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2026年7月 2日 (木)

美術館の周辺も中々趣があった。感動しつつ石廊崎へ!

 仏教館の仏像たちの微笑みに見送られて外に出た。

庭の向うに観音像とアーティフィシャルな白糸の滝が見えた。

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周辺は小高い山が取り囲み、木々が生い茂っている。

右手山腹に向陽寺。

オブジェの横に寺への登り口が見えた。

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境内に入って驚かされた。

仏教館顔負けの石仏が立ち並んでいたのだ。

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なにか既視感があった。

3年前に下田公園を訪ねた際、ロープウエイに乗って着いた寝姿山で見た石像群だ。

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2023年6月16日撮影

ここでは石像群は海を見下ろしていた。

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2023年6月16日撮影

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しかも、似ていたのは林立した像ばかりではなかった。

寝姿山の像の傍らには、法隆寺夢殿を模した御堂(愛染明王堂)があった。

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ここでも、同じような御堂があるのだ。先の観音像の左手の小高い所に見えていた。下田達磨大師の建物の一つだ。

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寄ることができて、とても良かった。上原美術館には、改修が終わる2年ほど先にまた訪れてみるか。

仏像たちとお別れし、石廊崎に向かった。

石廊崎は下田市の隣町南伊豆町にある岬だ。

昔、小学生の頃だったろうか、父親の仕事関係の団体旅行で来たことを薄らと覚えている。

その当時は同じ天城越えでも、街道は整備も進んでおらず細い道がくねくねと続き、深い谷ぎりぎりにゆっくり進んだような記憶がある。大昔のことだ。

美術館を出ると、下田駅方面に向かった。駅傍の十字路を熱海方向とは反対に曲がり、数キロ走ったところで川の流れが見えた。流れに沿って下流に向かった。後で調べたら「青野川」のようだ。少し進むと海が見えてきた。

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突堤の先に何かが造られていて人もいたのだが、不思議な感じがした。

そこから、沖を見ると美しい光景が広がっていた。

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帰りも同じ道を来たのだが、行きとは逆方向から見えたのは、弓なりになった砂浜だった。

確信を持って言えないのだが、「弓ヶ浜海水浴場の南端」だったかもしれない。

海を眺めつつ一路、石廊崎を目指した。

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標識を見ながら前進した。最初に着いたところが「遊覧船乗り場」だった。

ちょうど遊覧から戻った船が桟橋に横づけになり客が下船していた。

駐車場の前で停めて様子を見ていると、切符売り場の叔母さんが声をかけてきた、「ここからも歩いて灯台に行けるけど、もう少し先の『石廊崎オーシャンパーク』の方が近いよ」と、わざわざアドバイスをくれた。

街中では、こんな風に気を回してもらう機会は少ない。

礼を言って車を走らせた。

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駐車場に入った。向うに灯台が見える。

石廊崎オーシャンパークだ。

先に触れた父親たちとのバス旅行で訪れ、記憶していた灯台周辺と、全く違う印象だった。

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14時近くになっていた。遅い昼食をとることにした。

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海鮮かき揚げソバだ。美味しく、値段も手ごろだった。

オーシャンパーク休憩棟の入り口の反対側の扉が灯台へ続く遊歩道に続いていた。

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先ずは石室(いろう)神社の鳥居をくぐる。

しばらく歩くと、断崖絶壁と紺碧の海が見えてくる。

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灯台に近づいた。

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1871年にイギリス人建築士ブラントンによって建てられたというから、もう155年も経っているのだ。

さらに進むと、石室神社の社殿がある。

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この階段を下る。

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社殿の屋根だ。

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なかなかの迫力だ。

そして先端まで行った。

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ここには海上安全の神・熊野権現が鎮座しているのだ。

戻ろうと歩き始めた所、なにか神々しいものが目に入った。

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百合のようにも見える花が、土もわずかな岩の間から枝もなしに開花していた。初めて見た岩に咲く不思議な花だった。

上原美術館、石廊崎、とても良かった。

明るいうちに再び伊豆縦貫道に乗り、帰途についた。

※そういえば、先日の台風7号、8号襲来の6月27日、所々で被害をもたらしたのだが、石廊崎から半島西海岸を北上した地にある波勝崎で土砂崩れがあったと報道されていた。そこの「モンキーベイ」というエリアに野生のサルたちが生息している。無事だったろうか。石廊崎も大丈夫だったろうか。神々しい花は?ちょっと気になるな。※

 

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