ウェブページ

2026年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 2025年6月 | トップページ | 2025年8月 »

2025年7月

2025年7月31日 (木)

湯河原温泉!汗まみれになったけど、海岸線も街並みも良かった!カムチャッカからの波、無事で良かった!

Img_86901

森を抜けると、そこは海だった!

Img_87345

相模の海だー!ここは湯河原海水浴場なのだ。

ところで、昨日は、突然のカムチャッカ半島での大地震と津波警報。数日前に訪れた海岸が気になった。

結果として難を免れた。良かった。

日曜日に訪れたばかりの海だった。

真鶴半島寄りの岸辺では家族連れが海水浴を楽しみ、ブイで区分けられた熱海寄りの波打ち際ではサーファーが腕を競っていた。

Img_87334

Img_87167Img20250727_19111744 Img_87212

Img_87089

Img_87234

沖の方からエンジン音と絶叫が聞こえてきた。

Img_87034

猛スピードのモーターボートがゴムボートをけん引していた。笑顔が見えたから安心!怖いけど楽しいってことだ!

ひとしきり浜を楽しみ、汗まみれ

温泉場に向かった。

Img_81023

Img_81034

駅前から道なりに箱根方面に進むと、静かな佇まいながら温泉町といった雰囲気が醸し出されてくる。

Img_78534_20250728131201

静岡県との県境になっている千歳川沿いにホテルや不動滝のような名勝があるようだ。

Img_78612

Img_78712_20250728151701町立美術館が見えてきた。

Img_78490Img_78389_20250728152801

Img20250728_152244234Img20250729_123122612

今回初めて入館した。

上野等にある大きな美術館と違ってこじんまりした展示だったが中々充実していた。

Img20250728_15374085

感心したのは建物の裏手にある日本庭園だ。

Img_78012

Img_78112

猛暑の中だったけど、爽やかなひと時を過ごすことができた。

また来よう!

2025年7月24日 (木)

やっと出会えたね、クマゼミ君。なのに、猛暑を避けてか早々にクマ隠れ!

6月から30度を超える猛暑日が続いた。人にとっては大変だったが、木々や花々はいつになく生き生きとして枝を伸ばし、葉をつけ花を咲かせた。ところが、今まさに真夏への突入というこの時に至るもセミの鳴き声が聞こえてこなかった。

先週に入ってやっと脱け殻を見つけた。

Img_85834

キンカンの葉にぶら下がるセミの脱け殻

そして、今週に入ると、どこからか鳴き声が聞こえてきた。姿も見せた。

Img_85501

ハクモクレンの樹上でシャーシャーシャーと鳴きはじめた。

人の気配を感じると、鳴き音を抑え、様子を見ながら小さな声音で始まり、だんだん大きな声音になっていく。

ぞの場で、動かずじっとしているわけでない。仲間なのか敵同士か、あるいは配偶者探しかは知らないが、お互い少しずつ傍に近づいていく。

Img_85712_20250722142401

7/22 Am 7:00少し前 我が家のハクモクレンの樹上で

今年に入って、これまでも逐次花情報を書いてきた。

5月から6月にかけてのアジサイは期待以上だった。

今、盛りを迎えているのがタイタンビカスだ。

Img_83278Img_82989連日、紅白の大輪を咲かす。

でも、短命なのだ。夕方には萎む、いやこの猛暑で昼過ぎには萎んでしまうときもある。

萎んでも、次から次へとつぼみが膨らみ、翌日には大きな花を見せてくれる。

ところが、セミは午前中には早々に姿を消してしまう。

負けぬぞと頑張っているのがハイビスカス。

Img_83867

南国の花らしく華やかだ!だが、やはり、短命で一日限りの麗しい大輪だ。

鉄砲ユリも中々だったけど、今を盛りと日々お目見えするのは鬼百合。

Img_84489

250722141701947

タイタンビカスとも背比べだ。

その間に咲くのがランタナだ。

Img_84278

ごらんの通り、花後に沢山の実が付く。

実はランタナだけでない。

Img_83145

ブルーベリー

Img_84034

キンカン

Img_83923モモ

Img_84045

シャリンバイ

Img_84078

センリョウ

こんな実に引き寄せられるのは彼らだ。

Img_83912Img_83901

そして、彼らは多様な植物の種を糞とともにまいていく。

賑やかに好循環が始まる。

Img_83067

彼等が受粉のお手伝いをする。

Img_85456

競い合うこともあるかもしれないが、我が家の庭では共存共栄だ!

