スターも人間。疎外感を抱えていたのだ。
秋山登さんという評論家が先日このブログでも触れたビートルズのジョージ・ハリスンの映画を論評していた。
三時間半に及ぶ長尺映画の中でスター集団ビートルズの中にありながらジョージが疎外感を味わい、インド哲学や麻薬にはまっていく姿が描かれているようだ。
いい曲を世に送り出した圧倒的に才能あふれたジョージであっても、レノンとポールの中にあっては浮かばれなかったのか。
ここで、一般人として何を考えなければいけないのか。
世の中は関係性の中で成り立っている。人間は社会的動物だとはよく言われる。
どこかに、必ずアイデンティティーを貫ける場所があるはず。
世の中を広く知ることが大事だな。
そうすれば、隣近所では見つけることができなかった居場所がきっと見つけられるのだろう。
狭い範囲で俺はダメだなどとひねくれて自己研鑽も放棄するよりも、居場所を見つけ、自己研鑽と自己実現を続けられるならば想定外の未来が開けると思うのだが。
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