彼岸の入りが20日、なんと曼殊沙華(彼岸花)が、 名にふさわしく彼岸の3日前、17日に開花した!
このところ自然の怖さをいやと言うほど見せつけられている。
雨量が凄い。
一晩で例年の一か月分も降ったとか、アンダーパスで車両から脱出できずに亡くなった等の報道が続いた。
台風が通常のコースであれば、そのまま北に抜けていくところが、行きなりUターンをするなど、私にとっては前代未聞のことも発生した。
1年前の台風22号進路(ウエザーニュースより)
2026年 台風24号の動き
そんな気候変動から来る異常の結果なのか、果物や野菜そして米の成長にもマイナスの影響が出ていると聞く。
わが家の、花や木々もいつもと違うようだ。
とりわけモッコウバラが凄い。何がかと言えば、枝の伸び方が凄いのだ。通常、花後しばらくの間、枝をあちこちの方向に伸ばし成長を始めるのだが、今年はその伸び方が尋常でないのだ。
雨に加えて持続する高い温度などが成長に具合が良いのか、それとも花木がこれからの行く先を憂いて、今伸びなければ今後は分からんと寸暇を惜しまず伸びようとしているのだろうか。
整えられた樹形から枝がはみ出そうとするのなら、間をおかず剪定したいのだが、用事等が重なり数日放置してしまうと、驚くことに1メートルを超えて伸びてゆくのだ。
数日そのままにしていたら早こうだ!
まったく、この植物の細胞分裂と増殖の凄さには度々驚かされる。
もう一つ、似たように凄いと思うのがヘンリー蔦だ。
この蔦も、鳥が運んだのか、風の仕業なのか判然としないのだが、いつの間にか芽を出しブロック塀を覆い始めた。
最近、近辺で見る戸建の新家屋は美しい塀に囲まれているものが多い。
でも、一昔前は無味乾燥なグレイのブロックを積み上げるものが多かった。それでも、頑丈な塀ができたと喜んだものだけどね。
その色彩感ゼロの塀に、いつの間にかに美しい緑葉が覆い始めたのだ。
自然の恵みだと歓迎した。でも、隣家との関係もあるので、ブロック塀を超えて頭を出しそうな蔓は切り取るようにした。
ところが、この蔓も成長が早いのだ。夏の初め頃から、朝起きて様子を見に行くと、ほぼ確実に伸びが始まっているのが見つかる。
雨降りなどで、切らずにいると直ぐに上掲の写真のように、嬉しそうに伸びているのだ。しかも、凄いのは吸盤を持つ気根だ。・・・え、植物に吸盤?とくるね。
細い茎状のもの‥髭か?その先の色のついたところ吸盤?
「気根と吸盤」について調べた。解説では「巻きひげの先端が吸盤状」と表現されていた。素人的には細く髭のように伸びたものが岩やブロックに張り付いているのを見ているので、「巻きひげと吸盤」との言い方が分かりやすく、すっきりした。
ブロックは砂と砂利をコンクリートで固めたものなのだが、吸盤とはいえザラザラの表面に良く張り付くものだと関心する。
さて、タイトルに書いた「曼殊沙華」、別名「彼岸花」の話に移ろう。
この花の生態も面白い。冬の時期は球根状の塊が土から頭をさらけだしている。それが数か月間も続く。
そして、この彼岸が近づくと、その球根状の所から柔らかそうな茎がスーッと伸び始める。
その後、茎の先端に蕾のようなものが着く。しばらくすると花となる。
面白いのは、花が満開になってさえも、葉らしきものは何処にも見えない。
花が終わり、暫くすると、単子葉植物独特の長い葉がスートと伸びてくる。しかも鬱蒼と。そして枯れ、球根状のものが残るのだ。
今年は、もう一つ違うことが起きた。
先週初めにスーっと、茎が伸びてきた。
それから5日後ぐらいだろうか、開花した。彼岸の入りに間に合った!
ところが例年赤が先行するのだが、今年は白だった。
上掲写真で見られるように、赤が咲きだした時は既に白はかなり咲いていた。
そして、今は。なかなか美しい!
猛暑が少し緩んだのか、昆虫たちが蠢き始めた。
久しぶりに河蜻蛉と再会した。
彼は、私が見る限りでは、常に単独行動だ。
そんな昆虫たちは、猛暑が緩んだ今日この頃、花々の蜜を吸いに来ている。
中でも、「人気」でなく「昆気」あるのがランタナ(七変化)だ。
ランタナは我が家でも、一番長く花を楽しませてくれる。
先日、なかなかすごい蜜吸いを目撃した。
芙蓉の花の中に入り込み、奮闘していた。
最初、花から出られなくなったかのように、奥の方でもぞもぞして四苦八苦しているよう見えたけど、なんとか上掲のような態勢にもちなおした。
この昆虫、何者かと調べた。
何と、クマ蜂だって。フルネームは「キムネクマバチ」。
羽音が大きく、見た目もいかにも強そうで怖い。
子供の頃、姿を見ることはほとんどなかったけど「クマンバチ」と呼び、恐れた蜂と同じかな。
でも、性格は温厚なんだって。さらに面白いことに、人を刺す針はオスは持っておらず、メスだけが武器として針を持っているんだって。
今年もう一つ特筆できることはハイビスカスのことだ。
例年に比べ、花を咲かす期間が長いことと、一度に咲かす花の数が多いことだ。
最も、彼らに対しては我々の過保護もあるのだけど。
鉢で育て夏場は、外に出す。でも、強い雨にやられないようにしっかり軒下に移動し、寒気を感じれば室内に移す。これじゃ、ハイビスカスも生きたいように生きていけないよね。
気候変動だとか異常気象も絶対に食い止めねばならないけれど、もう一つ自然界に異変をもたらす、人間の過干渉も何とかしなければならないのかも。






































































































































































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