Img_82290Img_85934

2025年7月17日 (木)

えっ!アメリカで内戦?米大陸が沈没?「civil war 」&「America Is Sinking」(映画)

リアルにありそうな映画だった。「civil war」(2024年)観ていて緊張した。

Img_82723

憲法で禁止されている大統領三選が力ずくで実行され、その流れでFBI 連邦捜査局も解散させられた。寛容なアメリカ市民も怒った。50の州の内19の州が合衆国から離脱し、その内カリフォルニアとテキサスは連携し「西部勢力」となり、軍を組織し連邦政府と戦闘に入った。他にも「フロリダ同盟」やオレゴンの毛沢東主義「新人民軍」も生まれていた。

アメリカは分裂した。

Img_82890

ちなみに、映画タイトル「civil  war」は内戦の意味であるが、この頭に「The」がつくと「南北戦争」を指すようになるそうだ。

南北戦争は現在に至るまで、合衆国史上、内も外も含めて、戦争で最大の死者数が記録されている。今回描かれた戦いが、それだけ大きな内戦だということも示したのか。

映画ではジャーナリスト3人と彼らに憧れるカメラマン志望の娘がスクープを求めてワシントンを目指す。

摩天楼の街を抜けると、眼前に展開するのは「ガザ」状態と言ってもいいような瓦礫化した街であり、死臭の漂う所だった。

Img_82734

たった今も内戦状態にある国はミヤンマーなどいくつかあるが、戦端が開かれるならばどこであろうと荒廃は、あっという間だと感じた。先進国といえども例外ではないだろう。

実際、この数年の間にみられたアメリカでの出来事を見ても頷ける。

トランプさん煽動の議事堂突入やら、最近では移民問題での州兵やら海兵隊による鎮圧などがよい例だ。

あの人の誕生日に国軍のパレードとはね!

映画は終盤で議事堂やホワイトハウスへの突入、そして大統領射殺で幕を閉じるのだが修羅場での人間性喪失などあっけないものだと強く感じた。

同時に現在のアメリカが映画以上に危うい状況にあることを実感させたことも間違いない。

そうこうしている内に、なんとホワイトハウスや議事堂を襲ったのは軍でなくて津波だって。

Img_83556

2023年制作映画「America Is Sinking」(邦題 アメリカ沈没)の映像だ。

この津波、北極圏の氷山崩壊によって引き起こされた。ただ原因がトランプさんの「石炭掘りまくれ策」により引き起こされるだろう絶望的温暖化ではなく、北極での磁場異常に起因するプレート活動の活発化と、太陽からの放射熱があいまって地震やら氷山の融解が発生したことからのようだ。

Img_83612

津波は太平洋側からも、大西洋側からも押し寄せ甚大な被害をもたらしていた。

そこで、科学者や軍人が考えた解決策が奇想天外だ。

アメリカの各地に深い穴を掘ってそこに海水を流し込むというのだ。

名付けて「水瓶作戦」。水瓶の穴の深さは16キロ。そして数は15か所だという。

時間は48時間しかない。どうするのだ。

Img_83490

出てきた答えが「モグラプロジェクト」で開発が進んでいた地中を掘って進み敵に奇襲をかける爆弾システムだ。海中でなく地中だけど魚雷のように進む爆弾「モグラ」だ。

漫画的発想だけど、つい最近アメリカ軍がイランの核施設爆撃に使った「バンカーバスター GBU-57」を髣髴させるではないか。もっともバンカーバスターは最大地下60メートルまで到達し対象を破壊する性能だそうだけどね。

まあ、映画も衝撃的だけど、現実も怖い事態が進行している。

トカラ列島の群発地震やウクライナの戦争、そしてトランプさんの諸奇策。

あれこれ穏やかに治まってくれることを願う!

