世の中には驚かされることがあるものだ!
我が家の改装工事も一段落し新に取り付けられたクローゼットに、押入れの中にあった物を確認整理しながら収納している。
何年も段ボールに入れっぱなしだった物などは、日常的には不用であり、捨ててよいのだろうが、思い出につながるかなと頭に浮かぶと躊躇する。
てなことに、とらわれていると整理に時間がかかるのだ。そんな作業中、不思議な写真を見つけた。
出初式のパフォーマンス? いや、忍びの者じゃない?
それにしては空に近すぎる。
どうも送電線の上のようだ。
この線、今も我が家の灯りや冷暖房システムのエネルギー供給電線としてしっかり頭上に見える。
このアクロバット写真は確か架線の定期的メンテナンスだったと思われる。それにしてもサーカスだ。
送電線の鉄塔の高さは一般的には15mから55mだそうだ。
我が家の近くの鉄塔は傍に立つ二階家と比べ5倍ぐらいの高さだった。
彼らがいる空間は地上からおよそ40m位になるのだろうか?足がすくみそうだ。
まったく驚かされる。
そう言えば、襲来した台風が各地に多くの被害をもたらした。その中でも、水道管破損に加え、電線の切断も各地であり、断水、停電が続いた。おまけに台風六号では沖縄の諸島間の船便がストップし、食料の確保も大変になった。冷蔵庫、クーラーも使えず、さぞかし大変なご苦労だったことと思う。
復旧が始まれば上のようなアクロバティックな架線工事がやられるんだろうな。怖い事も厭わず工事に携わってくれる方々の存在は本当にありがたい。
ただ、台風7号が日本列島に向って不穏な動きをしている。思いっ切ってUターンしてくれればうれしいのだけど。
もう一つ驚いていることは、最近の日本列島を襲う台風の動き、コースだ。
台風6号などは発生からしばらく西に向かっていて台湾直撃だと思っていたところ、いきなり東に方向転換し沖縄を襲い、九州・四国に向った。そしてまさかの朝鮮半島縦断だ。
天気予報等を見ると最近は気象予報士のお姉さん、お兄さんがとても分かりやすい説明をしてくれるので、素人ながらこの急転換が高気圧やら偏西風などによることだと納得するのだけどね。
それにしても、今年の夏は凄い。統計を取り始めて以来の雨量の多さ、気温の高さを更新したようだ。
だからだろうけど花々も例年と違った成長をしている。
我が家三種目のユリ、高砂百合の伸びが凄い。背丈2m20cmにもなった。
脚立に乗って撮影した。
ゼフィランサスも滅多にない一斉開花だ。
雨上がりにハイビスカスが艶っぽい姿を見せてくれた。
今日は10日。明後日に飲み会が予定されている。台風の急旋回を祈る。
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