45歳でお亡くなりになった。そしてこの二人は何の因果か母子なのだ。

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ただ面白いというと、不謹慎かもしれないが、先に亡くなられた母親の墓標には没年月日が3月1日と刻まれているのだ。

終戦直後だったからか、あまり正確性にこだわらず、毎年間違いなく迎えることのできる月日であるのが良いと判断されてなのかな。

まあ、そのころの現実として、生年月日についても事実と異なる届けがされていたと聞く。例えば大晦日やその数日前に生まれた方は1月1日が誕生日だと届けられ、役所でも受け付けたようだ。ましてや墓標に書いて良いこと、ダメなことなど法律では決めていないよね。でも、親族は事実を皆承知していた。だから70年以上たった今、私が事実として語れるわけだ。

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それではこの母子の夫であり父親だった方はどうだったかというと、何の宿命やら、息子の寿命とほぼ同じだった。墓標には96年前の1929年1月に44歳で没と刻まれていた。

私はその係累であるのだが、この宿命を引き継がず、今も生き続けている。現在で見れば40代で亡くなるなど、まさに早死になのだが、ただ1925年前後に生まれた方は第二次世界大戦真っ只中にあって中国戦線や東南アジアの戦場に駆り出され、戦死や戦病死した方も多かった。また、乳幼児死亡率も高かったと聞く。

以前聞いて驚いたのだが、1923年生まれの方の中で40歳台まで生きた方はなんと50%前後だったと知り耳を疑った。そんな親族の墓前に線香を供えた。

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ここにも水仙が咲いていた

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水仙の花は多彩で可憐だ。

二週前に我が家の花々を紹介したけれど、開花する花が少しずつだけど増えて、賑やかになりつつある。

我が家で三種目の水仙の花が開いた。ラッパと言っていいのか中央の部分がバラエティで面白く美しい。

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クリスマスローズも白い花が顔を見せた。Img_37367

白クリスマスローズは紅に2週間以上遅れて開花した。周りには開花を控えた白蕾がいくつか膨らみ待機している。

今週は、天気予報通りに天候が変化し、滅多に雪を見ない関東甲信越から東海地方東部まで雪がパラつき、雨も降った。その為か、枯れ木まがいであった何種かの木が元気を吹き込まれたように小さな芽を見せ始めた。

楽しみだ。

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満天星も若芽が見えてきたが、その足元で可憐に咲いた芝桜の花。

次に開花を控えているのが桃の花だ。でも後二週間ぐらい先になるかな!

こんな花の開くを待つ陽気になったのだけど岩手では8日以上も山が燃えている。

昨日になり大船渡でも雪や雨があった。まさに恵みの雨。なんとか完全鎮火してくれれば!

 

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