 

2025年7月10日 (木)

王谷晶さん、「ババヤガの夜」で英ダガー賞の翻訳部門で輝く!

Img

河出文庫「ババガヤの夜」表紙

・・と、タイトルに書いてみたものの、実は恥かしながらだけど、王谷さんのお名前も、英ダガー賞たるものも、全く知らなかった。

7月5日土曜日の朝刊1面に王谷晶さんがダガー賞を受賞したとの記事が出ていた。最初は中国の方が何かの賞をとったのかと思った。でも、下に「日本作品では初」と出ていたので、これはワンさんでなくオウさんだ、いや続いて谷があるから、もしや大谷さんの字違いのオウタニさんだと気づいた。

続いて記事横の掲載写真を見た。なにかマツコ・デラックスさんに似た恰幅のいい男性かと見えた。気になったのでネットにアクセスして、ピントしっかりのカラー写真を見た。実は、なかなか美人の女性小説家だった。

Img20250707_172042289

 記事の書き出しは次のようだった。

『世界的に知られるミステリー文学賞、英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳部門に王谷晶(おうたにあきら)さんの「ババヤガの夜」の英訳版「The  Night  of  Baba Yaga 」(サム・ベットさん訳)が、日本作品として初めて選ばれた。』

Babayaga

王谷晶さんの人も作品も、全く知らなかったけど、以前、同じように日本でも世界でも評価され各種文学賞を受賞されていた方が新聞に登場した時もそうだった。多和田葉子さんのことだ。たまたま前回新聞小説を読みはじめたことを書いたが、その流れで2022年2月から毎朝お目にかかっていた新聞小説、タイトル「白鶴亮翅(はっかくりょうし)」、それが多和田さんの作品だった。ドイツ在住の作家多和田さんをこの時初めて知った。

王谷さん、7月8日に新聞文化欄(朝日新聞)で再び取り上げられた。タイトルは「争い絶えぬ世界 暴力描く意義」。そこにも本人の授賞式でのスピーチが紹介されていた。「リアルの暴力があふれている世界では、フィクションの暴力は生きていけない」だ。

正直なところ良く理解できなかった。

彼女が自問自答して出した答えは「暴力的、もしくはインモラルなフィクションを書いたり読んだりする自由には責任が伴うと思う。現実世界をより安全で、いいものにしていく意志なくして、フィクションの中の暴力やインモラルの存在意義はない」と言った。

でも、まだよくわからない。

調べているうちに文芸評論家鴻巣友季子さんの論評にたどり着いた。読んでみた。なるほどと頷けるものがあった。

サム・ベットさんの英訳も素晴らしいものらしい。

でも、やっぱり「ババヤガの夜」そのモノを読んでみたくなった。

早速近場の書店をのぞきに出かけた。

どの書店にも彼女の著書がない。6店訪れてあきらめた。

Amazonで注文した。基本的には書店に行き棚を探りながら物色する主義なので、やむを得ずの注文だ。

注文手続き完了。たまに利用すると、だいたい注文後数日で配達される。しかし、今回の作品、なんと、配達日が一ヶ月以上先の日付になっていた。しかもプレミアム価格だった。

それはともかく、猛暑が続く。

でも、今年も変わらず元気な常連生き物がやってきた。

Img_82267

アジサイの葉の上で休むハグロトンボ

毎年、今頃になると現れるカワトンボ科ハグロトンボ。どこで生まれ、どこで育ち我が家に飛来するやら。

毎年のことだけど、現れると一週間ほど我が家の草木で遊び、また消える。でも楽しみにして待っている。

そして、翌年確実に出現してくれる。御無事で!

