私、先週小田原での桜花見のことを書いた。
新聞各紙も連日のように各地の桜の様子を知らせてくれる。
朝日新聞4月7日付の特集「データジャーナリズム」には感心させられた。
※「DATA JOURNALISMとはコンピューターの力を借りて、大量のデータを分析・可視化する。新たな報道の手法」朝日新聞説明。
それによると、「京都の桜は満開日が1200年にわたって断続的に確認できる世界で最も長い『開花のデータ』」が残っているのだそうだ。古文書や日記に「花見をした」といった叙述があるからだ。
京都ではないけれど近くの寺の満開桜
公家たちは桜が満開になると樹下に集い、歌を詠みあったという。
嵯峨天皇が812年に詠んだという歌が紹介されていた。「和風 数重(しばしばしき)りて 百花ひらく」。解釈:(柔らかな風がしばしば吹いて、桜の花びらが多く開いている)のだそうだ。
ギリシャやローマの時代、日本の平安時代よりさらに1000年以上の昔に残された哲学や詩があることは学校で学んでいたが、満開桜を謡ったものがあったとは聞いていなかったな。
でも、漢詩にはありそうだ。
新聞の見出しに上記のことと合わせて「早まる満開日」と出ていた。いわゆる温暖化の影響だが、その要因として温暖化ガスの排出量の増だけでなく、太陽活動の活発化と京都における都市化の影響も上げていたのも頷けた。
アネモネが開花した
このところ、我が家の庭の隅々で花の開花が続いている。このアネモネも10年以上前に鉢から地に下したものだが、何も世話もしていないのだが、毎年芽を出し伸びては花を見せてくれる。嬉しいことだ!
満天星ツツジも、モッコウバラも満開はまだ先なのだが、花を見せ始めた。
満天星ツツジ
モッコウバラ
楓の葉
枯れ枝然としていた楓も葉が枝にポツンとついたかと思ったら開き始めた。
上の写真の葉は切れ込みが深く「モミジ」と呼ばれるそうだ。
ただ我が家の七不思議の一つなのだが、この楓の木、下部の根に近い所に伸びる枝と上部に広がる枝に着く葉が異なるのだ。根は同じなのだが。上部は葉の切れ込みが浅い「カエデ」なのだ。おそらく、あくまでも推測なのだが、最初に購入したのは、お祭りの広場の出店の植木屋さんからだったのだが接ぎ木され育ったものだろうと思われる。
上部は御覧の通り、全く違った感じ。
おまけに丸いものが付いているが、これ、花なのかな?
モミジが先かカエデが先か不明だが。我が家ではもう一つそんな花木がある。
開花期には鳥たちも様子見に来る桃の花
この桃の木、友人のお母さんからプレゼントされた盆栽だった。その時は背丈は低いものの真っ赤な八重の花を咲かせてくれた。しばらく置くと、脇から出てきた枝がぐんぐん成長し鉢に納まりきれなくなった。地に下した。もともとの盆栽の主木は成長が止まり、ついには枯れた。脇の枝がぐんぐん伸びた。今花を咲かせているこの木がそれなのだ。真っ赤でもなく八重でもない。これも接ぎ木の様で、先祖返りしたようだ。
そして、昨日(5/9)第一号を開花させたのがツツジ。
ちょっと剪定の時期をずらしたら、昨年から、それまでの数倍と言えるほど花が付いた。
今年も、期待できそう。蕾がいっぱいだ。
あと、我が家の多くの木々がそうであるように、風が運んだのやら、鳥が糞と共に落としたのか、私たちの植栽の自覚のないものが何種かある。そのうちの一つが「ハナズオウ」だ。
ハナズオウの花
この花の由来を知った。鳥どころか、もっと高い天から降ってきたのではと思わせる花木だ。
「Green Snap Store」の解説によると、この木にはなんと2000年以上前からの言い伝えがあった。
それによれば、イエス・キリストの弟子のひとりにユダと言う人物がいたのは有名な話だけど、彼がキリストを裏切った後に、ハナズオウの木の下で自ら命を絶ったのだそうだ。
その所為か、花言葉も怖いね。「疑惑」「裏切り」などもある。ところが同じ花に「喜び」「目覚め」「豊かな生涯」等があるというから面白いって言えば面白い。
それはともかく、やっぱり天にまします「我らの神」が蒔いた木なのかな?
「尊敬」という「大層」な花言葉で表されるのが「アブチロン」。
アブチロン(浮釣木)
何故、尊敬なのか?この花が春から秋までの長い期間咲くからだそうだ。
長さでは負けない花が我が家には他に二種ある。
それは花言葉で言えば「心変わり」と「新しい恋」の二種類。言葉は変われど、ニュアンスは似たようなものか。
一つは「ランタナ」。心変わり。
花色が次々と変化していく様子が表現されているようだ。確かに心変わりしていくようで別名「七変化」だものね。現在の状態は、花も葉も落ちた枯れ木のような茎から小さな芽が顔を出したばかりぐらいかな。
もう一つは「タイタンビカス」。新しい恋。
この花、我が家でも最大径の見応えがある。ところが朝開き、夕方には閉じる一日花であり、毎日新しい花を美しく咲かせ、新しい恋を待つようなところもあって、そこで称せられた花言葉のようだ。現在は何の反応もなく、ブスっと昨年残りの枯れ木がたっているだけ。
七変化と言えばアジサイもそう呼ばれる。今は枝を伸ばし、しっかりと葉を広げているところだ。
この三種類が春から秋にかけて、長く楽しませてくれるのだ。心変わりせずに待っているよ!
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