「茅の輪くぐり」って知らなかった。近辺で「茅の輪」探しをしてみたら結構あったよ!
6月30日の数日前から新聞やネットで「茅の輪くぐり」と言う語が目についていた。
「茅(ち)の輪くぐり」とは神社の伝統行事のようだ。
記事では古来よりの伝統だったものが、少子高齢化などに伴う担い手不足などから実施できなくなってきたことも伝えていた。
なお、そもそもすべての神社が実施してきたわけでもないんだよね。詳しくは知らないけれど、同じく神社と名が付けど系統やら信仰などに違いがあるようだね。
私には神社はもっぱら祭の場だった!
私などは、幼い頃から最近まで、「茅の輪」も「くぐり」も知らなかった。実施する神社など近くになかった。見たことも聞いたこともなく育ち当然分からないね。
デジタル版新聞で「茅の輪くぐり」と記事検索をしてみた。なんと遡ること12年、2014年の記事までヒットした。各年とも、数件分の記事をまとめ、全国の神社で「茅の輪くぐり」が行われていたことを報じていた。
直近の記事は、地域の人達が宮司の呼びかけに応えて伝統行事としての「輪くぐり」を復活させたことを報じるものもあった。
そこで、我が住まい近在でどのくらいの神社が実施しているかを確認したくなり、ひとっ走りした。
もともと神々からは縁遠いものだった私は、鳥居などが主要道に面していて良く知られている神社は別として、何処にどんな神社があるかなどの知識・情報は無に等しかった。故に探索は一日では済まなかった。
結果、10神社も巡ることになった。
何と、そのうち4神社で輪をくぐることができたのだ。
複数の神々に祈るような、さもしい不埒な行動が怒りを呼んだのか、神罰が下ったかのように、その日の夕方から腰痛が始まってしまった。
何処の何という神社の名を出すことはやめよう。神々を比較したり、評価したりしたら、さらに神罰が下る。
素朴な印象から神々しいものまで様々な神社の個性を見ることができた。
ところで、そもそもこの催事はどんな謂われがあるのか。なぜ「茅の輪」なのか。
或る報道で見たら次のように説明していた。
無病息災を願う「夏越しの大祓」を行うために「茅の輪」を作るのだそうだ。
「夏越」って「なつこし」じゃないんだよね。
じゃあ「大祓」は「だいふつ」でもない。
「夏越しの大祓」で「なごしのおおはらえ」って読むんだって。
それでは「輪」は何を材料にどう作るのか。
かや=茅を材料にして作るのだ。茅、つまりススキ、チガヤ、スゲなどの総称だ。
だもんで、最初、私は「かや」の輪と読むものだと思った。「ち」なんだ。
ある新聞記事に作り方が出ていた。
それによると「農業用パイプを組み合わせて、直径2mや3mの芯を作って茅を巻き付けるのだ」そうだ。
何故、茅か?
「茅(かや)」の由来は物事を清め祓うものと言われ、輪になることで、よりたくましい強い力を持つのだそうだ。
そして出来上がった茅の輪を潜るのだけど、ちゃんとした作法があって左、右、左の順番に「8」の字を描くように3回潜って参拝するのだそうだ。
それでは「何故、この時期(6月末)」かと言う疑問には次のような答えがあった。
1月以来の半年にたまった罪や穢れ(けがれ)を祓い(はらい)、心身を清め、この後の半年の健康と厄除(やくよけ)を祈願する神事だって。したがって、6か月後の12月末にも執り行われる。
4つの神社の「茅の輪」を撮影し、潜ることができたのだけど、私の無知はともかくとして知らなくて当然でもあった。
4神社の内、一神社は今年から開始、そしてもう一つは昨年からで第二回目だった。
コロナ禍の中で、町内会やら、自治会の集まりなど地域住民の交流が少なくなっているこの時期、神、仏はともかくとして、人々が集まれることは良いことかもしれないな。
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