 

2025年7月 3日 (木)

連載小説「夫を亡くして」が了となった。面白かった。北村透谷とミナの物語。

 朝日新聞連載小説「夫を亡くして」(著者 門井慶喜)が234話で了となった。

北村透谷と妻ミナの物語だ。

透谷の名は明治期の物書きとして時折目にすることはあった。でも、その著作や関係書籍を読んでみようとは一度たりとも思わなかった。ましてや、ミナの名など全くの初見だ。

そんなだったけど結構面白く読ませてもらった。

Img20250703_101654901

かつては新聞小説など、あまり読むことはなかった。読み始めることがあっても雑事にかまけて、つい読み忘れ、それが何回か続くと、連載完了を見ぬままになっていた。

そんなであったが、コロナのおかげかどうかは知らぬが、2020年の8月1日から連載が始まった「また会う日まで」(著者 池澤夏樹)を著者の作品への興味から読み始めて以来、習わしとなったかのように現在まで読みが続いている。もう5年だ!

Img20250703_105023534

このところ、目が覚めると寝床の中でスマホを使いデジタル版新聞の小説を読んできた。併せて、いくつかの短い記事も読むのだが、朝の覚醒促進にはいいみたいだ。配達されてくる新聞は日を改めてゆっくり読むようにしている。

小説の中身にもどると、透谷は25歳で自害して、ミナは留学後に教師になる。

タイトルが「夫を亡くして」とあるように、どちらかというとミナの物語だ。難解でなく、俗っぽいテーマもあって面白く読んだ。

226話から終章(エピローグ)に入った。

エピローグ3 (228話)で、ミナは14年勤めた豊島師範学校から品川高等女学校へ転勤した。8年間勤務し、定年を迎えたが再雇用され嘱託として働き続けた。

それから2年後の1933年5月16日。透谷の命日。

ミナは小田原に向かった。

エピローグ5~9 (234話)までに、透谷を顕彰する石碑の除幕式のことが述べられていた。

その石碑についてエピローグ6 (231話)に書かれていた。

神主の祝詞が終わって、発起人が石碑を覆っていた紅白の幕を落とした。

石碑を見たミナの第一声は「変なの」だった。

Img_80779

確かに「変だ」。

本文では次のように言っている。「ごつごつした石を何十個も集めて、山のようにして固めてある。ただしその中央に埋まった菱形の石だけは表面がなめらかに磨かれていて、そこに肉の細い字で『北村透谷に献す』と彫られていた」39年目の命日での顕彰だった。

Img_8075-2

そんなに遠くないところだったので、実際に行って見た。石碑の設置場所は移転されて小田原文学館になっていた。

あわせて墓もお参りしてきた。

Img_80545

Img_80601

曹洞宗高長寺だ。

Img_80656

Img_80667

きっかけはどうであれ、新たに何かにつながり、縁ある場所を知ることは面白いことだ。

Wikipediaで透谷について見た所、外部リンクとして青空文庫の作品リストを見ることができた。50もの作品にアクセス可能だった。

透谷の文章を一編読んでみた。「内部生命論」。

Img20250703_10011798

一見して難解。でも、よく見ると、どうも難解なのは展開しようとしている考え方ではなく、使われている用語みたいなのだ。文章の中に見られる言葉は今からすれば古語であり、漢文であり、それに現代語に近い単語が絡みつつ表現されている。例えば「枯燥」「経綸」「造化」等など。

透谷が誕生したのが明治元年(1868年)であり、そして亡くなったのが1894年、25歳だった。

標準語も確立していない時代だからね。

そんな言葉を現代語に替えてみると、それほど複雑で凝ったことなどを言っていないようにも思えてくるのだが、でも、それも、ちょっと違って、今でこそ一般的に論じるられていて、私達も馴染んでいる考え方に近いことからそのように感じるだけだろうな。例えばキリスト教、仏教、儒教などのとらえ方など。

透谷が亡くなって早131年だからね。当時にあっては、他の人には発想できなかったような論だっただろうな。

実際この「内部生命論」はA4用紙6ページの小論文なのだが、登場してくる人物が、ソクラテス、プラトン、そしてダンテやバイロンなのだから。よく引用できたものだと感じる。当時としては間違いなく斬新な論だったに違いない。

小説からだけど、いくつか新しい興味を持たせてくれた。

 

 

« 2025年6月 | トップページ | 2025年8月 »